R55女性あるある

R55世代(50~60代)女性の、心身や環境の変化・長年の仕事での経験・主婦目線での生活など綴るブログ

熱中症は白内障の発症確率を高める。過去の記憶を元に今を過ごすのは危険な時代

白内障とは、眼球の水晶体が濁って徐々に視力が低下していく病気です。加齢を筆頭に遺伝、喫煙、高血圧や糖尿病といった疾患、などが白内障の主な原因と言われてきましたが、先般その原因の一つに「熱中症」があるという記事に驚きました。

【目次】

熱中症白内障の発症確率を高める

260万人分の医療機関の診察データからわかったことは、熱中症にかかった人はかかっていない人と比べ、5年後に白内障を発症する確率が4倍(60代では5倍)も高まるというのです

熱中症にかかると体温が40℃を超えてしまい、目の中の温度も同じように上がってしまうそうです。

まるで、生卵の白身が熱せらると白く濁っていくあの感じが眼球で起こっていると思うとちょっとゾッとします。

多かれ少なかれ、年齢と共に多くの人が白内障になっていくのが現実ですが、熱中症はそのリスクを高めたり発症年齢を下げてしまうのでしょう。

夏!な感じは目には酷

 これだけ毎日猛暑続きで太陽の光もまぶしい、いかにも「夏!」って感じは、海外リゾートな雰囲気で気分的にはハイで好きなのですが、実際に外に出ると一気にぐったりしてしまいます。

それに数年前から、まぶしいほど天気の良い日に外にいると後から頭痛に悩まされれるようになってしまい、その原因がどうも目から来ているような気がして試しにサングラスをかけてみました。すると、かけた瞬間に"目がほっとする"という感じで、頭痛も少し是正されたため、恐らく強い太陽の光は私にはよくないのでしょう。

   

海外、特に白人圏の方が歩いているのを見ると若くても中高年でも多くがサングラスをしています。でも日本の中高年ではまだまだそういう人は少ないように感じます。

日本でサングラスするのは若者・ファッションといったイメージが今だ強くて、私のようなただのおばさんがしてるとちょっと恥ずかしさも感じてしまう。私も頭痛が起こらなければしなかったかもしれません。

でも、たとえ熱中症までいかなくても、夏の紫外線はやはり白内障や目の病気を引き起こすリスクを高めてしまうと思うので、できれば若い頃から、ある程度の年齢を重ねたらより積極的に日傘やサングラスをして直射日光を目に入れないようにすることがとても大事なように思います。

まさか熱中症白内障と結びつくなんて今まで知らなかったですよね。

後になって色々なことがわかってくるので、免疫の下がる中年以降は、熱中症もコロナも、元気でない状態になることはできるだけ避けるように心がける必要がありそうです。

日本はもう昔とは気候が違ってきてしまっているから、過去の記憶を元に今を過ごすのは危険な時代なのですね。