R55女性あるある

R55世代(50~60代)女性の、心身や環境の変化・長年の仕事での経験・主婦目線での生活など綴るブログ

亡くなって解約した親のスマホにLINEの新メッセージが届いた

亡くなった親の携帯電話を解約しました。解約したら電話(通話)はもちろん、メールもLINEも、電話番号を利用しているものは使えなくなるわけです。ところが解約して2週間ぐらい経ったある日、ピコンという音と共にLINEに新しいメッセージが来たのです。

解約してもsim返却不要?

親が亡くなった後、解約手続きをしに親のスマートフォンを持って携帯ショップに行きました。

解約したらsimを返却するものと思っていたため、事前にスマホに登録されていた電話帳データなどを整理・削除してから手続きに臨んだのです。

電話帳を整理しながら「それにしても登録先で生前どんな人や店と関わりがあったのか思いきりわかっちゃうな」と感じていました。

携帯ショップでは死亡診断書やら私の身分証明書やらを提示して解約手続きは結構あっさり終了しました。が、「以上で手続き終了です」「SIMは?」「あ、そのままで結構です」

え?返さないでいいんだ…と思いつつ帰途につきました。

アカウントに紐づいていたサービスなどは当然無効になっていますが、家のWiFiにはつながり、たとえばヤフーニュースやらGoogle検索やらいわゆるインターネットの世界は普通に使えます。

今まで自分の携帯は機種変更はし続けていても解約はしたことがなかったので、あまりピンときていなく「解約イコール全て使えなくなる」みたいな漠然としたイメージを持っていました。

でもよくよく考えればそうですね。Wifiさえあれば携帯端末が1台増えたみたいなものです。
    
少し心配だったメールやLINEの履歴も無事そのままでした。新たなメッセージは増えなくても生前のやりとりの履歴は消えてなくならずに残っていてほしかったのです。

そのスマホはずっと家に置いたままですが、時々充電だけはし続けています。

解約したスマホからLINE着信が

解約手続きから2週間以上たったある日、ピコンという音がしたので「あれ?」と思ってそのスマホを見てみると、なんとLINEの着信表示が。

驚いてLINEアプリを立ち上げてみると、解約前に未読はなくしておいたはずなのに新たなトークが複数並んでいるのです。解約時には表示されていなかったお友達からのメッセージも新たに来ていました。

「手続きの不備!?」と思って親の番号にかけてみると「おかけになった電話番号は現在使われておりません」とメッセージが流れ、ちゃんと解約はされています。

不思議に思って調べてみると、その電話番号が他の新規の契約者に割り当てられた時点でLINEのアカウントは使えなくなるということがわかりました。

逆に言えば「誰かに割り振られるまでは今まで通り使える」ということです。試しに私のLINEと双方向で送受信テストしてみると普通にやりとりでき、両方とも既読もつきました。

一体どの程度の期間この状態が続くのかはわかりませんが、亡くなった親の携帯に受信通知が届いた時は驚いて一瞬スピリチュアル的な思いが頭をよぎったものです。天国からのメッセージ的な…。まぁ次の瞬間には手続きの不備疑惑とか現実的な思いに立ち戻りましたが。

さてこのところ、ブログの挿絵をBingのAIに描いてもらっているので、今回も「スマホのLINEの絵を描いて」といったらこれが出てきました。確かにスマホに線(ライン)の絵だよね笑。

    

なので今日は「いらすとやさん」の挿絵に戻しました。