R55女性あるある

R55世代(50~60代)女性の、心身や環境の変化・長年の仕事での経験・主婦目線での生活など綴るブログ

ドラマ「ブラッシュアップライフ」が面白い

TVドラマ好きの私は当然、今クルーの各局のドラマの多くもチェックしています!

しかし何だか以前よりドラマの数が増えているような…。全部はとても見きれないので、ジャンルやキャストで気になるものをとりあえず録画して、1話目で気に入ったものを見続ける方式をとっています。

まだ全て始まっていないし録画も全部は見れていないのですが、結構面白そうなものがいつくつかあります。

今日はその中で結構気に入ったドラマをご紹介。

【目次】

ブラッシュアップライフが面白い

私が気になったのは「ブラッシュアップライフ(日曜 22時30分~日テレ系)」です。

安藤サクラ主演、脚本がバカリズムタイムリープヒューマンコメディー

フツーの独身女性のフツーの日常。

第1話では家族や子供時代からの仲良し友達(夏帆木南晴夏)とのたわいものない、本当に何でもない会話や日常のシーンが描かれます。

いかにもバカリズムっぽいというか、特別感のない、でもなんかすごくリアルな感じで。ごく身近な人とは本当にこんな感じ、正直どーでも良いような半分テキトーな話をしてるよなーと思える感じが続くのです。

私はこういうの好きなのですが、最近のタイパ重視とかでドラマを倍速視聴や大事なシーンだけ見てあとは飛ばし見する人は絶対見ないドラマだなと思いつつ見ていると、

ネタバレになるので詳細はいいませんが、この何気ない会話が後に伏線回収していくのですよー!。だから倍速や飛ばし見しちゃダメですよ。

2週目の人生で徳を積む

この主人公は33歳で突然死んでしまうのですが、もう一度同じ人間の人生をやり直すことになります。

徳を積まないと来世は人間に生まれ変われないらしいので、1週目人生の失敗を2週目で挽回しようとします。

何しろ33年間の記憶も知能も持ったまま赤ちゃんから人生をやり直すのですから(ちょっとコナン君ちっく?)同じ人生でもあらゆる面で視点が変わっています。
    
2週目の幼少期として90年代などがシーンで出てきます。VHSビデオやポケベル、たまごっちなどが続々と登場するので、その時代の記憶がオーバーラップして懐かしい!

30代後半以上の人はそういう面でも楽しめると思います。

まだ2話目なので、今後彼女は人生を何週するのかわかりませんが楽しみです。

将来がわかっている人生

でも、記憶を持ったまま人生やり直すってどんな感じなのでしょう。

親や友達の将来も知っているんですよ。自分がどこでどんな失敗するかも、受験・就職や恋愛・結婚や健康などの結果もわかっている。

それらを変えるために行動を変えてちょっと違う人生にしていく

そんなことを以前考えたことがあったけど、ブラッシュアップした人生は果たして幸せだと心から思えることになるのでしょうか。

ケーキ、ケーキ、ショートケーキ!

ケーキ、ケーキ、ショートケーキ!

今まで私の周りでケーキが嫌いという女性に出会ったことがありません。私も御多分に洩れずケーキが大好きです。

【目次】

王道のショートケーキ

その中でも私にとっての王道はやはり「ショートケーキ」。

趣向を凝らした色とりどりの美味しそうなケーキがずらっと並ぶショーケースやカタログを前にさんざ迷いつつも、結局はたいがいショートケーキを選んでしまう。

私にとってショートケーキといえば長年「コージーコーナー」でした。

職場や家の最寄り駅などにあったのがコージーコーナーだったので、普段買って帰る時はシュークリーム、特別な時はショートケーキ、というのが定番でした。

もちろん他のケーキもいくつか試しましたが結局ショートケーキに戻っちゃうのです。

    
他の洒落たケーキ屋さんよりも大きくて安くコスパが良いのであまり浮気もしなかった。

ただ、あの店ができるまで。

その店の名は「シャトレーゼ

あの店とはそう、シャトレーゼです。

近隣にできたシャトレーゼのお店はそのつくり自体がうきうきするんです。

ケーキだけでなく焼き菓子も和菓子もアイスクリームも、様々な種類のお菓子がたくさんあってショウケースのケーキ以外は実際に手にとれる。箱詰めセットだけでなく単品で山盛りに平台に置いてある。

見て回るだけでワクワクしてしまいます。

子供にとっての駄菓子屋みたいな存在かもしれません。

女性が特に長生きなのは、こういうお店(スイーツだけでなく化粧品や洋服や雑貨や様々なお店)でウインドウショッピングするだけでも、美味しそうとか可愛いとかあれこれ想像して幸せホルモン出っ放しになるからじゃないかと、半ば本気で考えてしまう。

それもシャトレーゼ全体的にお安い!気持ちがハイになってつい買ってしまうんですよね。

それに買い方がカゴだもの。スーパーと同じ形式だもの。"買う"行為のハードルが下がってしまうのです。そういうところシャトレーゼはうまいなーと思いつつ乗せられる。

でも糖質は控えなきゃ

ただ近年はケーキを頻繁に食べるのは我慢しているのです。

健康面で糖質を控える必要性を感じてきているので、ケーキだけでなくスイーツ全般、ある程度我慢です。

でもそうするとこんな効果もあるんですよ。

普段はなるべく食べない(ように努力する)と、ケーキというものがいわゆる「ハレの日」に食べるもの、ご褒美や記念など特別な時の"ご馳走"としての価値が高まるのです。

食べるまでの楽しみがより募って、その「ハレの日」の価値自体も高まる効果もあるのです。

とか言ってますが、結局糖質が気になるからというのが本音でしょ?「・・・はい。」

しかし!

シャトレーゼのケーキには糖質控え目バージョンがあるんですよ。(ケーキだけじゃなく様々な糖質オフのものがあります)

何てもん作ってくれたのですか!食べる言い訳作ってくれちゃって、全く。

このクリスマスは糖質オフのショートケーキ、ホールで買っちゃったじゃないですか!

コロナ感染「みなし入院」保険金には確定申告が必要なの?

去年の夏、夫がコロナ感染して10日間自宅療養をしました。その際、自治体に療養の届け出を行って証明書を発行してもらいました。それにより生命保険会社に入院給付金を請求するためです。

【目次】

自宅療養は「みなし入院」

夏の時点では自宅療養もいわば「みなし入院」として療養証明書を発行してもらえるはずでした。でも申請後3カ月過ぎてもうんともすんとも言ってこないので、果たしてきちんと届いているのか?処理してくれるのか?少し心配でした。

すっかり冬になってしまい忘れかけた頃、やっと発行の通知が届きホッとすると共に「一体どれだけ多くの人が罹患して同じように申請をしていたのだろうか」と想像すると、役所も相当大変だったんだろうなと複雑な気持ちになりました。

さてその証明書を元に保険会社に連絡して関連書類を送ってもらい郵送で請求したところ、こちらはかなり早い段階でお金が振り込まれたので「さすが民間は早い!」と感じたものです。ありがたやありがたや。

感染したタイミングによる差

我が家と同じような状況の人があまりにも多かったためでしょう、9月25日以降に自主療養を開始した人で「64歳以下重症化リスク因子がない人」「"研究用"の抗原検査キットを利用した人」はもう証明書を発行してもらえなくなってしまいました。

うちも当てはまるので、感染がひと月遅かったら保険金は支払われなかったわけです。

夏は感染爆発の時期で医療機関はいっぱいでしたし、ドラッグストア等でも抗原検査キットは研究用のものしか売っていなく、他にどうしようもありませんでした。

だから感染するタイミングとしては良かったことになります。働けなかった10日間の収入は0円だったので本当に助かりました。

でもまぁ症状は軽めで後遺症もなかった今だからこんな贅沢なことを言っていられるわけです。もちろん感染しないにこしたことはないですよ!
    

確定申告はどうなるのか

このいただいた保険金、来月の確定申告の際はどういう扱いになるのでしょう?

調べてみたところ、もらったお金には所得税や住民税など税金はかからないそうです。そのため確定申告は不要だということ。よかった。。。

(ただ、不幸なことに保険金の受取人がコロナで亡くなって相続人が代わりに受け取った場合は相続税の対象となるとのこと)

でも今、中国ではコロナで大変なことになっているし、米国等でもさらに感染力の強い変異株も誕生しています。日本の患者数も高止まりでコロナによる死亡者も過去最高を記録しています。

亡くなっているのはやはりほぼ高齢者。恐らく健康な若者は「"コロナはただの風邪"なのに騒ぐなよ!」という気持ちでしょうし実際そうなのかもしれませんが、そもそも免疫が弱く様々な病気を抱えている人や高齢者にはやはり脅威なのです。

今月下旬には春節の大移動で中国の人も日本にも大勢観光に訪れることでしょう。日本もこれ以上感染者が増えないことを祈ります。

2022年 大晦日

2022年も今日で終わり。

今年からこのブログを初めてもうすこしで約1年がたちます。

お読みいただいた方に心から感謝いたします。

自分や家族に様々なことがおきて忙しかったり調子が悪かったりで、なかなか書けなくなることもありますが、来年も細々とつれづれを綴っていければと思います。

本年はどうもありがとうございました。

来年2023年、皆様にとってどうか良い年でありますように!

    

 

 

セブン-イレブンの年賀状印刷が便利だった件

昨今年賀状を出さない人が増えています。私宛にも長年年賀状をやり取りしていた人から「今年限りで失礼いたします」という年賀状じまい宣言のハガキも年々増えてきています。私は今年の年賀状をセブン-イレブンの年賀状印刷で準備しました。

【目次】

年賀状じまいは先送り

年賀状。私は「少し面倒だなぁ」と半分思いつつも、風物詩の一つとして続けてきました。

近年知り合った人とはやり取りをしていないのですが、昔、仕事上関係のあった方などとは今でも年1回のやりとりが続いています。

今では信じられないでしょうが、学校だけでなく普通の企業でも毎年「住所録」を作成しては紙で全社員に配っていた時代が長くありました。今思えば平和な時代でしたね。

ですから同期や上司、同じ係の人たちとはもちろん、少し仕事で関係した方とも年賀状をやり取りするのは結構普通のことだったのです。人事異動などで部署が変わるたび、知り合いが増えるわけですからその枚数はどんどん増えていきました。

でも年を経るにつれその数は少しずつ減っていきましたし、もう続ける必要もないんじゃないか?と思うような相手もいて、昨今では続けるか否かも少し頭をよぎったりもしていました。

ただ昨年は喪中ハガキを出すこととなり、誰からも年賀状が届かないということを初めて経験したのです。誰からも便りのない正月、それはやはり何だか寂しい気がしました。

    

またコロナ禍で人と人との繋がりがどんどん薄れていっている今、昔懐かしい人たちの年1回の年賀状は「ああ、昔この人たちと仕事したんだったなー。今も元気なんだな」という、ちょっとした安否確認の役割みたいなものですが、何か少し縁みたいなものも感じて「年賀状じまいをする」という決断にはまだ至れてはいません。

自分の体調がすぐれず物理的に無理になるまでは続けようかな…などと、今まであまり思わなかったことを感じ始めているのはきっと年齢のせいかもしれませんね。

親の年賀状まで書くことに

年老いた親は今なお年賀状のやり取りを続けています。親自身もですが出す相手の方ももう相当お年を召しているはずですし、またすでに亡くなっている方も多々いる中、それでも結構な枚数の年賀状を出し続けています。

ただ自分はペンを持ってきちんと書くこともしんどくなってきているため、それを私に託すこととなりました。

私は自分や家族の分に加え、親の分まで準備しなければならなくなり相当労力が必要です。

今までは自分でPCで作った賀状を自宅のプリンターで出力していたのですが、流石に今年は枚数が多いので、初めてセブン-イレブンの年賀状印刷を利用してみました。

セブン-イレブンの年賀状印刷

基本、裏面の図柄とメッセージを選択すればそれで終わりです。

表面の宛先も印刷したければ、セブンのクラウド上に住所録を入力して、宛先印刷をする人を選べば両面仕上げてくれます。来年からは入力もいらないので数分で注文が済むでしょう。

もちろん一枚いくらの費用はかかりますが、ネットかつ事前申し込み、また親の分と自分の分の複数を頼んだため、定価の55%引きだったので思ったより相当安くあがりました。

とても楽ですし、年末の色々な忙しさの中、「ああハガキ買わなきゃ」「年賀状書かなきゃ!」というちょっとしたストレスと労力を考えれば安いものだと感じました。

巷に多々ある年賀状印刷と違うメリットは、後から1枚だけでも好きなセブン店舗で自分で出力できることです。

今まで毎年、作成の失敗を見込んだり、年明けに出していない方から届いた時のために少し多めにハガキを購入し出力しておいて結局いつも余らせてしまっていたのですが、今回は確実な必要分だけ注文し、足りなければ後でセブンのマルチコピー機で出力できるというのも安心です。

なるべく楽に年を越したいですものね。

会社の女子トイレあるある

よく雑居ビルなどの共有のトイレに入った時、それがたまたま昼時などだと、おそらくそのビルの会社に勤務しているのであろう女性陣が陣取って歯を磨いていることがあります。そういう時、私は少しだけストレスを感じてしまう。なぜでしょう。

【目次】

そう感じるのは昭和の人間?

少ない洗面台を歯磨きにより長時間占拠されることも困るのですが、

多分私は、本来自分の家など人目のない場所でやる身づくろいを、皆のいる公の場で行われることに少し抵抗を感じるようなのです。

口内の汚れを吐き出す歯磨きや、会社の男性トイレからたまに聞こえてくるジョリジョリという電動髭剃りの音や爪を切る音はさらに気になってしまいます。

家で家族がやっていても何も感じませんが公の場で他人がやっていると"ザワッ"とするのは、電車の中で堂々とフルメイクしている女子を観ているときの気持ちと近いかもしれません。

恐らく"内と外"の概念を強く持ってしまっている昭和の人間には、より感じられてしまうことなのかもしれません。

ランチタイムの女子トイレ洗面台

私の会社でも昼休みが終わる頃、女子トイレ数台の洗面台全てが歯磨きで一斉にふさがりま確かに歯のためには磨くべきなのだけれども、でもこの時間帯はやはり大勢がトイレを使うので、正直ちょっと困惑するのです。

磨いている間は暇だからか、後から入ってきた他の人を歯ブラシを動かしつつ無意識に何となく見ている(実際には見ていなくてもそう感じてしまう)。これもちょっと嫌。

この感じ、何か昔もあったな・・・と思い返すと「そうだ喫煙者だ」。

昔は所かまわずどこでもタバコを吸っていたし携帯電話もなかったから、喫煙者はタバコを吸いながら他にやることもなく、よくぼーっと周りの人を見ていました。

たまたま近くにいて見られる側の自分の方がなぜか引け目に感じてしまうような、そう、あの感じ。

当時そういう人は中高年男性が多くて、ぼーっというよりむしろ”人を観察する”喫煙者も多くいたから一層それが嫌でした。

何も持っていない人がその場にとどまって他人を見ていたら怪しいけれど、その手に「たばこ」や「歯ブラシ」を持っていた場合、それらが免罪符になるとでもいうように。

不良なら「てめー何ガン飛ばしてやがる!」、はるな愛なら「ちょっと何見てるのよー」(両方古っ!)なーんて反撃すれば良いのでしょうが、それはできない私はただの"自意識過剰さん"なのでしょうか。
    

夕方の女子トイレ洗面台

メイクもそう。トイレの洗面台でちょっとメイク直し程度なら何の問題もないけれど、鏡に思い切り近づいてかなり時間をかけて真剣にアイメイクなどしているところに出くわすと困ります。こちらは夕方に多いです。

本来は誰か来たら気を遣って一歩下がるべきでしょう。実際そうする人の方が多いですが、中には全く意に介さない女性もいます。

「ちょっとすみません」と言ってその人を下がらせて手を洗うのは少し抵抗がありますが、こちらは個室から出てきて手を洗うしか他に何もできませんから割り込ませてもらうのですが、 その瞬間は自分の方が何となく悪いことをしているような気持ちになってしまう、

この性格は自分でもちょっとどうなんだろうなーと思うのです。

10年後に紙の新聞は残っているか?減り続く発行部数

新聞の発行部数が年々激減しています。

公式発表部数の中にはいわゆる”押し紙”と呼ばれる実際には配布していない大量の新聞も含まれていますので、一般家庭に配達されているのはもっとずっと少ないはずです。

我が家も新聞をとるのをやめてから10数年位たつでしょうか。今はニュースをアプリで読んでいます。

【目次】

通勤電車では皆新聞を読んでいた

私は不器用なので、あの大きな紙面をめくって読み終え元に戻す時、微妙にズレてぴったりきれいに戻せないことに日々小さなストレスを感じていたのも今は昔です。

朝の通勤電車内でも、現在皆がスマホを見ているように当時は皆こぞって紙の新聞を読んでいました。

超満員の中で大きく広げて読む人は迷惑でしたが、中には周囲に気を使って細長く折り畳み、それは器用にページをめくりながら読んでいる紳士もいて好感を持てました。

それでも時々新聞が折れ曲がり、彼らより背の低い私の頭にパサッとぶつかったりしていました。

    
新聞は日経・朝日あたりが多かったものの、中には朝から堂々とスポーツ紙を広げているおじさんもそこそこいました。

何やら露出過剰の(というか裸の)モデル女性の写真や煽情的な文字が紙面いっぱい大きく載っているセクシーページが目の前にさらされてとても嫌だったし、それを読んでいるおじさんの顔も、若い女性である私にとってかなりキモかった。

わざとではないでしょうけれど受動喫煙ならぬ受動セクハラのような状況を日々我慢していたものでした。

でも今、車内で紙の新聞はすっかり見かけなくなりました。というより、デジタルでも大新聞はあまり読まれていないのではないでしょうか。

偏った情報源による思考の偏向

でも高齢の親は今でも紙の新聞が手離せません。昔から毎日読む人でしたが、耳が不自由になってテレビも純粋に楽しめなくなってからはより一層、文字媒体の新聞をくまなく読むのが楽しみになっているようです(拡大鏡で)。

でも情報源が少ないので考え方も偏っていることを感じます。一紙のイデオロギー=正しいという思い込みはあの年代に多いかもしれません。

逆に怪しげなものも含むネット情報のみを信じてしまう若年層も多いことでしょう。

本当はもっと幅広く様々な媒体で色々なものの観方や考え方を知った上で、自分自身の考えを固めていくプロセスが必要なのでしょうが、時間もない中で何を選択するかということは、思った以上にその人自身の思考を左右する気がします。

10年後に紙の新聞は残っているか?

紙には紙の良さがあるのは重々承知ですし実は私は紙が大好きです。

ただこれだけネットでリアルタイムに様々な情報が取れる今、どうしたって一紙を定期購読する必要性を感じられないのは致し方のない事実です。

調査では60~79歳のモバイル端末所有率は94%(うちスマホは89%)に達していて、もう「高齢者はパソコンやスマホは使えない」といった安易な思い込みは危険です。

現在80代半ば以上の層がいなくなった時、紙の新聞を読む人は一体どの程度になるのでしょう。

保険適用の「二重まぶた」手術実録

先日、親が眼瞼下垂の手術を受けました。

年を取ると徐々にまぶた(瞼)が垂れ下がってきて、視界が遮られ物が見えづらくなったり頭痛や肩凝りなど様々な不都合が起こるため「まぶたを上げる手術」があります。

私は当日仕事を休んで病院に付き添いましたのでどんな感じだったか書いてみます。

【目次】

美容整形と違い保険がきく手術

親は元々二重でしたが、近年は傍から見ていても皮膚の薄くなったまぶたが垂れて黒目の大部分を覆い気味でした。おまけに耳もほとんど聞こえませんから日々かなり不自由だったと思います。

耳は治りませんからせめて視界だけでも少しでも改善すれば…と手術に同意しました。

この手術は多分美容整形の二重手術と同様なのだと思いますが、これは医療の一環として眼科で保険適用で受けられるものです。

親の場合かなり症状が重く、埋没法のような形ではすぐ元に戻ってしまうため切開手術が必要だとの先生の見解でした。

ただ、血液をサラサラにする薬を毎日飲んでいるのでしばらくこれを止めなければなりません。でないと切開した時大出血してしまう恐れがあります。

不整脈心不全があるためにその投薬をしているので、私は手術そのものよりむしろ薬を止める方が心配でした。別の循環器の先生に相談しましたが「何とも言えない」と、家族である私の判断に任されました。まぁ医者は何も断言できませんよね。

手術は本人のたっての希望なので、3日間だけ薬を飲むのを止めて手術に挑みました。

いざ手術

手術前はまず、待合室で両まぶたにセロテープのような物を貼ってしばらく待機します。これは麻酔なのだそうです。その後しばらく保冷剤で交互にまぶたを冷やしその後手術室に入りました。

    

待合室で待機していると、両まぶたで約1時間位で手術が終わり無事親が出てきました。

執刀した先生の話によるとやはりかなり出血が多かったそう。いくら血液サラサラの薬を止めたところで3日程度ではやはり限界があり、2週間程度は止めないとちゃんとした効果が出ないものだとおっしゃってました。

「でもとりあえず止血したので大丈夫。この後はとにかく冷やして冷やして、それが大事」だと繰り返されていました。

出てきた親の顔を見ると 、まぶたがくっきり二重になっていて黒目も見えるようになっていました。老人のぱっちりおめめもなかなかのものです。

もちろん手術直後ですから傷跡が相当目立ちます。黒い太い糸でのざっくり仮縫いで、まぶたと上側の皮膚を止めているのがバッチリ見えますし、周囲に血液も付いていて、なかなかクールなビジュアルです。

薬局で処方箋を出してもらったのち、持参するよう言われていたサングラスをかけて帰りました。保護のため外出時は当分サングラス必須です。

とにかく冷やして冷やして

家に帰ってからが結構忙しい。20分冷やしては15分程度休んでまた20分冷やすということを48時間続けろとの指示でした。(さすがに就寝時は無理ですが)

保冷剤を袋に入れ頭の後ろでマジックテープで留める目隠しで冷やせるので、手でずっと持ってなくてもいいのですが、何も見えない間はじっとしているしかありません。

目隠しの都度ティッシュを1枚当て、外すたびにべったり血がついているのを何度も何度も繰り返すうち、出血も徐々に減っていったのがわかります。

一方、数時間後には目の周辺は垂れて落ちてくる内出血で真っ赤になり、目の周りが赤いパンダ? 手術直後よりインパクある顔になっていて、そのままハロウィーンにでも参加できそう笑。

頻繁に冷やすと共に、複数の目薬を数度さしたり複数の薬を飲んだり、それに元々飲んでいる様々な病気用の大量の薬もありますからややこしいこと。

1週間後に抜糸、腫れは2週間程度

翌日も検査に出かけましたが、確認と両目のバランスをちょっと整える程度の調整のみでした。1週間後の検査で「問題ない」ということで、2週間と言われていた抜糸がその場で行なわれました。

目の腫れは徐々にひいていき、2週間には見た目がかなり改善して、3週間目には普通の二重の人になりました。

肝心の視界は良好で「よく見えるようになった!」ととても喜んでいました。

最初、手術をしたいと聞いた時は正直「まぶたぁ?そんなリスク犯してまでするようなものじゃない!」などと思ったのですが、本人にとっては見え方が少しでも改善する可能性があればそれに賭けたい思いがとても強かったようです。

高齢者に対しリスクをつい最優先で考えがちですが、QOL(クオリティオブライフ)をもっと追及してあげるべきかもしれないと、最近よく思うようになりました。

今年の漢字は「戦」。来年はもっと明るい漢字の1年であってほしい

毎年恒例の世相を一字で表す「今年の漢字」が発表されましたね。2022年の漢字は「」でした。

【目次】

戦いの日々のイメージ

私は戦争の「」の方を予想していたのですが、「戦」を投票した多くの方々と感覚は概ね同じだったかと思います。

ロシアのウクライナ侵攻北朝鮮のミサイル発射といった実戦(いくさ)、それによるエネルギー価格高騰や円安などによる物価高や増税との戦い、また今年もコロナ防衛戦、それに最近ではサッカーW杯での「負けられない戦い」もこの漢字を想像させたことと思います。

2月には北京五輪の戦いもありましたが、皆もう記憶はかなり薄れてしまっているのかもしれませんね。

今年の漢字は12月12日発表

毎年清水寺で「今年の漢字」が発表されますが、私は今まで単に「年末近くの、だいたい今頃の時期に発表する」程度にしか思っていませんでした。

    
でも毎年"12月12日に発表"するのにはちゃんと理由があって、それは今日が「漢字の日」だからなんだそうですね。

いいじ(12)いちじ(12)」の語呂合わせで、毎年「いい字」を少なくとも「一字」は覚えてほしいという願いを込めて始めたとのことです。知りませんでした。

戦いの日々は続く

私も今年は戦い続ける日々でした。夫や親のコロナ感染もありましたし(私も未遂)、自分の仕事と、親の面倒や実家の片付けと家事などに忙殺される一年でした(もちろん自宅の家事も)。

この戦いは来年も続いていくことでしょう。というよりますます困難になっていくかもしれません。

それでも自分が動けて働けることに感謝です。

来年の今頃、2023年の世相を振り返った時、「喜」「楽」「明」「愛」「輝」「嬉」「笑」「生」「光」といった喜びや希望に満ちた漢字を皆が想像できる1年になりますように!

リネットジャパンは神。PCと複数の粗大ごみも無料回収してもらいました

実家がとんでもないことになっています。昔、私たちが使っていた部屋がゴミの山になっているのです!ゴミといっても生ごみなど生活ごみではなく、長年蓄積に蓄積を重ねたほぼ不用品の山です。

【目次】

ゴミの山の正体

大量の段ボール、衣料品や様々な布類、古くなった家具や家電、まとめ買いした生活用品や飲料(古くてもうダメ)、車・アウトドア品、ビニール・袋類、旅行関係、私たち子供時代のものから親の若い頃のものまで何もかも、何十年も捨てずにとってあったものが雑然とルールなしに天井近くまで積み重ねられ、何が何だかわからない状況になっていたのです。

埃とカビもセットです。古いビニールがバラバラに崩れ細かい粉状になるのも初めて見ました。

子供が皆家を出た後は、すぐ使わないようなものはとりあえずという感じで旧子供部屋に置いていたものがどんどん山になっていったのでしょう。

親も昔はきれい好きで、私が物を出しっ放しにしているとよく怒られていたのに、やはり高齢になるとこうなってしまうのか…と、単に汚い状況を嘆くだけでなく切ない複雑な思いを感じます。

でも私だってどんどん年取っていくわけですし、今のうちに少しずつでも片付けないと大変なことになります。結局片付けるのは私なのだから先延ばしにすればするほどしんどくなる。

    

片づけを決意する

そこで夏頃からまずひと部屋、実家に行くたびに少しずつ片付け始めました。一度に捨てられる量にも限りがありますし(ゴミ置き場に捨てに行くのも一苦労で)、本当に少しずつですが山を崩し始めたのです。

即ゴミと判断できるものはいいのですが、微妙な線の物もかなりあり決断を迷います。粗大ごみとして手続して出さなければならないものもごまんとあります。

でも実家の地域の粗大ごみ収集はもう年内予約はいっぱいです。

そんな中で昔のパソコンやらワープロやらプリンターやらも複数台出てきました。90年代初期OA機器黎明期のものです。

機器自体はまだきれいで見た目どこにも不具合はありません。もしかするとマニアには結構貴重な機種で多少お金になるかもしれませんが、中に何が入っているのかわかりませんし、やはり手間やリスクを考えた結果そのまま捨てることにしました。

リネットジャパンは神

そこで以前自分の古いPCを処理する時に使ったリネットジャパンで今回も引き取ってもらうことにしました。

リネットジャパンは「小型家電リサイクル法」のもと、環境省経済産業省両大臣の認定を取得し全国自治体と提携して回収・リサイクルを行っている安心な事業者です。

PCの他、小型家電など電気や電池で動くものも同じ段ボールに詰めれば丸ごと無料で引き取ってくれるのです。縦+横+高さ合計140cm・重さ20Kg以内であれば詰め放題。

これは金属資源を取り出し原材料として再利用するため無料回収が可能なのだそうです。

私はPCを二つの段ボールに分けて、実家と自分の家の2か所でそれぞれ出しました。古いプリンター、古いオーディオ機器3点、古い電動マッサージ機、古い温風機などを段ボールに詰めることができ、これら全て一斉に処理できて助かりました。

粗大ごみの手数料分も浮いたうえに書類不要宅配便回収に来てくれるので、重い思いをして捨てに行く労力や手間もいりませんでした。

PCはどんなに古くても壊れていてもOK。なおPC初期化だけではデータ完全消去できないそうなので専用ソフト(申し込み後無料ダウンロードできる)で自分で消すか、別途有料で削除して消去証明書を発行してもらうこともできます。

今日から師走。大掃除をする方も多いと思います。リネットジャパン対象地域の方は、この仕組みをうまく使うことをお勧めします!

回収対象品や注意事項など詳しいことは下記でご確認くださいね。

ビル解体をエンタメ化。通行人が避けて通る場所から、観に行く場所に

日本の建築・建設技術というのは本当にすごいなぁ、と素人ながらに感嘆することが多いです。震度5レベルの地震で倒壊する新耐震後のビルの話をほぼ聞きません。免震・耐震技術のみならず、暮らしを快適にする技術…日々進化しています。

でも私たちはそれをあまり意識も感謝もしていないのではないのでしょうか。それは知らないからです。

【目次】

実は解体技術もすごい

建設と言うと建てていく方ばかりについ目がいきがちですが、実はビルなど建築物の解体技術、これがまた世界的に大変優れていると聞きました。

"世界のびっくり映像"みたいな番組で高層ビルを爆破し一気に倒壊させる派手な解体シーンを見たことがあります。爆弾が落ちたかごとく、ものすごい砂埃が舞い上がりどれだけ大音響なのか想像がつくようです。

日本の街中でそんな解体の仕方は危険すぎてまずあり得ないし許されないでしょう。お国柄の違いを感じます。

でも日本の技術はすごい。解体と一言で言ってもいろいろな工法があるそうで、

建設中の建物がどんどん高くなっていく映像を逆回転させたみたいな、高層ビルが徐々に背が低くなっていき気づかぬうちに解体されている工法とか、

ガスや石油タンクのような球形建築物を、天井から渦巻状に切断して長細い切断部分が垂れさがっていく、まるでリンゴの皮むきをしていくような工法など、

建設各社は、より安全と効率を目指して様々な技術を生み出ししのぎを削っています。ゼネコンの手がけるような大規模工事だけでなく街中のビルやマンションなども様々な技が駆使されています。

でも私たちが通常工事現場に抱くイメージは、楽しいとか親近感といったものとはほど遠く「なんか危険ぽい」「工事早く終わってくれないかなー」程度の感覚しか持っていない人の方が多いのではないでしょうか。

でもそれって、なんだかもったいない気がします

こんなに高度な世界に誇れる技術が今目の前で行われているのに、職人さんたちがこれほど格好良い仕事をしているのに、そんな感想しか抱かせないのではもったいない。

    

もっとアピールしてほしい

そういったことを建設土木業界はもっと世間にアピールしてもいいのでは

ただ、いくら高度といってもただ単に技術的な説明を延々とされても(特に多くの女性は)あまり興味を覚えないことでしょう。だから、

たとえば解体作業現場を囲っている外の防御壁にARマーカーをいくつかつけてそれをスマホなどをかざせば、解体中のビルの現役の姿や解体後の新たな建設予定のビルがARで誰でも見られるとか(もちろん安全を確保した上で)、

また解体中のビルが建てられた時代背景、このビルで過ごしてきた人たち(テナント)、ビルから見えていた風景とその街の変化などが、音楽つきの動画で見られたら(こちらはQRコードでいける)、タイムトラベルしたような気分になって、これから建つビルももっと身近に感じられるかもしれません。

他にも、キーとなる作業日の現場で解体技術をわかりやすくリアルタイムWeb中継(解体ショー!)するとか、工場夜景のように建設現場夜景としてライトアップするとか、

連日いろいろなプログラムが行われていたら、街中の工事現場がちょっと面白いスポットになるかもしれません。

一種のエンターテーメントとして、通行人が避けて通る場所から、観に行く場所に変貌させるのです。

だって人手不足で悩んでいるし

こんな素人考え、危険と隣り合わせで戦っているのにそんなチャラチャラにつきあってる時間はない、現場はそんな甘いもんじゃない!と言う反論も聞こえてきそうですが、でも今この業界は人手不足ですよね。

ビルだけでなく道路や橋梁など50~60年前のインフラも老朽化が進んでおり、対策していかなければならないのだけれど技術者が足りないと以前から問題視されています。

周辺住民の理解がより進み、この職業は面白そうだ、やりがいがありそうだと思って職人になりたい若者が増えるような試みのひとつとしてのトライアル。

ビルオーナーが個々でがんばるというよりも、建設から解体までの一生涯をメモリ化する新たなサービス事業形態を、不動産デベロッパーと建設各社、場合によっては都市計画などにも組み込んでいくような、新たな試みに広げていくことを考えてみたらどうでしょうか?

鶴岡八幡宮境内の「鎌倉殿の13人 大河ドラマ館」に行ってきました

鎌倉殿の13人」もついに実朝暗殺まで秒読みですね。

先月のとても天気の良い日、久しぶりに鎌倉に行ってきました。お目当ては鶴岡八幡宮境内で現在開館中の「鎌倉殿の13人 大河ドラマ」です。

【目次】

鎌倉殿の13人もいよいよ大詰め

「鎌倉殿の13人」では、生田斗真演じる後鳥羽上皇の側近「源 仲章(みなもとのなかあきら)」があまりにも"嫌なヤツ"のいい味出してて、twitterで流れてきた句に大笑いしてしまいました。

みなもとの なんか腹立つ なかあきら 顔はいいのに はいいのに

今も思い出して笑ってます。

ついに来週、この写真の場所で実朝が公暁に暗殺されてしまう、事件現場である鶴岡八幡宮の石段です。

↑この階段の左下の縄で囲われている所が、公暁が隠れていた大銀杏(イチョウ)のあった場所です。

倒れた大銀杏は今も生きている

2010年春の強風でこの銀杏の木が倒れてしまったというニュースには当時驚愕しました。樹齢千年と言いますから平安時代からずっと立っていたわけですが、平成でついに耐え切れずに倒れてしまった。

でも残った根は生きていて、今新しい若木がスクスク育ってきています。

↓この写真の手前のイチョウの葉がそれです。早く大きくなーれ!

八幡宮をお参りした後は「鎌倉殿の13人 大河ドラマ」に向かいます。

この館は境内の源氏池に面した、眺めの良い場所にありました。(ちなみに隣接しているカフェもとてもお洒落です)

ドラマで実際に使った様々な小道具や衣装、出演者のパネルや相関図、鎌倉の歴史など展示と映像などがあって、ドラマを観ている人には「ああ、あの時でてきた××だ!」などとハマります。

↓これは見覚えありますか?実朝の衣装です。頼朝、義時、泰時などの衣装や兜なども飾ってありました。

撮影セットで頼朝・雅子と一緒に写真を撮ったり、今や懐かしくなっている義経(菅田将暉)等身大パネルの写真を撮ったり、ミーハー全開で見て回りました。

他にも撮影・制作のウラ側などオリジナル映像も流れていて興味深かったです。

鎌倉国宝館で義時の死因を知る

この館のチケットで鎌倉国宝館鎌倉歴史文化交流館にも無料で入れるので、やはり境内にある鎌倉国宝館も見学しました。国宝がずらっと並んでいて壮観です。

様々な資料も飾ってあり、その中に史実として北条義時脚気と暑気あたりで亡くなったという資料がありました。熱中症でしょうか? 意外な死因でした。

↑境内を出たすぐの所に、中川大志が演じた畠山次郎重忠の邸宅があったと石碑が立っています。

このあたり一帯は頼朝の開いた幕府の中心地なのですから、鎌倉殿の側近たちも皆この周辺に住んでいたわけです。だから様々な旧跡が近辺のいたるところにあります。

源頼朝北条義時の墓がある史跡法華堂跡も、鶴岡八幡宮から歩いて10分位の場所にあります。ここで鎌倉の地を見下ろしながら眠っているのですね。また大江広元の墓も近くにあります。

帰り道、小町通りでお茶をして、鶴岡八幡宮から鎌倉駅までまっすぐ続く若宮大路の途中にある鎌倉 豊島屋 本店で「鳩サブレー大河缶北条編」を記念に買って、小旅行は終了です。

近郊なので旅行って距離ではありませんし、八幡宮周辺だけでしたが久しぶりの鎌倉を満喫できました。

大河ドラマもあと4回

大河の残り4回で、実朝の死後のゴタゴタ、そして政子の大演説・承久の乱と、その後どんなドラマの展開になるか楽しみです。

史実として義時の後に執権になる長男 泰時が、慣習や道徳を元に御成敗式目を編纂しますが彼の真面目さが垣間見れるような気がします。

もしかしたらその一部は現代でも名残あるのかもしれない(時効取得など)と思うと興味深く、大河の最後の主役は泰時(坂口 健太郎)なのかもしれませんね。

シャープが募った「死ぬほど嫌いな家事を教えて」

先月、シャープの中の人が「なんとなく今後の参考にするので死ぬほど嫌いな家事を教えて」とTwitter投稿したという記事を見てとても興味を持ちました。

私も瞬時にあれこれ嫌な家事が脳裏に浮かびますが、皆はどういった家事が"死ぬほど嫌い"なんだろう?

その後、その投稿の反響についての追記事を見つけて、なるほどなるほど。。

【目次】

家事の腰が重いものぐさ主婦

家事が大好きという方には尊敬しかないです。

私は主婦歴も長いけれど、別に家事を好きにはなれないなぁ。でもやらなきゃならないからやっている。

私だって家をきれいにしたいし、やればすっきり気分も良い。やりだすととまらなくなったりもするのだけれど、でも基本的にはやるまでの腰が重いのです。

でも「仕事と親の面倒があるから自宅の家事の優先度は下がってしまう」と自分に言い訳してる、結局ものぐさなんですよね。

皆の死ぬほど嫌いな家事

で 皆の投稿ですが、出るわ出るわ。色々な「死ぬほど嫌いな家事」。

アイロン、風呂の掃除、排水口の掃除、掛け布団のカバー掛け、グラタンを食べたあとの皿洗い、整理整頓、片付け、黒光りする虫退治、献立を考える、弁当箱を洗う、洗濯物の取り込み、洗濯物の収納、草取り、庭木の剪定、食器洗い、床拭き、トイレ掃除、水筒洗い、ごみをまとめること、鏡の水垢掃除、食洗機で洗った食器に残る水をとる作業

あーー、この投稿者の皆にシンパシー!

うんうん、私も嫌いだよーっ!!(妙な一体感)

投稿は「掃除と洗濯に関するもの」がツートップで特に多かったそうですが、いわゆる「名もなき家事」の存在も改めて浮かび上がったとあります。

名もなき家事とは、掃除や洗濯といった代名詞の付くわかりやすい家事ではなく、例えば「トイレット(キッチン)ペーパーの補充」「洗剤の詰め替え」「裏返った服や靴下を元に戻す」といった、ついでにササっとやるような細かい多くの作業。でも誰かがやらなければ全てが滞る重要なもの

ゴミ捨てひとつとっても「家中のごみ箱からひとつの袋にゴミをまとめる」「新しいごみ袋のセッティング」「資源ごみの分別と洗浄」「ごみの種類別に収集日まで保管」「ゴミを捨てに行く」など、細かい複数作業でやっとひとつのタスクが完結するわけで、

仕事で言えば膨大な数のプロジェクトマネジメント絶え間なく仕切りつつ実処理もしているんだと思うと改めて、ものぐさな自分もまぁ認めてあげようじゃないか、なんて思えてきます。(←自分に甘い笑)

    

家事を助ける製品開発に期待

でも自分はまだいいのです。とりあえずまだ動けるから。

でもちょっと体を動かすのすら大変な高齢の親を見ていると、"こんなちょっとした名もない家事の一作業"すら大仕事です。ましてや名のつくような家事はとても無理。

シャープさんはこの投稿結果について「積極的に企画書および会議にお使いください。ほかの会社の方もよかったらどうぞ」と、競合他社へもこの結果の利用を認める発言をしてくれています。すばらしいですね。

各家電メーカさんたちにはどんどん、ものぐさな私だけでなく高齢者をも救える「家事を助ける製品開発」に生かしてくれることを切に願っております!

失言して叩かれる偉いオジサン達。なぜそんなこと言っちゃうの?

政治家や公人が失言して叩かれ、発言撤回したり更迭されたり。昔からあったけど最近またよく聞くようになった気がします。

なぜそんなこと言っちゃうの?そんなこと言ったら叩かれるの当たり前じゃない!というようなことを平気で言ってしまう不思議。

【目次】

思っているから「つい」が起こる

女性にも若い男性にもそういう人はいますが、圧倒的多数でオジサン(年齢的にはオジイサンの場合も)に多いですね。

つい調子に乗ってしまったという場合。そこまで思っていなくても周囲にウケるからリップサービス的につい言ってしまう、まぁある意味サービス精神旺盛だともいえるけれど、でもその内容はいただけない。

そもそも、そういうことを普段から思っているから「つい」が起こるのです。思っていなかったら絶対言うはずがないことだもの。

本心では相手をさげすんだり下に見たり下心を持ったりしているから何かの拍子にそれが出てしまう。

    
大きな力を持つようなポジションの人は、自分に苦言を呈する人がいないと無意識にどんどん「常に自分が正である」幻想を抱いてしまう、いわゆる裸の王様状態になりやすいのかもしれません。

裸の王様は、自分の発言を聞いた人がどのように感じるのか事前に客観視・想像できないのでしょう。

公の場では言葉を慎重に選んでいても、アルコールが入ったり内輪のパーティーなどでウケると思ってバカなこと(=思っていること)を悪乗りして言ってしまう。

それで周囲で笑いが起こるから、ご満悦でさらに調子に乗ってしまう。これ、笑った人たちも同類なのですが。

たとえそこに客観視できる人がいても「相手が傷つきますよ」「そういうことは冗談でも言うべきではないですよ」なんて親切に諭してはくれないことでしょう。

それどころか場合によっては「足を引っ張る材料だ」と、内輪ネタだったはずの発言を週刊誌にリークするなんてこともあるのかもしれません。

会社でも客観視できないオジサンがいた

政治家だけでなく、普通の企業にもそういうオジサン達は大勢いました。ひと昔前はハラスメントとかコンプラとかの概念が今よりずっと緩かったから、飲み会の場はもちろん、仕事中でもそういう冗談めかした本心をよく聞かされたものです。

周りの若手(特に女性)達は皆「しょうもな」と感じながら、時には嫌悪感を抱きながらもオジサン相手に愛想笑いしてあげていました。

それでますます調子に乗せてしまったかもしれません。ウケると勘違いさせた方も罪なんだと思います。

でもその人達も、社内で波風立てたくない、嫌われたくない、などといった保身で我慢していたのだと思います。

実際、そういうオジサンに対し正面切ってモノ言う正義溢れる若い女性がいましたがその後、他の飲み会の場などで「あの子は怖い」とか「扱いづらい」とか「かわいくない」など悪く言ってオジサン同士で笑いあってる図を見せられた者は「自分はそうなるまい」と、流すことを心に決めてしまうのです。

それがわからずどんどん調子に乗り続けたオジサンは、ある日突然パワハラとかセクハラで刺されたりして、でも本人はそれが一体なぜなのか本当にわからないのです。ぜんぜん"突然"じゃないのですが。。。

これが政治家や有名人の場合、もっと大変なことになります。過去に遡って「そういえばあんなこともこんなことも」とほじくり返され、社会的に抹殺されたりもする。

そういう風潮もどうかと思うのですが、でも少なくとも上に立つものであれば人の傷つく痛みは感じとってほしい。

自分も同じ傷を負えと言うのではありません。でも自分の発言が人を傷つけることに思い至れない想像力の欠如した者は、そういうポジションにいてはいけないと思うのです。

ギネス世界記録、178人の「タナカヒロカズ」さん。佐藤・鈴木さんも反撃?

世の中の「タナカヒロカズ」さんが大集合してギネスに挑戦し、みごと同姓同名の人を集めたギネス世界記録を達成したという面白いニュースが目にとまりました。

【目次】

あなたの周りの「タナカヒロカズ」さん

今回3歳~80歳までのタナカヒロカズさんが一堂に集結。元プロ野球(近鉄)選手の田中宏和投手も参加したとのこと。

今までは米国の「マーサ・スチュワートさん164人がギネス記録だったそうですが、日本は漢字の違いでばらけてしまうため、過去の挑戦では記録更新ならずだったといいます。

でも、漢字ではなく読みで良いということがわかって今回再チャレンジした結果みごと178名でギネス記録更新につながったとのこと。

呼びかけに応じその会場に行ったタナカさんの中には、きっと「俺はギネス世界記録保持者なんだぞ」と周囲に自慢している人もいるんだろうな、なんて勝手に想像して笑ってしまいました。

今はこのサイトでさらに「タナカヒロカズ」さんを募っていて、まだどんどん人数が増えています。

    

日本で最も多い同姓同名

一方、日本で最も多い同姓同名は「田中 実さん」だそうです。私の学校や会社にも「田中 実さん」がいらした記憶があります。

調査結果や年によっても違うけれど、以下「佐藤 清さん」「佐藤 進さん」「鈴木 茂さん」あたりがBest5に入るようです。やはり田中、佐藤、鈴木の3大苗字は強いですね。

それにしても上位は皆名前が一文字というのはなんだか興味深いです。

このあたりの同姓同名の皆さんはきっと黙っていないことでしょう!きっとギネス記録更新にむけ集結を図るかもしれませんね。

発起人のタナカさんは「こんなばかばかしい記録」と言って笑っていますが、何か暗いニュースの多い中で、こんなチャレンジも悪くないですよね。