R55女性あるある

R55世代(50~60代)女性の、心身や環境の変化・長年の仕事での経験・主婦目線での生活など綴るブログ

女性向け、ソロ活・おひとり様サービスのニーズはかなりあると思います

コロナ禍で、一人客をターゲットにした「ソロ市場」が注目され、一人焼き肉専門店や個室型サウナなどが今受けているといった記事を見ましたが、コロナ以前から"おひとり様"ニーズは結構あったと思うのです。


ただ、以前は一人で行動すると「友達のいない寂しい人」みたいな変な見られ方をすることが多かったから、ニーズはあってもそれを普通のこととして行動できる素地がなかったのだと思います。

少し前には、学生が一緒にランチする友達がいないと思われるのが嫌で、トイレの個室で食事をしているということが報道番組などで取り上げられていましたね。

2006年版の阿部寛さん主演のドラマ「結婚できない男」では、建築家で独身の主人公がいつもひとりで行動していることを周囲は怪訝な目で見ており、ひとり焼肉を堪能していると「信じられない!」という反応でした。
    
男性でもそういった捉えられ方をされていたぐらいですから、牛丼屋、ラーメン屋、回転寿司などで一人で食事している女性はあまり見かけませんでした。会社でそういう店に平気で入れる女性の先輩はそれこそ猛者扱いされていました。

仕事上ひとりで外食する機会が多かった私も、その頃はそういう店にひとりで入る勇気はなく、チェーン店のカフェやベーカリーレストランで済ませていました。

でも昔からそういうソロニーズはあったはずです。

独身、子供のいない夫婦、子供の手が離れた夫婦、私の年代の夫婦などはより一層、食事のみならず様々なソロニーズが多くあるように思うのです。

マーケティング上、特に女性は"基本いつでもお友達とつるんで行動するもの"と思われているのか、なかなかそういう女性向けソロサービスの充実がありません。

一人用サウナとかソロキャンプなどもいいですが、そんな少し特別なシーンでなくても、もっと日常的なニーズが多々あると思うのですが…

コロナ禍で他人との行動が難しくなったことで、ソロ活のハードルは下がって、自由・マイペースに楽しめることに気づいてしまった人も多いのではないかな?

これに慣れてしまうと、いちいちスケジュールを合わせて相手に気をつかって・・ということが面倒に思えてしまう人もいるかもしれません。

ただ、ひとりで動きたいけどでもやっぱり少し寂しいのは否めない。この相反する間を埋めるような自然なサービスがあれば絶対流行ると思うのです。