R55女性あるある

R55世代(50~60代)女性の、心身や環境の変化・長年の仕事での経験・主婦目線での生活など綴るブログ

肌についた跡が消えない!って言ってるうちはまだ若い

アラフィフになると肌についた跡がなかなか消えなくなります。寝起きの頬についた枕の跡、靴下やストッキングのゴムの跡・・・。 外でマスクを外したくない理由は感染が怖いだけじゃない。マスクのフチの跡が頬にくっきり残って恥ずかしいんですよ! でもね、まだそんなこと言えているうちは若いんですよ。

【目次】

連鎖する皮膚の炎症

そこまではまだ「どんだけ肌の弾力がないんだ!」と自虐ネタとして笑いを取る余裕があるのです。でもそこからさらに年齢を重ねていくと、跡が消えずに残っている時間もどんどん長くなっていくし、結構シャレですまなくなってくるのです。

単に跡が消えないだけならまだマシで、私の場合はよくその部分が赤くかゆみを生じたり腫れたりして、さらにあちこちに飛び火して範囲がどんどん広がっていくようになってしまいました。

皆がそうなるわけではないですが、私は子供の頃から皮膚が弱く、普段は平気でも抵抗力が落ちている時になるのでしょうか?皮膚に炎症がおきやすいのです。

近年も、加齢に加え大きなストレスが続いた後にかなりひどい状態が何カ月も続きました。

発端は下着の跡。いつもと同じもので特に変えたこともなかったのに、その部分のちょっとした圧力が刺激となって痒みを誘発し、恐らく乾燥も加わって拍車をかけていったのだと思います。

腰回りが震源地だったけれど、靴下の足首やふくらはぎのゴム部分、下着の肩ひも部分など、圧力が加わる部分があちこち真っ赤にミミズ腫れになって痛くて身に着けられなくなりました。

かゆみの範囲は広がっていき、そのうち、起きた瞬間から眠るまで一日中頭を掻きむしり続ける程の痒みが頭部全体に広がりました。しみるので美容院も無理でした。
    
皮膚科で処方された抗ヒスタミン薬を飲んだり、ステロイドの塗り薬を塗ったり…でも何カ月続けても一向に良くならず、痒みと治らないストレスがさらに症状を悪化させるのです。

不安になって「アトピーか何かってことはないでしょうか?」と皮膚科の先生(若い女医さん)に聞いても、患部をしっかり見るそぶりすらせず、ニコリともせず、おばさん患者に冷たく言い放つのでした。「乾燥だと思いますよ

「見なくてもわかるよ、歳なんだよ。老化で乾いてるから痒いんだよ!」と心の中で冷たくあしらわれた感がすごい。

それならまだ安心か・・・って、いやいや、老化ですまされる状況!?

ミミズ腫れ、広範囲の蕁麻疹のような赤味、そして一番つらいのは1日中搔きむしるほどの全身のあちこちの痒み。毎朝起きた瞬間に始まる絶望

先生、うそでもいいからせめて患部を見るポーズぐらいとってほしいのよ。患者は医者の態度やひとことで気持ちがぜんぜん違うのだから。

何これ?な、謎の跡

そういった圧力跡だけではありません。料理中のほんの一瞬のごく軽い火傷、理由はわからない傷の跡謎のできもの、どこかに軽くぶつけただけの部分・・・年齢と共にそういった肌へのごく些細な刺激や負荷などが、数日後、結構派手な傷や跡となってその存在を誇示するのです。そしてこれまた延々と治ってくれない。

肌の再生能力って、こんなに衰えるものなんだなとあきれ返ります。

悲惨なかゆみ症状は何とか半年程度で落ち着きましたが、今もちょっとでも油断するとまた赤味とかゆみが顔を出してきますので、少しでも気配があればすぐに薬を塗って悪化させないように気を付けています。

でも60代、70代、80代・・・この先もしかしたら「60代なんてまだ肌が若かったな」と思い返す日が来るのでしょうか。

原因は違っても、皮膚の悩みを抱えている人は少なくないのではないかな。今度、これらの症状に対して何をしたら・何を使ったらマシになったか、私にとって救いとなったものを、いくつかご紹介してみようかな。