Miles (マイルズ)。ポイント好きの私が飛びつこうとしてやっぱりやめた件
ポイント大好き主婦としては見逃せないアプリが最近話題を呼んでいる。
Miles(マイルズ)。
スマホの位置情報の取得を"常に許可"しておけば、自分の移動距離に応じて自動的にマイルがたまる。
移動手段はAIが自動判定し、1マイル(約1.6Km)移動で1マイル(ポイント)もらえる。車や飛行機の移動でもたまるけど、歩き・ランニング、自転車など環境にやさしい移動手段だとさらにボーナスマイルがプラスされ、たまったマイルは様々な商品などと交換できる。
というアプリ。
毎日の通勤通学でも、週末車での買い出しでも、普通に暮らしてれば自動的にマイルがたまるなんてすごい!それに「歩く動機づけにもなるし」と、かつてPokémon GOをやった中高年が(私か)、またうっかり飛びつきたくなるような魅力的なサービスです。
でも待てよ。これってつまり、自分の全ての位置情報、いつ、どこから、どんな方法で、どこに行ったか、すべての行動履歴を提供する、ということですよね?
主要な通勤・通学手段を設定するから、この人の学校や職場の場所はどこか。家はどこか。主にどのルートで動いてるのか。何時に家を出て何時に帰る毎日なのか。よく行く場所はどこか。等々、ライフパターンがすべてわかっちゃうわけで。
個人は特定されないとはいえ、それでもこの端末(スマホ)の持ち主全ての行動履歴が米国のクラウドサーバーに保存され、データ処理されることを同意するという規約で情報を提供するというのはやはりちょっと二の足を・・・それにそのデータはマイルズの会社だけでなく、当然商品を提供している多くの企業にも提供されるだろうし。
「いや、本名じゃなくていいわけだし、そんなこと言ってたらどんなアプリも使えないし!」と言われちゃいますね。そう、多分考え過ぎですよね。
Milesにはセキュリティポリシーも個人情報保護についてもきちんと記載されており、決してこのサービスを貶めるつもりは毛頭ありません。
でもここまで全面的に行動履歴を提供することには、別に何もやましい行動をしているわけではないけれど、あくまでも個人の考え方ということで、私はインストールをするのをやめました。