R55女性あるある

R55世代(50~60代)女性の、心身や環境の変化・長年の仕事での経験・主婦目線での生活など綴るブログ

まぶたの炎症をプチプラのシャドウで乗り切った話

キャンメイク(CANMAKE)をご存知ですか? ”安くて可愛い”若い女性御用達のプチプラ化粧品です。

有名ですから私も以前から知ってはいましたが「さすがにオバサンの買うもんじゃないよね」と、ドラッグストアなどでもキャンメイクの棚に近寄る事はありませんでした。

私は子供の頃から肌が弱く、乾燥だかアレルギーだか知らないけれど何かというとすぐ皮膚疾患症状に悩まされます。

数年前にも、理由がわからず”まぶた”が大きく赤く腫れ上がり、長いこと治らず困っていました。

まだコロナ前でテレワークもなく、毎日オフィスに通わなければならなくて、こんなひどい顔を人前にさらすなんて恥ずかしいけれどどうしようもありませんでした。

眼科で処方された塗り薬と、敏感肌用の化粧水は無事使えていました。でも問題はアイメイクです。メイクで少しでも腫れをごまかしたいのですが、着色する化粧品は事態を悪化させないか怖かった。
    
ネットで化粧品成分で刺激の少ないものはどういうものかなどを調べたり、アットコスメで様々なメーカーの成分を見比べたりした結果、これなら刺激が少ないのではないかというものを見つけました。

それがキャンメイクのあるシリーズのアイシャドウでした(同じメーカーでもシリーズによって成分が異なります)。

“刺激の少ないこと”を謳った化粧品は得てしてかなり高価なのですが、キャンメイクはプチプラ、そのシャドウも千円もしませんでした。

別に敏感肌用と謳っているわけでもないし、安くて逆に大丈夫なのか?と少し不安にも思いましたが、ここまできたらものは試し。50代にして初めてキャンメイクを1点買って帰り、家でこわごわ塗ってみました。

昔から何度か、合わない化粧品でかぶれたりしてきた経験から、塗った後(直後~数日間)に違和感や軽いチクチクした感じを受けると、その後まずいことになることを知っています。

この時は元々炎症を起こして腫れているわけですから、今まで以上にそういう感覚に注意深く神経を尖らせつつ、様子を見ていました。

塗った直後は特にそういう違和感も起こらず、少し安心すると共に「おや?」と気づいたのは・・「これ、発色いいな」

色がはっきり肌に乗ります。だから赤い腫れもアイシャドウとアイライン(シャドウの一番濃い色をラインとして)によってある程度は目立たなくすることができたのです。

それでもしばらくは、帰宅後メイクを落とした時にひどいことになっていないか、恐る恐る確認する日が続きましたが、結局まぶたがそれ以上悪化することはなく、長い期間かかりましたが無事治癒しました。

ターゲットは若い人向けのキャンメイクですが、年齢を重ねてくると肌はくすむから、むしろこの発色は年齢肌の人にこそ合うと感じたのです。

一見強い色のように見えますが派手な原色ではないし、実際につけると粉っぽくもならず肌になじみやすいので私はすっかり気に入ってしまい、その後今に至るまでずっとリピ買いを続けています。

まぁ10~20代の女性にしてみれば、ドラッグストアのキャンメイクのコーナーで、手の甲でサンプルの色味を確認しているオバサンの姿はうざく感じるだろうなぁ…とも思うのですが、

ごめんね。でも年取るとどんどん肌トラブルも増えていくのでこちらも色々試行錯誤なのです。