R55女性あるある

R55世代(50~60代)女性の、心身や環境の変化・長年の仕事での経験・主婦目線での生活など綴るブログ

ぐるっとパスで美術館巡り。ペリーを見ていた木に出会う

今年の夏、コロナ感染者は爆発的に増えていたし、親の介護もあるために遠出や旅行などには行けません。

そこで東京や神奈川など近場の美術館などを巡ってみようと思い、「ぐるっとパス」を購入して何箇所か行ってきました。

【目次】

お得な「ぐるっとパス

正式には「東京・ミュージアム ぐるっとパス2022」と言って、101か所の美術館や博物館などに無料または一部割引で入場できるものです。(ちなみに関西にも「ぐるっとパス関西2022」がありますよ)

2,500円で有効期限は2ヶ月間、その間であれば対象のどの施設にも入れます(ただし同じところは一回のみ)。そのためあちこち行けば行くほどお得になるわけです。

今回はその中で印象的だったものをご紹介したいと思います。

みなとみらい「横浜開港資料館」

まずは横浜開港資料館です。ここは、横浜の みなとみらい線 日本大通り駅に隣接した場所で、近くは海(山下公園)という良い場所にあります。

以前この旧館は英国総領事館だったそうで、洋風建築のとても趣のある建物です。 

館内には横浜の歴史(近代史)がわかる様々な資料が展示されており、 昔を偲ばせる興味深いものがたくさんありました。

資料類もさることながら、私が感動したのは中庭に大きく枝を広げた「玉楠の木」でした。

歴史を見てきた玉楠の木

この木は江戸時代にもここにあり安政元年(1854年)の日米和親条約締結がこの玉楠の木の近くで行われたといいます。

日米和親条約って皆歴史で習ったはずですが覚えていますか?

あのペリーですよ! 江戸幕府アメリカの使節としてやってきたペリー一行により、下田・箱館の開港が規定された条約です。

その時の絵がこれです。 

ペリー提督横浜上陸」という絵で、

ペリー御一行が中央あたりで行進しています。背景の港にはずらっと黒船が何艘も停泊していますね。

向かって右の方にはものすごい人数の村人たちが見物に押し寄せていますが、その右上に大きな玉楠の木が描かれています。

これが上の写真の木そのものなのだそうです。それを知ってとても感慨深いものがありました。

あなたは今までずっとここで日本を見てきたんだね。江戸時代も、この絵の後文明開化でガラッと変わった日本も、関東大震災で焼野原になりあなたも焼失したのにまた根を張り復活し、のちの世界大戦にも耐え、そして近代化していった日本を見続けてきた…私たちが死んでもあなたはこの地で未来の日本を見続けていくんだね。どんな日本を見るんだろう・・・なんて感慨に耽っていました。

この玉楠の木は、建物の中庭にあるため四方を壁で囲まれていて外からは見えません。機会があれば是非一度、横浜開港資料館に入場して実物をご覧になって歴史を感じてみてください。

カバンの奥底にあった手動式携帯充電器に救われた日

今週のお題「カバンの中身」

電車通勤の移動中に何かあったら身動きが取れなくなります。そんな"もしもの時"のためにいくつか防災グッズを常に通勤カバンに入れています。これは2011年3月11日に身に染みた経験があったからです。

【目次】

東日本大震災の日、ひとり出先で

その日、15時に仕事のアポがあり初めての場所に向かっている時に東日本大震災に遭遇しました。

震源地の東北とは比べ物にならないとはいえ、首都圏も震度5強とかなり大きく長く揺れ、その後は皆知っての通りです。

アポの相手には結局会えずじまいで、私は「今夜はもう電車は動かず帰れないだろう、大混乱でむしろ動かない方が安全だろう」との直観で、最初からどこか近くで一晩過ごせる所はないか探し始めました。

当時はまだスマホというものがなくガラケーの時代です。通話はすでに一切どこにもつながらなくなっており、LINEのようなツールもまだありません(LINE誕生のきっかけが東日本大震災ですからね)。

そのため何がどうなっているのか状況もわからず、知っている人もなく、ひとりで心細く不安でした。

その時、カバンの奥底に入れてあった手動式のアナログな携帯充電器が唯一の心の拠り所になったのです。

カバンの奥底にあった携帯充電器

「そんなもん持ち歩いてるの?」当時は友達から笑われていました。私も真剣に考えてというより、何か便利そうなものをもらったので何かの役に立つかな程度の気持ちでカバンに入れてそのままになってたと言った方が正しいかもしれません。

それを本当に使うことになるとは思ってもいませんでした。
    
夜になり、この先どうなるのかわからない中で独りという状況で、携帯の充電が切れてしまうことが一番の恐怖でした。

一晩過ごした場所にはコンセントはほとんどなく、そのわずかなコンセントをめぐり大勢の帰宅難民による争奪戦がおきていましたが、私の手元には充電器がある。これがどれだけ安心感をもたらしたか。

私は充電器の取っ手をぐるぐる回し続けました。摩擦で結構重くて回すのは疲れます。それでもジージーと音をさせながらひたすら巻き続けました。安物だからか10分位回してやっと1~2%程度充電ができるか否か程度しか発電しません。

それでも黙々と回し続ける行為自体が、頻繁に大きな余震が起こる中でも心を落ち着かせてくれていたような気がします。

明け方に電車が再開、のろのろと帰路に着きもうすぐ家だという頃、届かずに溜まっていた家族や友達からの着信履歴やメールが一気にまとまって届きました。少しぐっときて「遅いよ」とつぶやきながら、皆無事でいられたことに心の中で感謝していました。

そして今、カバンの中に

そんな経験を経て今、充電器は蓄電池に変わりましたが、他にもプロテインバーや100均の携帯トイレアルミシート(寒さ対策や目隠しになる)、サインペン10円玉(震災時公衆電話はそれしか使えない)他、そういったものを通勤用カバンに入れています。

地震も電車内の想定外の事件や事故も、"いつ何時"の可能性は残念ながら一層高まっているかもしれない今、どこまで役立つかわからなくても持っていること自体で安心を得ているのかもしれません。

(ご参考↓)

思った以上に便利だった、タクシーアプリ「GO」

私は滅多にタクシーに乗ることがないのですが、ここ最近立て続けに必要が生じたため、タクシーが呼べるアプリ「GO」をダウンロードして初めて使ってみました。

これは「どうする?GOする!」 という竹野内豊さんのCMでおなじみの、必要な時にスマホですぐタクシーを呼べる便利なアプリです。

使ってみると結構便利!だったので、ご存知ない方にどんなものか紹介したいと思います。

【目次】

ざっくりとアプリの使い方

アプリを開いて「今すぐ呼ぶ」というメニューを押すと、どこからどこへ行きますか?と聞かれるので、乗車地と行き先を指定します。自宅やよく行く先などは事前登録しておくこともできます。

乗りたい場所を地図上のピンで示すとその瞬間、あと何分ぐらいでタクシーが到着できるかの目安時間が表示されます。

もしこだわり条件があればそこで色々指定できます。例えば「タクシー会社」を選んだり、スライドドアや車椅子対応といった「車両タイプ」を選んだり、今までの利用者が運転手さんを評価した「優良乗務員に限定する」といった選択ができたり。

で「GOタクシーを呼ぶ」 ボタンを押せば即配車、準備できたと表示されたらもうタクシーが向かっていることが地図上でわかります(車の絵が動いてどの辺りにいるかわかる)。

そのタクシーの会社名とナンバープレートも表示されていますので自分のタクシーがどれか分かるようになっています。

最初に示された目安時間通り「まもなく到着します」との表示が出て、本当にタクシーが来たので最初は何だか感動しました。

    

最初のアプリ設定時に、支払い用のカード設定をしますので、降車時に支払う必要はありません領収書はアプリから自分でダウンロードできます。(車内決済で現金払いも可能)

その場で呼ぶ以外にもAI予約という事前予約機能もあります。ただこれはまだ使える都道府県が限定されていたり、別途料金がかかるので私はまだ使っていません。 

このアプリは高齢者にこそ向いている

テレビCMでは「GO」はビジネスシーンでの利用をイメージしているようですが、私が今回「GO」を使い始めた理由は親です。高齢者にこそ便利だと思ったのです。

親はアプリを使いこなせないと思われるので私のスマホにインストールし、私が親の必要に応じて操作しています。

普段は自家用車ですが運転できない時、高齢者の電車を使った移動は本当に苦労します。まず駅まで行くのが大変。

駅についてもエレベーターまで、私ならものの10数秒で行ける距離も、親は杖をつきながら休み休みでしか進めないので数分もかかります。それも足元がおぼつかなく転びそうで危なっかしい。車内も混んでいたり座れなかったら、気が気ではありません。

そのためやはりタクシーを使うのが一番便利で安心なのですが、親は耳もほとんど聞こえないので、一人の場合まず電話でタクシーを呼べない。オペレーターとの会話が困難なのです。タクシー乗り場からの乗車でも、行先がわかりづらい場所だと運転手さんとの行き先のやり取りが厳しい。

娘としては、高齢者一人で、わざと遠回りなどされたりしないかとか、支払いは大丈夫かいったようないらぬ心配もついしてしまいます(疑ってすみません…)。

こういう不安をこのアプリは解決してくれるのでとても便利だと感じたのです。

「GO」のメリット

乗車地と行き先を先に見て来るわけですから地理がわかる運転手さんでしょうし、車内で説明する必要もありません

設定距離から計算された想定金額が事前に表示されているので、もしあまりにかけ離れた料金だとおかしいことに気づけます。

車内で支払う必要がないのでお金のトラブルもなさそうですし、万が一忘れ物落し物した場合もいつどのタクシーに乗ったか記録が残っていますのでそういう面でも安心です。

利用後に運転手さんをアンケート評価しますので評価が低くなるようなことはしづらいだろうということもユーザーとしては安心材料になっています。

親が一人で移動する時、少し遠い病院から家に帰る時など「GO」の出番です。病院は事前に終了時間がよめないので予約ができません。親が「終わった、帰る」と私に連絡入れれば、私はオフィスの自席で無言で30秒でタクシーを親のいる病院玄関前に数分で呼べるのです。(実家も病院も事前登録してあるので)

乗車中か、到着したかも表示でわかるのでむしろ私が一番安心なわけです。

ただし、迎車料金やら有料サービス料金などで普通に乗るよりちょっと高くつきます。仕方ないですね、安心代だと思いましょう。

以前海外旅行に行った先でタクシーに乗る時、外国語のわからない私は不安でした。ボッタクられるんじゃないかという警戒もしました。ですから訪日外国人にもこのアプリはきっと役立つと思います。(日本語表示ですがね・・)

「GO」の回し者ではないですがほめ過ぎですかね。でも同じような悩みを抱えている方には選択肢のひとつになるかもしれませんよ!

(もしこれ読んでGOを使ってみようと思った方は、登録時に私の紹介クーポンコード「mf-3ej3vf」を入力すると2000円分の割引クーポンが付与されますよ。個人情報はわからないのでご安心を。)

日本の四季はどこへ?どこで季節を感じる?

思い起こすと今年は6月に「梅雨はどこ?」と言うほどいきなり真夏の様相でした。7月の東京は観測史上最長の猛暑日を記録し、かと思えば雨が続き気象庁は後付けでそれを梅雨と発表。9月も暑い、10月に入ってもまだ半袖!と思いきやいきなり真冬の寒さ!…みたいな感じで翻弄されっぱなしですね。日本の四季は一体いずこへ。

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季節を最初に感じるのはなんとダイソー

昨今、日常生活の中で日本の季節を最も早く感じるのは100円ショップのダイソーかもしれません。

ダイソーでは2~3カ月先の季節やイベントに合わせた関連商品を店の入り口付近や最も目立つ場所に展示しているので、店の近くを歩くだけでもそれらが目に飛び込んでくるのです。

現実の気温や天気はどうも季節のうつろいがわかりづらくなってきているけれど、この店の中には少し先の季節や行事がシンボリックにわかりやすく示され、「四季とはこういうものなんだよ」と教科書の役割をしてくれているみたいです。

2月には一面桜(ピンク色)の商品が並び「あぁもうすぐ春かぁ…」と、ちょっと心が動く感覚を得ます。

夏関連商品が終わる9月には、店の入り口付近は紅葉をデザインした商品やハロウィングッズで埋まりました。今はそれも徐々に縮小していて、すでに来年のカレンダーや手帳が並んでいます。そして、じきにクリスマス関連商品が棚一面に並ぶことでしょう。

    

昔はこういう感覚はスーパーで感じていました。初物や、旬の野菜や果物が出ているのを見て「秋だなぁ」とかね。今ももちろんそういう面はありますが、栽培技術や輸入の変化などにより、店頭に一年中並んでいたりして、昔ほどの"旬"を感じることが少なくなっている気がします。

あとはテレビCM。これからおでんやシチュー、風邪薬、布団などの宣伝が増えてくることでしょう。

今年の紅白司会者

そして10日にはNHKが「第73回紅白歌合戦」の司会を発表しました。これも「え、もう紅白?もうすぐ今年も終わりかぁ…」という季節を感じるサインです。

紅白の司会は3年連続で大泉洋、初の橋本環奈、NHK桑子真帆アナ。

大泉洋大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で源頼朝を演じたから、紅白でも絶対このネタ盛り込んでくるでしょうね。

"紅白"対抗というのは元々源平合戦の、平家の赤旗・源氏の白旗が由来ですから、源氏の大将 源頼朝として大泉洋が白組だったらぴったりですね。

その「鎌倉殿の13人」ですが、面白くて毎回楽しみに見ています。これまで正直ほとんど知らなかった(というより興味が持てなかった)鎌倉時代や源平、北条などもちょっと面白く感じて、歴史を再度見直してみたりしています。

ただドラマと違って現実はもっともっとシビアで凄惨な世界だったのでしょうけれど…

なんだか久しぶりに鎌倉に行きたくなりました。鶴岡八幡宮に「鎌倉殿の13人 大河ドラマ館」があるというので行ってみようかな。

「見た目年齢」格差はなぜ起きるのか?

最近多忙と、少し調子も悪くて久しぶりの投稿になります。無理せずゆっくりペースで書いていきたいと思います。

さて、50代も半ばを過ぎると本当に見た目の個人差というのは大きいなと感じます。

会社でも、ずっと年上のおじさんだと思っていた社員が結構な年下だと知って愕然としたり、逆にいつもエネルギッシュで見た目も若々しい先輩もいて、本当に見ただけでは年齢は計れないなーという実感があります。

【目次】

「見た目年齢」格差はなぜ起きるのか?

この記事には、その原因の一つに食生活がある旨書いてありました。

「70代からの元気力」著者の和田秀樹医師は経験上、見た目年齢が老け込んでしまった60代の患者さんには"タンパク質が少ない"場合が多いと言うのです。

見た目年齢が高い人は意外に健康志向が高く、和食党が多いとのこと。

理想的な食生活も、そればかりではダメ

みそ汁、納豆、漬物、蕎麦うどん、野菜の煮物、煮魚、鍋物…というような毎日の食事は血糖値やコレステロール値を正常に保てる理想的な食生活といったイメージがありますが、そればかりを続けていると、逆に肉体的・精神的な老いを加速させることもある、とあってちょっと考えさせられてしまいました。

90歳代でも元気に過ごしているおじいちゃんおばあちゃんが「好きなのは肉。今も毎日肉を食べている」と言ってるインタビューを時々テレビでもみかけるし・・・

    

すっかり食が細くなりガリガリに痩せてしまい、筋力が衰え圧迫骨折を繰り返す親を見ていると、肉が好きでよく食べるという高齢者は、それ自体が元気である証なのでしょう。

もちろん何事も過ぎたるは及ばざるが如しだけれども、ある程度年齢を重ねたら、健康に良いからといって野菜やあっさりしたものばかりを取っているだけだと、タンパク質不足に陥って一気に老けてしまうリスクがあるということも念頭に置いておいたほうがいいようですね。

見た目だけではなく、生きる活力みたいなものにも影響があるような気がしています。

コロナ症状その後

抗原検査でコロナ陽性反応が出て以来、個室に隔離状態の夫。熱の出始めからどんどん上がり39度までいったけれど解熱剤を2回飲んだら翌日には平熱に戻り、2日で症状はほぼ良くなったので、本人は「擬陽性だったんだよ」と主張していましたが、今回再検査をしてもやはり陽性。一縷の望みはたたれ、可哀想ですが隔離政策は継続中です。

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万が一に備えて食料を買い込む

そのため私は、よく言えばホテルのルームサービス、または牢収監者への食事提供のごとく、お盆に載せた食事を日に3度ドアの前に運び続けています。

夫が「熱が出た」とLINEしてきた日、私は会社で勤務中でした。同僚に説明して早めに帰ったのですが、

この時節柄です。もし夫がコロナだった場合私も濃厚接触になるでしょうから最低5日間は家から出られなくなる恐れがあります。そのため帰りしな、万が一に備えて食料を多めに買って帰宅しました。

さらにもし自分も寝込むようなことになったら料理などできないだろうから、チンで食べられる冷凍食品や、のど飴・豆腐・茶碗蒸し・プリン・アイスなど喉越しの良い柔らかいものを多めにカゴに入れました。(以前ネットでコロナ体験談を読んでいたので参考にしました)

いわゆる風邪の鼻症状

夫の発症2日後に私も発熱したし様々な不調が出たので「そりゃうつるよね」と思ったのに、3日間抗原検査しても3回とも陰性…。いっそ私も陽性反応が出てしまえば隔離など不要であれこれやることが減るのですが、下手に陰性なものだから、今日か明日かと検査を続けることに。

症状も夫とぜんぜん違うし、もしや私はいわゆるただの風邪なのか!?

まぁ心の中ではコロナだと思ってはいますが万が一違った場合、油断して警戒を緩めた結果、結局感染したら目も当てられません。だから今もなお家庭内別居を続けています。

    

私も久方ぶりに、熱・くしゃみ・鼻水・鼻づまり・咳の豪華5点盛りを頂戴したわけですが、やはり熱は2.5日程度で落ち着いて、その後メインでつらいのは鼻と喉の症状です。

特に鼻水がひどいのです。それによって鼻づまりやくしゃみもおこり、またそれが痰になり咳も出る。

カニズム的に、鼻をかむのが正解

鼻や喉の症状が出るパタンは、コロナインフルエンザ風邪も皆同じで、ウイルスが鼻や喉の粘膜に付着することで始まるわけですから、今回の症状を少しでも早く改善するヒントをと思って風邪症状の出るメカニズムについて確認してみました。

この詳しい説明を読んでふむふむ納得。

これによると、大量の鼻水や鼻づまりはウイルスを排除するために自ら炎症を起こした結果。いわばウイルスと必死に戦っている証というわけです。

であれば、正しいのは症状を薬で抑えるのではなく、自分(の免疫)を信じて出てきた鼻水をひたすらかむことではないでしょうか。

多くの医師も「風邪に効く薬などないから本音をいえば薬はできるだけ出したくない」と言っています。

もちろんこれはあくまで普通の風邪の場合で、コロナは他のリスクが多々ありますから全部が同じと言っているわけではありません

ただ私は現段階で、息苦しさなど他に症状がなく一番ひどいのが鼻症状なものですから、ある程度この考え方が生かせると思ってティッシュの箱を抱えています。

そしてきちんと栄養とってよく寝るべきなのです。そうしないとウイルスと戦うエネルギーチャージができないのですから。でも食欲もあまりないしちゃんと眠れない私にとってはこっちの方がずっと大きな問題なのです。

ついにコロナが我が家にもやってきた

ただでさえ仕事と家事と親の世話や実家の用などで全く時間がとれず、なかなかブログを書けなくなっているところ夫がコロナ感染。自宅療養のため、私が感染しないようにさらにあれこれやることが増えました。その2日遅れで自分も具合が悪くなって・・・

【目次】

コロナの感染力の強さ

コロナは高齢基礎疾患だらけの親にうつしたら大変なことになるとこの2年半ずっと人一倍気をつけ、飲み会はもちろん、旅行にもイベントにもどこにも行かず過ごしてきましたが、その努力もむなしく…

今回のオミクロンの感染力はほんとヤバい。ここまで徹底して注意していてもうつるわけです。夫もマスク・手洗いの徹底も人混みを避けることも続けていて思い当たることは何もなく、どこで感染したか全くわかりません。

心配の種だった親は基礎疾患の悪化で先月入院したのですが、大部屋に移ったとたん他の患者にコロナをうつされてしまいました。いわゆる院内感染ですね。その報告に驚きましたが、4回目のワクチンを打ったばかりだったのと、入院中ですから元々の治療に加えコロナも即対策をとってもらえ常に経過を診てもらえたという点は不幸中の幸いで、軽症で済みました。

しかし家庭内は無理ですね。寝起きを共にしている家族の誰かが発病した時点で、すでに十分ウイルスを共有してしまっているわけで防ぎようがない

    

オミクロンじゃないのかな?

夫は39度まで発熱し苦しそうでしたが2日でおさまりました。その頃から私もなんとなく具合が悪くなってきました。

喉の痛みからはじまり、頭痛体の痛み、翌朝に7度台後半の熱(といっても平熱が低いから普通の8度台に相当かな)。頭痛は1日で収まったけれど熱はだらだら続き、そこからはなんといっても鼻水!今もティッシュの箱を常にそばに置いて鼻をかみまくりです←今ここ。

これってオミクロンBA.5株の症状に思われるのですが、抗原検査3回やっても陰性なんですよ。(夫は1発で陽性でしたが)

でもこの症状はなんか懐かしいというと変ですが、以前はしょっちゅう経験していたやつ、"熱も出たちょっとこじらせた風邪"って感じなのです(今のところは)。

「そういえばこの数年、風邪ってひいたことなかったな…」と思い返しました。風邪もウイルスが原因だから、ここまで徹底的に皆がウイルス対策していれば風邪もひかないものなんだな・・と改めて感じました。

BA.5株は完治まで1週間程度かかるようなのでまだしばらく注意は必要ですが、自宅で乗り切りたいと思います。

東京より大阪の方がうるさい?セミの鳴き声

毎日蝉が鳴いています。緑の多い場所を歩くと驚くほどのセミの大合唱に「あー夏だな」という風情よりも「あーうるさい」と感じてしまうほどです。

【目次】

セミの鳴き声は約80デシベル

このなかなかの大音量、蝉の鳴き声はおおよそ70~80デシベルあるそうですが、これが束になって頭上に降り注いでくるわけです。80デシベルというのは ”大きないびき”や、”電車内の音”と同じ程度といいますから、なかなかのうるささです。

「大阪のセミが東京のセミよりうるさい理由」というネット記事が出ていました。

海原やすよともこ”の漫才に「東京の女の人は声が小っちゃい。大阪はデカイ」というネタがあるのですが、「セミもかよ!」とそれを思い出して笑ってしまいました 。

この記事の真相は、東京で多い「アブラゼミに対し、大阪で一大勢力を築いているのは「クマゼミだということ。

このクマゼミは、アブラゼミやミンミンゼミと比べてガタイがかなり大きく黒い色で、まさに“クマ”のよう。鳴き声も他のセミより大きいというので、大阪のセミの方がうるさいと感じる所以のようです。

    

6月の猛暑に「何か足りない」

今年は梅雨が短くすでに6月にも猛暑の時期がありましたよね。あの時の天気も今と同じようなまさに真夏の日差しだったのですが、外を歩いていて「何かが違う…」と感じていたのです。よくよく考えてみると、それは蝉の鳴き声がなかったことでした。

こちらは関東圏なので一番よく聞くアブラゼミや、ミンミンゼミのミーンミンミンミンミンという鳴き声が全く聞かれませんでした。うるさいと感じる鳴き声も一切無いとなると、何か忘れ物をしたような何となく足りない気分になるんだなと、その時思ったものです。

7月半ばからはもう毎日大量のセミの大合唱、気温が全く下がらない夜になってもまだ鳴いているありさまです。

セミの名の由来

ところでセミなぜセミというのか不思議に思って調べてみると、「蝉」は漢音で「セン」といい、クマゼミの鳴き声「シャンシャンシャン」に由来するそうなのです。

「シャンシャンシャン」→「センセンセン」→「センセンと鳴く虫」→「センムシ」→「セム」→「セミ」となったとありました。

名前は中国からの輸入のようですが、シャンシャンシャンという鳴き声が元というので、日本は元々クマゼミの方が主流だったのでしょうか?それとも名前が入ってきた西日本にいたのがクマゼミだったからかな。

暦の上ではすでに昨日は「立秋」でした。まだしばらく猛暑は続くようですが、それが過ぎれば今度は同じセミでも「ひぐらしが鳴き始めます。秋の訪れを感じさせ、せつない気持ちになる鳴き声を想像すると、今はまだ、元気な真夏のセミの大合唱を楽しみたい気持ちになるのです。

弔電申し込みがつながらない。電報のビジネスモデル

久しぶりに電報を打ちましたといっても頼まれた弔電で、田舎の親戚が亡くなり今夜通夜だと今日聞いたけれど、動きがとれないため代わりに打ってくれというのを引き受けたのです。10数年以上ぶりにNTT東日本の電報申し込みをした話です。

【目次】

電報が混んでつながらない!?

電報は電話で依頼します。今どきネットでもできますが、事前にあれこれ個人情報の会員登録をしなければなりません。私自身時間がないし、代理で打つわけだし、ましてやこんな機会が頻繁にあるわけでもないので、電話で直接オペレーターに依頼したいと思いました。

0120で始まる番号に電話したのですが、ずっと話中でかかりません

自動音声で「待ち時間は最大3分が目安」というので、それ位ならと待ったのですが、それを過ぎてもまだつながらず、するとまた自動音声で「やっぱ混んでて無理だからしばらくたってからかけ直してね」という内容のことを言って切れてしまいます。何度かけなおしても同じことが続きました。

それなら最初から気をもたせるようなこと言わないでよね!

しかし驚きです。世の中、こんなに待たされるほど電報を打つ人が大勢いるとは思いませんでした。過去一度もこんなことはなかったのに、と訝しく思います。

いや…むしろ電報打つ人はどんどん減っているため、NTTでこの業務を担う人を大幅に削減したため、逆に待たされる状況になったのでは?などと考えながらかけ続けます。

今夜の通夜に間に合わせたいのですから「もー!明日でいいや」というわけにいきません。仕方なく「115番」でかけてみます。

これだとのちに私の電話料金に加算され支払い請求されてしまうのですが、とにかく時間がないので仕方ありません。

こちらは割とすぐオペレーターに繋がりました。逆に不思議です。支払い方法によってオペレーターの担当人数が違うの?

電報の料金体系

電報というのは、最初25文字までが基本料金で、その文字数を超えた分は何文字ごとにいくらといった料金体系になっているのです。(Webか電話か、届ける3日前までか否かなどで料金も変わります)。

でもいまだに"一文字いくら"的な考え方を継承し続けているのですね。

ひとつ疑問がわきました。オペレーターに文章を伝える時、たとえば「謹んで」という場合、これなら3文字ですが、もしひらがなで「つつしんで」だと5文字、2文字多くなります。「悼み」と「いたみ」・・・こんなささいな積み重ねで合計料金は変わってしまうと思うのですが、そのあたり一切聞かれませんでした。オペレーターの匙加減なのでしょうか?

    
最後に計何文字だと確認されますし、途中でも「そこは漢字で」とか小うるさく指示すればよいのでしょうが、弔電など慣れない人の方が普通でしょうから結構おまかせにしていまいがち。だからちょっと気になりました。

ビジネスモデルは台紙や品物

とはいえ電報です。文字数の違いで価格はそこまで大きな違いにはなりません。むしろ、儲けのビジネスモデルは台紙や電報に付随させるお品の数々にあるようです。

今回も事前にネットでチェックしていた"刺繍のお花の台紙"を指定したのです。

でも「それは今品切れなので、おすすめなのは同じ系統で…」とか言ってもっと高額な台紙をセールスされてしまいました。

いやぁ、足もと見ますね。手頃価格の台紙が品切れなんてことあります? "弔事でケチくさいこと言うのは気が引ける"といった人の心理をついて、少しでも案件単価を上げさせようとでもいうのでしょう。

1本の電報ですが上は数万円の品つきのものまであります。

今回はまあ頼まれたものですしそのまま受け入れてしまいましたが、結構いい値段なので自分ごとだったら少し考えてしまったかもしれません。

頼んだものの完成品を依頼者は見ることもできないし、信頼をベースに成り立っている商売ですね。こんな、なかなか古い伝統が2022年現在にも残っていました。

肌についた跡が消えない!って言ってるうちはまだ若い

アラフィフになると肌についた跡がなかなか消えなくなります。寝起きの頬についた枕の跡、靴下やストッキングのゴムの跡・・・。 外でマスクを外したくない理由は感染が怖いだけじゃない。マスクのフチの跡が頬にくっきり残って恥ずかしいんですよ! でもね、まだそんなこと言えているうちは若いんですよ。

【目次】

連鎖する皮膚の炎症

そこまではまだ「どんだけ肌の弾力がないんだ!」と自虐ネタとして笑いを取る余裕があるのです。でもそこからさらに年齢を重ねていくと、跡が消えずに残っている時間もどんどん長くなっていくし、結構シャレですまなくなってくるのです。

単に跡が消えないだけならまだマシで、私の場合はよくその部分が赤くかゆみを生じたり腫れたりして、さらにあちこちに飛び火して範囲がどんどん広がっていくようになってしまいました。

皆がそうなるわけではないですが、私は子供の頃から皮膚が弱く、普段は平気でも抵抗力が落ちている時になるのでしょうか?皮膚に炎症がおきやすいのです。

近年も、加齢に加え大きなストレスが続いた後にかなりひどい状態が何カ月も続きました。

発端は下着の跡。いつもと同じもので特に変えたこともなかったのに、その部分のちょっとした圧力が刺激となって痒みを誘発し、恐らく乾燥も加わって拍車をかけていったのだと思います。

腰回りが震源地だったけれど、靴下の足首やふくらはぎのゴム部分、下着の肩ひも部分など、圧力が加わる部分があちこち真っ赤にミミズ腫れになって痛くて身に着けられなくなりました。

かゆみの範囲は広がっていき、そのうち、起きた瞬間から眠るまで一日中頭を掻きむしり続ける程の痒みが頭部全体に広がりました。しみるので美容院も無理でした。
    
皮膚科で処方された抗ヒスタミン薬を飲んだり、ステロイドの塗り薬を塗ったり…でも何カ月続けても一向に良くならず、痒みと治らないストレスがさらに症状を悪化させるのです。

不安になって「アトピーか何かってことはないでしょうか?」と皮膚科の先生(若い女医さん)に聞いても、患部をしっかり見るそぶりすらせず、ニコリともせず、おばさん患者に冷たく言い放つのでした。「乾燥だと思いますよ

「見なくてもわかるよ、歳なんだよ。老化で乾いてるから痒いんだよ!」と心の中で冷たくあしらわれた感がすごい。

それならまだ安心か・・・って、いやいや、老化ですまされる状況!?

ミミズ腫れ、広範囲の蕁麻疹のような赤味、そして一番つらいのは1日中搔きむしるほどの全身のあちこちの痒み。毎朝起きた瞬間に始まる絶望

先生、うそでもいいからせめて患部を見るポーズぐらいとってほしいのよ。患者は医者の態度やひとことで気持ちがぜんぜん違うのだから。

何これ?な、謎の跡

そういった圧力跡だけではありません。料理中のほんの一瞬のごく軽い火傷、理由はわからない傷の跡謎のできもの、どこかに軽くぶつけただけの部分・・・年齢と共にそういった肌へのごく些細な刺激や負荷などが、数日後、結構派手な傷や跡となってその存在を誇示するのです。そしてこれまた延々と治ってくれない。

肌の再生能力って、こんなに衰えるものなんだなとあきれ返ります。

悲惨なかゆみ症状は何とか半年程度で落ち着きましたが、今もちょっとでも油断するとまた赤味とかゆみが顔を出してきますので、少しでも気配があればすぐに薬を塗って悪化させないように気を付けています。

でも60代、70代、80代・・・この先もしかしたら「60代なんてまだ肌が若かったな」と思い返す日が来るのでしょうか。

原因は違っても、皮膚の悩みを抱えている人は少なくないのではないかな。今度、これらの症状に対して何をしたら・何を使ったらマシになったか、私にとって救いとなったものを、いくつかご紹介してみようかな。

私のSFの原点は、不思議な映画「2001年宇宙の旅」

今週のお題「SFといえば」

私にとってのSFの原点は2001年宇宙の旅でした。アーサ・C・クラークの原作をスタンリー・キューブリック監督が映像化したこの映画をきっかけに私は、謎に満ちた宇宙の壮大さを想像し、畏怖の念と憧れがまじったような感覚を覚え、それ以降様々なSF映画を観るようになりました。いつか宇宙旅行に行ってみたいというような漠然とした思いも抱いたものです。

【目次】

不思議な感覚に魅せられて

小説を読んでいないこともありこの映画は基本的に難解で、モノリスとかボーマン船長の時空を超えた転生シーン(?)とか、正直意味がよくわからない場面も多々ありました。それでも何か不思議な感覚に魅せられて、録画した「2001年」を何度も何度も繰り返し見たものです。

この映画に惹かれた理由のひとつには、全編でふんだんに使われているクラシック音楽の影響も多々あったように思います。

冒頭や最後の「ツァラトゥストラはかく語りき」や、宇宙船内シーンで流れる「美しき青きドナウ」など何だか映像にとてもマッチしていて、今でもこれらの音楽が流れてくると、原始の猿人が放り投げた骨が宇宙衛星に変わるシーンや、ゆっくり動いている宇宙船の映像が脳裏に浮かんできます。これらの音楽がメジャーになったのはこの映画の影響も大きいのではないでしょうか。

ニーチェの「ツァラトゥストラはかく語りき」による、世の中の全ては同じことの繰り返しであるという「永劫回帰」の思想のごとく、この宇宙に生命が誕生し進化し滅びていく繰り返しみたいなことを映画でも示唆しているのだとしたら、映画音楽として深い選択だなと、ずっとのちに思いました。

AI「HAL9000」が現実になる日

木星探査宇宙船ディスカバリー号に搭載された、船の制御から生活まで全てを担う高度なAIコンピュータ「HAL9000も、AIがまだまだ未来のものであった当時には夢物語のようで、それが人間の命に背き反乱するようになっていく様にはゾッとしたものです。

ちなみにHAL9000の"HAL"は、当時最高峰のコンピューター企業IBM」のアルファベットを1文字ずつ前にずらしたもので、"IBMの一歩先を行く"という意味を込めている、なんて話がよく聞かれましたね。

2022年現在、どんどんAI技術は進化しており、そう遠くない将来人間は普通にAIロボットと暮らしていくことになるでしょう。人間の脳と同レベルのAIが誕生する特異点"シンギュラリティ"がもうあと10数年程度でやってくるとの予測もされています。

現実がSFを超える日もそう遠くないのかもしれません。
    
「人に危害を加えてはならない・人の命令に従わなければならない・自己を守らなければならない」という、アシモフのロボット工学三原則を、今、世界中の政治で真剣に話し合っておかなければならない時代に突入しているように感じています。

私にとってSFは近い未来の姿

続編の「2010年」では、木星の衛星エウロパには原始的な生命が生息しており、命の進化を見守るため着陸してはいけないことを何かから告げられるのですが、現実でもエウロパに水が存在する可能性を示唆する研究(生命の誕生の可能性につながる)が発表されたりして、その都度この映画のことを想起していました。

つい2か月前にもこんな記事が載っていました。

私にとってSFは近い未来の姿でもあります。信じられないようなすばらしい光景を見たいから、少しでも長生きしたいと本気で思っているのです。

なぜクーラーを我慢してはいけないのか。脳と体のためです。

何回目かの梅雨もあけ(?)毎日暑いですね。我が家ではクーラーをつけっぱなしです。電気代は気になりますが、具合悪くなってしまう方がトータルコストで高くついてしまうので目をつぶって・・・。ということで、今日はクーラーを我慢しちゃダメという話をします。

【目次】

一番発熱しやすいデリケートさんは脳

実は、体の中で最も活発に動いていて最も発熱しやすいのは「脳」なのだそうです。体全部の司令塔ですから、自分が眠っている間も無意識下でも1秒も休むことなく常に生命活動の維持のためにフルで働き続けてくれています。

ただ脳は熱に弱い。高熱が出ると朦朧とすることからもそうなんだろうなと想像できます。脳の働き過ぎでぐったりするのは、必要以上に発熱してオーバーヒートを起こしているからなのでしょう。パフォーマンスにダメージが出てしまうわけです。

脳は頭蓋骨に守られているから自らを外気で冷やせないため、血管や鼻経由で冷やさなければならないそうです。

よく「熱中症になったら腋の下や鼠蹊部などを冷やせ」といいますが、これは太い血管がある場所を冷やすことで冷たい血液を循環させて体温を下げるため。いわば水冷(水じゃないけど)。

「鼻呼吸が良い」というのも、鼻から冷気を送りこみ自律神経とそれを司る脳をクールダウンさせるから。つまり空冷。といったところでしょうね。

このように猛暑が続くと、体温や発汗、呼吸などの調整を司っている自律神経に常に負荷がかかる=脳の発熱を招いてしまう。他にも様々なストレスがあれば一層自律神経に負荷がかかります。

それに今は常時マスクで鼻と口をおおってるからなおさら熱を逃がしにくく脳の熱が上がりやすくなっています。

暑さを我慢していても、パフォーマンスや効率が落ちたり具合が悪くなったり、ひどいと熱中症になってしまったりするわけです。
    

脳が快適な室温は22~24度

脳の負荷にならず良い状態でいられる室内温度は22~24度なのだそうです。勉強や仕事の効率が最も上がるのもそれぐらいの温度だという実験結果を読んだことがあります。

今言われている「室温28度に」というのはちょっと暑過ぎかもしれません。オフィスで「節電だ」と言って28度設定にしていてもまだ結構暑いです。それで社員のパフォーマンスが落ちるようなら元も子もないのですが…。

エアコンは冷えるから苦手というお年寄りや女性も多いですが、お年寄りは暑さや喉の渇きを感じにくくなっているので知らないうちに熱中症になりやすいし、筋肉量が少ない女性も寒さを感じやすい。

本来は少し涼しいくらいの温度が理想的なのだそうです。

脳にとっては25度位が最も快適できちんと機能できる。これは何も勉強や仕事の高成果のためだけでなく、自律神経や体を守ることにつながることなので、熱帯夜や暑すぎる日はクーラーをうまく利用して過ごすことが大事なのだと思います。

ということで、我が家は今夜もクーラーつけて寝ましょう。でもあとで電気代の請求書を見て、ストレスで自律神経が乱れ脳に負担かけるんでしょうね泣

現金の方が速いはずが・・・セブンコーヒーが110円になってた

セブン-イレブンのコーヒーを買おうとしたら110円になっていました。そういえば先月、値上げラッシュのニュースの中でセブンコーヒーも値上げするというのを聞いて知っていたのにすっかり忘れていたのです。それでレジであたふた!

【目次】

現金払いに慣れていない?

初めてセブンのセルフマシンで入れたコーヒーを飲んだ時「100円でこれが飲めるのか!」と、コスパが良いことに感動したものです。あれからもう10年近くたち、すっかり「セブンコーヒーは100円」という刷り込みがありました。

セブンではいつもはスマホQRコードを店員さんにピッとやってもらっているのですが、今回は急いでいたため「100円払うだけなら現金の方が速い」との判断でいつもと違った選択をしたのです。

紙コップを差し出されると同時に、すでに手に握っていた100円玉をポンとレジの机の上に置き、本来これで終わり。すぐに空の紙コップを手にとって…

「・・・。」

漫画だったら背景に「しーーん」という文字が浮かんでいたことでしょう。

店員さんが困った顔して私の斜め前にある半セルフレを指さしています。

あ、そうか。ここに自分でお金を入れるんだった、、、

セブンのセルフレジは中途半端

このレジを使った経験がないわけではないのですが、普段現金を使わないのでいざという時に反射神経が反応しません。

いつも思うのですがこのセミルフレ、ファミマやローソンのセルフレジは全て自分で操作できるし、いつも空いていてレジに並ぶより早くて快適なのですが、セブンのこの中途半端なレジは一体何なんでしょう?

100%店員さんによるものでもなく100%セルフでもなく、途中だけ自分が操作するって。「だから一瞬とまどってしまうんだ!」

少々あせりつつも、心の中で言い訳しながら硬貨口に100円を入れます。

「・・・。」「ん?」

漫画にまた「しーーん」という文字が、今度は強調体になって浮かんでいます。

訝しく思ってレジの画面を見ると「110円」との表示が。

思い出しました。「そうだ!コーヒー値上げしてたんだ!

レジの店員さんも110円だよというようなことをもごもごと言っていたような気がします。あわててお財布をもう一度取り出し、10円玉を探して追加します。

あぁ!!常日頃、レジの列に並んでいる時間に何もせず、いざ会計する段になって初めてカバンから財布を探して取り出し、覗き込みながら小銭を数える人間にイラついてた私よ!今己の姿はまるでこれぞ。おまえの後ろは行列ぞ!

キャッシュレス決済のやり方がわからずオロオロするというならわかりますが、現金の支払いでこんなにあたふたしてどうする?

「100円払うだけなら現金の方が速い」はずが、とんだ目論見違いでした。

    

キャッシュレスは便利だけど

キャッシュレス決済の時は"総額いくら"は見ているけど、商品1点1点の値段をあまり意識しなくなってしまっていたなぁと反省しきり。(いつもポイントは気にしているくせに)

今回はたまたま単品・現金だったため気づかされました。もしパンとコーヒーなど何点か一緒に買ってキャッシュレス決済していたら、多分コーヒーが値上げしていたことに気づかなかったかもしれません。

現金のみのスーパー以外ではすでにお財布を開くことがめったになくなっている今、キャッシュレス決済は便利だけどちゃんと気をつけないと。最近の値上げラッシュに後から「えー?」みたいなことにならないように・・・

それにしても、セブンのセルフレジはやはり今ひとつに感じます。

1月31日にこのブログで、"接触で操作できるレジの実証実験を行う"という記事を書きましたが、あれは今どうなっているのでしょう。もう半年以上たちますし、期待しているので早く全店舗に導入してくださーい!

夏に現れる「漆黒のG」。ヤツの名前を見るのもイヤな人へ

今年もやってきました~。私たちを恐怖に陥れる例の黒いヤツが出没する季節。我が家ではヤツの名を口にするのも憚られ、その名を呼んではいけないことになっておりまして(ハリーポッターのヴォルデモートかっ!)、

単に「」とか「G(ジー)」とか呼んで恐れております。でもどうやら、こんな思いをしているのは私だけではないようで、殺虫剤のフマキラーが公式サイトで面白い試みを行っています。

【目次】

ヤツを恐れ始めた21の夏

私には「G」を恐れ始めた頃の記憶があるのです。別に特別な事件があったわけではないのですが、突如出現した「G」に、親の仇のごとく叫びながら殺虫剤を噴射している時、ふと思ったのです。

「あれ?私っていつからこんなにGが怖くなったんだっけ・・?」

それまでも嫌ではあったけれど、割と平気で新聞紙を丸めて叩いて殺したりしていました。でも「いつから…?」とふと思ったことを今も覚えていて、それは21歳頃のことでした。ただ、そんな恐怖を覚えるようになった理由が思い当たらない
    
よく考えてみると不思議といえば不思議です。ここまで忌み嫌ってる「G」は、たとえば蚊のように私の体に毒を仕込んでかゆみに悩ますと共に死に至る病気のリスクを与えるなんてことはしません。また変な声で鳴くのでうるさいと迷惑に思ったこともありません。

ここまで嫌う理由というのが、そういえばあまり思い当たらないのです。なのに、条件反射でただただ恐怖なのは一体なぜなのでしょう??黒いから?あのテカテカのせい?

う、う、う・・・書いていたらリアルにイメージしていまった。いかんいかん。

ヤツの名を見るのもイヤな人へ

それで、フマキラー社の公式サイトです。下記リンクをクリックしてみてください。

殺虫剤の製品紹介ページなのですが、当然といえば当然のこと「G」という文字もたくさん表示されています。なんたって「G」対策商品群の紹介ですから仕方ない。

でも「ヤツの名前を見るのもイヤ!という方に」という配慮のもと、表示されている「G」の単語が自分の選んだ単語に置き換わるという仕様になっているのです。

殺選択肢は5つ。「ピー」「御器噛り」「黒いヤツ」「漆黒のG」「黒い彗星」の中から自分で選んだものに、全てサイトの単語表示が変更されます。

「黒い彗星」って、いやいやどこぞの高価な宝石かって笑。

私は元々「G」と呼んでいたから「漆黒のG」を選びました。そうしたら、「悩みに合わせて選べる"漆黒のG"対策シリーズ」みたいにサイト内の表示が全部「漆黒のG」に。

恐怖指数も多少和らぐ不思議さ。文字から連想されるイメージというのは想像以上なのでしょうね。

平安貴族も悩んでいた御器噛り

ちなみに選択肢にあった「御器噛り」って何だ?と調べてみたらびっくりです。

時は平安時代。"御器(ごき)"と呼ばれる貴重な渡来品の食器で食事をとっていた贅沢な平安貴族。当時の食事は少量残すのがマナーだったそうで、そんなんだから、夜に出没するおなじみ「G」は想像に難くありませんよね。

御器に齧(かじ)りつくから「御器齧(ごきかぶり)」と呼ばれるようになったといいます。

その後「ゴキカブリ」が印字ミスで現在呼ばれている名で教科書に記されてしまったのが、今では定着してしまったというオチでした。

"ゴキ"って高貴な銀食器のことだったなんて・・・!

待ち時間の長さで逆に病気になりそう。病院のIT化をお願いしたく。

ここのところ、親の付き添いや、度重なる入退院の手続きや荷物の受け渡しなど様々なことで複数の病院に行くことが多くあり、この週末など朝早くから夜まで1日に複数の病院をかけもちで動き回わる必要があって、まるで付き添いの私の方が病人みたいにぐったりしていました。しかし病院のIT化に関していつも思うことがあります。もう少し何とかならないかな・・・

【目次】

長時間待たされるのが当たり前の現実

病院によってはIT化が進んでいる所もあると思いますが、今親がかかっている中規模程度の病院(複数)はいずれも、受付・支払いシステムは自動化されたものの、"待ち"に関しては特に先進的なシステム導入がされていないのでひたすら待ち続けなければなりません。予約時間内に呼ばれたことも過去一度としてありません。

患者は大変多く、待合の長椅子は全てぎっしり埋まっています。病気だったり調子が悪いから来ているわけですが、受付から診療室に入るまで、そしてその後も様々な検査などのため都度"長時間待ち"が発生します。

診察を待っている大勢の患者の多くは高齢者です。高齢者は何をするのにも時間がかかります。呼ばれてから診察室に入るまでの移動時間、先生の話がよく聞き取れなかったり理解を得るのが困難なので診察にも説明にも時間を要します。不要な話を延々と続けてしまうお年寄りもいます。

そんな高齢者が多いと、若い人だけの場合と比べて多分倍かそれ以上余計に時間がかかるのではないでしょうか?

「待ち時間が長い!」と憤慨したところで、そもそも患者数が多い上、その要因の多くが患者側にもあると思われるので、むしろそれに辛抱強く向き合ってくれる医師や看護師に敬意を払いたいものです。
    
とはいえ、やはり実際のところ待つのはしんどい。

私の隣で親がどんどん前傾に傾いていくのを見ながら「大丈夫か?」とハラハラ。かといって、立ち上がったり杖で歩いての移動も一苦労、他に座るところもないのでそこにじっとしているほかありません。

こんなところに1時間以上座っていると付き添いの私まで具合悪くなりそうです。

全員マスクはしているものの、もしこの中にコロナ感染者がいたら、この密集加減では感染してしまうんではないか?など不安な思いもあります。

様々なシステムでニーズに対応してほしい

e-Parkのようにネット予約でき、あと何人待ちで何分ぐらいかかりそうかスマホで確認でき、時間が近づいてきたらアラートがくるシステムを「全ての医療系でも導入すればいいのに」といつも思ってしまいます。実際導入している医院もありますがまだまだごく少数。

でも、そんな便利なシステムがあったところで、(私にとっては超便利でも)スマホを持たない高齢者、持っていても電話機能以外使いこなせない高齢者には絶対無理ゲーですよね・・。

過去私が行った病院で、呼び出しベル(よくフードコートなどで使うやつ)を渡されたことがあり便利でしたが、あれなら高齢者でも使えるのではないでしょうか。3人位前になったらベルを鳴らしてもらえたら、それまでどこか他の場所で待っていることができます。

ただこれも、あとどれ位かの目安がわからないのであまり長いこと鳴らないと故障か?気づかなかったか?とか不安になりますし、また、使うことができるのは移動に支障のない元気のある人に限られそうですが。

それでも様々な選択肢があることで、その場で待ちたい人、どこか別場所にいたい人、様々な個々のニーズに応えていってほしいのです。

医療自体(診療や機器、薬など)はどんどん先進的になっていってうれしいのですが、一方、病院をサービス業的な視点で見た際に、患者にとって少しでも楽になれるシステム化の導入も、もっと前向きに進めていってほしいものです。