R55女性あるある

R55世代(50~60代)女性の、心身や環境の変化・長年の仕事での経験・主婦目線での生活など綴るブログ

近所でドラマ撮影。実際と放映とで1点だけ違う部分があった

以前もこのブログに書いたのですが、私は結構よくドラマの撮影に遭遇します。今度はうちのすぐ目と鼻の先で何かの撮影をしていたので少し驚きました。

【目次】

近所でドラマ撮影に遭遇

今まで地元で遭遇した撮影場所は駅前やちょっと見栄えする背景とか特徴的な場所とかだったので何となく理解できるのですが、

今回は普通の住宅街の何の変哲もないただの道です。なぜこんな所を撮影場所に選んだのか謎です。

ミーハーな私は「何の撮影かな?」と興味津々ゆっくり近づいて行きました。

撮影スタッフはかなり大勢います。でも人通りは多くない場所だからか交通整理のスタッフはひとりだけ。

私は静止されることもなく、カメラと監督らしき人と大きなレフ版の真横を通り過ぎ、その後も少し離れた場所で写真を撮ったりしてしばらく見物していました。

   
その時は停止している車を撮影していました。車に誰か乗っていましたが多くのスタッフと機材、それにガラスの反射などで顔は見えず、ただ服の色がわかっただけでした。

気づいたきっかけはエンブレム

ドラマ好きの私は様々なドラマを録画していて、それらを観るのを日々の楽しみにしています。

あるドラマを観ている時「ん?」と何か既視感を感じました。それは1台の自動車のエンブレムでした。

ドラマのCMスポンサーが自動車メーカーだった場合、主役などメインの役者が乗っている車はそのスポンサーメーカーの車種が使われがちです。エンブレもトヨタや日産などそのまま使われていますが、

そうでない場合、特にその車が犯人や犯罪に関係する設定の場合は、エンブレムは実在しないデザインの作り物である場合が多いように思います。

今回ドラマで何かを感じたのは、一瞬アップになった"実在しない車のエンブレム"、その形に何となく見覚えがあったのです。

「・・・あ! この前の撮影のだ!」

見物時は全く気にとめてもいなかったエンブレムが無意識にひっかかり、そこで気づくなんて不思議です。

その後徐々に「そういえば撮影してた車はこの色と形だった」「そういえば乗ってた人の服はこの色だった」と、エンブレムから周辺情報が記憶と一致していきました。

その記憶を確かめるため、録画を一時停止させ自分で撮った写真と見比べてみました。

「うんやっぱりそうだ。あー、このドラマだったのか!」「乗ってたの思い切り有名人だ!もっとしっかり覗いておけばよかった」と、ミーハー魂が悔やんでいます。

でも「あれ・・?」

ふと気づいたのは、写真とドラマとで1点だけ違う部分があったのです。

車のナンバーが違う!

それは車のナンバーでした。数字だけでなくひらがなも違いました。写真を拡大して読み取れたのは「」でしたが、ドラマは「」でした。

「わ」ナンバーはレンタカーです。撮影にレンタカー利用は普通の事でしょうが、ドラマ設定上それがレンタカーであるわけにはいきません。だから違うナンバーにする必要があります。

それで撮影時にナンバープレートを付け替えたのかな?と一瞬思いましたが、その車は車道を普通に走ったのです。

「違うか。それじゃ道交法違反だし」

何しろ「お」という普通乗用車のプレートは存在しませんからね。

ということはプレート部分だけCGとか合成とかでうまく作り替えてるのね、と初めて気づきました。

いつも俳優やストーリーに気をとられがちですが、そういう目でドラマを見ても面白いですね。

他のドラマでも「お」ナンバーが出てきたので、「あ、これ実物と違うんだよね」なーんて一人で悦に入っておりました。