R55女性あるある

R55世代(50~60代)女性の、心身や環境の変化・長年の仕事での経験・主婦目線での生活など綴るブログ

東京より大阪の方がうるさい?セミの鳴き声

毎日蝉が鳴いています。緑の多い場所を歩くと驚くほどのセミの大合唱に「あー夏だな」という風情よりも「あーうるさい」と感じてしまうほどです。

【目次】

セミの鳴き声は約80デシベル

このなかなかの大音量、蝉の鳴き声はおおよそ70~80デシベルあるそうですが、これが束になって頭上に降り注いでくるわけです。80デシベルというのは ”大きないびき”や、”電車内の音”と同じ程度といいますから、なかなかのうるささです。

「大阪のセミが東京のセミよりうるさい理由」というネット記事が出ていました。

海原やすよともこ”の漫才に「東京の女の人は声が小っちゃい。大阪はデカイ」というネタがあるのですが、「セミもかよ!」とそれを思い出して笑ってしまいました 。

この記事の真相は、東京で多い「アブラゼミに対し、大阪で一大勢力を築いているのは「クマゼミだということ。

このクマゼミは、アブラゼミやミンミンゼミと比べてガタイがかなり大きく黒い色で、まさに“クマ”のよう。鳴き声も他のセミより大きいというので、大阪のセミの方がうるさいと感じる所以のようです。

    

6月の猛暑に「何か足りない」

今年は梅雨が短くすでに6月にも猛暑の時期がありましたよね。あの時の天気も今と同じようなまさに真夏の日差しだったのですが、外を歩いていて「何かが違う…」と感じていたのです。よくよく考えてみると、それは蝉の鳴き声がなかったことでした。

こちらは関東圏なので一番よく聞くアブラゼミや、ミンミンゼミのミーンミンミンミンミンという鳴き声が全く聞かれませんでした。うるさいと感じる鳴き声も一切無いとなると、何か忘れ物をしたような何となく足りない気分になるんだなと、その時思ったものです。

7月半ばからはもう毎日大量のセミの大合唱、気温が全く下がらない夜になってもまだ鳴いているありさまです。

セミの名の由来

ところでセミなぜセミというのか不思議に思って調べてみると、「蝉」は漢音で「セン」といい、クマゼミの鳴き声「シャンシャンシャン」に由来するそうなのです。

「シャンシャンシャン」→「センセンセン」→「センセンと鳴く虫」→「センムシ」→「セム」→「セミ」となったとありました。

名前は中国からの輸入のようですが、シャンシャンシャンという鳴き声が元というので、日本は元々クマゼミの方が主流だったのでしょうか?それとも名前が入ってきた西日本にいたのがクマゼミだったからかな。

暦の上ではすでに昨日は「立秋」でした。まだしばらく猛暑は続くようですが、それが過ぎれば今度は同じセミでも「ひぐらしが鳴き始めます。秋の訪れを感じさせ、せつない気持ちになる鳴き声を想像すると、今はまだ、元気な真夏のセミの大合唱を楽しみたい気持ちになるのです。