忘れ物をしない秘訣を教わり、実践したら本当に忘れなくなった話
明日何かを会社(学校)に持っていかなければならないという時、それも前夜ではなく当日の朝に用意しなければならないような時どうしていますか? 習慣化していないことってつい忘れてしまいがちですよね。
【目次】
用意した弁当を忘れて泣く
私は普段、会社でのランチは買ったり食べに行ったりしていますが、たまに夕食の残り物などを詰めてお弁当にして持っていくことがあります。
朝はあわただしいので夜のうちにセッティングして、悪くならないように出かけるまで冷蔵庫に入れておきます。
でも私にとって「お弁当」は毎朝のルーチンではないことなので、せっかく用意したお弁当を翌朝持って出るのを忘れ、それを電車の中で思い出して悔しさでいっぱいになるのです。午前中は仕事に追われ忘れていても、また昼時に嫌でも思い出し二度悔しい気分になる。
なーんてことがちょいちょいありました。
お弁当だけではありません。何か「明日××を持っていかないと」と思っても、すぐその場でカバンに詰めない限りだいたい忘れるのがオチです。
老化だと言い訳(?)できません。子供の頃からそうでしたから。
見える場所にメモ作戦
だから私は基本「メモ」を多用しています。メモったポストイットなどをスマホとかいつも見るものに貼っておきます。立ち上げる必要のあるアプリではダメで、見た瞬間に目に入る紙の方が私には有効です。
ToDoリストなどはその威力を発揮できるのですが、いつも何かメモが貼ってあるとそれすら景色になってしまったり、バタバタの朝には見落としてしまうこともあります。
でもある時、忘れ物をしない秘訣を教えてもらったのです。
それを実践するようになってから、あわただしい朝でも本当に一切忘れなくなりました。
本当に忘れ物しなくなった
それは・・・
『そこにあるはずのないものがそこにある』作戦です。
そもそも、翌朝「お弁当を忘れないように気をつける」という意識の持ち方が間違っているというのです。
「××を忘れないこと」ではなく、その内容とは関係なく「ハッとすること」が大事なのです。
そこで、翌朝会社に持っていくカバンの上に普段絶対あるはずのないものを置いてみてください。それも「ある程度の大きさがあり目立つ色のもの」が効果的な気がします。
私が今実践しているのは"新茶"と書かれた鮮やかな緑色パッケージの細長い茶筒です。その茶筒をカバンの上に置いておきます。
スマホや財布や傘や本などがカバンに置いてあっても、それらは普段持ち歩くことがあるため特別視しません。紙に書いたメモですらあまりインパクトがありませんが、
カバンの色と全く違う色の「新茶の筒」が目に入ったら一瞬「え?」と思うじゃないですか。
それが大事なのです。
「え?」と同時に「何だこれは?」と瞬間的に思ったはずです。
「普段と異なる何か」を感じれば、そこから「あぁ冷蔵庫のお弁当を持っていくんだった」という記憶を手繰り寄せることができます。
"お弁当"自体を思い出す必要はないのです。
私にとって、お弁当に限らず何でも「何か意識しなければならないこと」を思い出す手段としてこの作戦は想像以上に効いて、以来忘れることがなくなりました。
それでも、それがあまりにも頻繁にやると「あるはずがない」状態ではなくなってしまうので、時々であることが大切そうです。
そうなったら茶筒から何か他のものに変えないといけないですね。次は真っ赤な鍋でも置いておきましょうか。
忘れ物に悩んでいる皆さんやお子さんがいらしたら一度試してみてくださいね!