R55女性あるある

R55世代(50~60代)女性の、心身や環境の変化・長年の仕事での経験・主婦目線での生活など綴るブログ

横断歩道で、車が停まっても渡らない人たち

近所に信号のない横断歩道があるのですが、その前で車のとぎれるのを待っている人がいる、と思いきや、車が停まってくれても渡らない人たちがいるのです。ひとりふたりではありません。最近、割とよくこういうシーンを見かけて懸念していることがあります。

[目次]

おしゃべりに夢中

ひとつのパタンは「おしゃべり」。私が最近二度遭遇したこのパタンは、両方とも中高年の女性二人組でした。歩道でおしゃべりに夢中なのです。

歩道とはいえ場所が悪い。横断歩道正面、車道と歩道の境目に立って話し込んでるのです。それも二人で車道側を向いて。

傍からは車が停まるのを待っているようにしか見えませんが、どうやら渡るつもりはないようです。1台の車が停まってくれても二人はずっと話し続けています。自分達を客観視できないのでしょう。

私は歩きながらその情景を遠目に見てびっくり。「えー?渡らないの!?」「なんでそんな所で話してるの?紛らわしい!」

車は一旦停止したのち、困惑するようにじりじりとゆっくり進んで、そのうち急発進して過ぎ去りました。ドライバーの困惑と腹立たしさを感じてしまいます。

スマホに夢中で渡らない

もうひとつのパタンは「スマホ」です。こちらはかなり多いですね。

車が停まっても歩き出さない人を観察すると、スマホに気が向いていて渡ることを忘れているようです。

車側にしてみれば停まり続けるしかありません。渡らないとわかればそのまま行けるのに、横断歩道前で立ち続ける人のせいで発進できず、内心相当腹立たしく思っているに違いありません。

当の本人は、やっと車が停止してることに気づいても全く急ぐそぶりもみせず普通にゆっくり渡ります。人を理不尽に待たせた自覚がないからでしょう。

「自分のせいでドライバーを怒らせた」とはみじんも思わないでしょうから、もし、車にクラクション鳴らされたり怒鳴られたりしたら「ひどいドライバーがいる!」と憤慨して声高に被害者を主張するんじゃないか?なんて想像してしまいます。

    

歩きスマホで危険に無頓着

一方、車に乗っている時に多く見かけるのは、信号のない横断歩道を「ながらスマホ」で渡る歩行者。男女問わず特に若い人に多い印象です。

ひどい人は車をチラッとも見ずに渡り始め、横断中も全く周囲を見ていません。この場合も意識はスマホにあるので歩みは遅いです。

そういう人はたいていイヤホンもしています。耳と目が周囲の気配をシャットアウトしてしまっているので、もし危険が迫っていても察知できないことでしょう。

車は絶対に停まってくれるという信頼前提なのでしょうが、たとえ信号がある横断歩道で青だとしても、ドライバーが気づかず、または操作を誤って突っ込んでくることだってあるのです。でなければ交通事故など起こりません。

中でも一番気がかりなのは乳幼児を連れた若いお母さんです。ベビーカーを押しながらまたは子供と歩きながら目はずっとスマホ子供にも車にも気を配っていないシーンに、これまた頻繁に遭遇するのです。

子供が何かに気をとられ少しお母さんと距離があいてもお母さんは全く気づいていません。赤の他人の私の方が、スピードをあげて走ってくる車がいないかなんて気にして周りを見てしまいます。

乱暴な車が悪い場合も多々あると思いますが、横断歩道とはいえ車道といういわば危険地帯に生身をさらしているという意識が全くない歩行者が多すぎるという懸念を感じてしまう私は心配し過ぎなのでしょうか。