R55女性あるある

R55世代(50~60代)女性の、心身や環境の変化・長年の仕事での経験・主婦目線での生活など綴るブログ

悲報。お買上げ金額100円につき1ポイント付与を200円に変更します

ドラマ「真犯人フラグ」の中で、カードでポイントを貯めることについてこんな内容の会話があった。

たとえば1万ポイント貯めたとする。そしたら1万円のものが欲しくなるだろ?でもポイント会計すればその分ポイントがつかない。本来1万円の買い物につくはずだったポイントをドブに捨てることになる。ポイントが増えるたびドブに捨てるポイントも増えるジレンマ、これがつらい。

わかるーーー!

もし1万ポイント貯まったら、新たな出費なしに1万円分の商品と引き換えられるのだから、それはもちろんうれしい。だけど普通に1万円の買い物したら結構ポイントがもらえるところを1ポイントすらもらえなくて、何だか少し損したような気もしてしまう。

そういう気持ちのこと、語ってくれたわけ。

だから「欲しいものを先に明確にしてそれを目標に貯めていかないと、このポイント地獄に落ちてしまう」ということなんだけれど、ポイントが貯まっていく快感というのは強力で、いつのまにか貯めること自体が目的になってしまいがち。

それこそが店側の狙いだとわかっていながらも、なかなか抗えないもの。

〇千円以上お買い上げでポイント3倍とか、この商品は3日間限りポイント5倍とか、敵はあの手この手で攻めてくる。本当に買う必要があるものなのか冷静に考えないと、うっかりこの罠に陥る。

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ここ半年位、多くの百貨店やスーパー、ドラッグストア、通信キャリア、飲食店などが次々と「従来『お買い上げ金額100円につき1ポイント付与』だったサービスを『200円につき1ポイント付与』に変更します」という無慈悲な通告を一方的に突きつけてきている。

それってステレス値上げですよね?

メーカーが商品の値上げをしづらい時によくやるのがステレス値上げ。価格は変えずに中身の量を少し減らしたり上げ底にしたりして、探知されにくいステレス戦闘機ばりに目立たぬよう実質値上げする。そのままだとバレるからか、同時に商品リニューアルなどと銘打ちパッケージを変えたりすることが多い気がする。

売上げを上げるのが難しい今、少しでも利益を確保しようとしてどこもかしこもポイント還元率引き下げという一種のステレス値上に走っているのだろうか。

長い時間をかけてコツコツとポイントを貯め続け、やっとある程度貯まった頃、

そのポイントの扱いが終了してしまったり(ドトールがTポイント→dポイント、Yahoo!がTポイント→paypay等)、
引き換えられる商品の必要ポイント数が増えてしまったり、欲しかった商品が対象カタログから消えてしまったり、最悪そのお店自体が店じまいしてしまったり・・・

なんてことになったら、せっかく貯めたポイントがぁー!

でも実際にこういうことがちょいちょい起こっている。インフレ傾向の時はお金の価値が下がっていくので、今後さらに頻繁に起こるかも。

だったら貯め込まずにこまめにポイント使っていった方が安全かな。ポイント地獄にも陥らずに済むし。

でもなんか・・・つまんないけどね。

ドラマの家は、なぜカーテンを閉めないのか

私はニュースは倍速視聴するくせに、ドラマは好きで結構見ている。家にいる時間が多くなって一層観る本数も時間も増えた。

それで前々からとても気になっていることがいくつかある。そのうちのひとつ、

なぜドラマの家は夜カーテンを閉めないのか?

ドラマで出てくる家の多くが夜なのにカーテンが開けっ放し。
家族で住んでる普通のご家庭。レースのカーテンは閉めているのにメインのカーテンは開けたままでずっと過ごしている。この状況が気になってしかたない。

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部屋の窓から見える景色や外に何か重要なポイントがあるわけではない。

帰宅直後という設定ならわかるけど、家族皆で和やかに夕食の食卓を囲んでるシーンでもカーテンは全開。

こたつに入っているシーンでも開いたまま。現実でも今は冬だからなおさら気になっちゃって「早くカーテン閉めなよ!」とつっこみたくなる。

昔からそういうシーンが目について気になっていたけど、今やってるドラマでも「となりのチカラ」「妻、小学生になる」「真犯人フラグ」みんなそうだもの。

「となりのチカラ」なんぞ、昼間もマンションの各お宅ことごとく、レースのカーテンすら開けっ放しというあり得なさで、まあこれはのぞき見してる設定だからつっこまれ前提の確信犯だろうけど・・・

外が暗いことで視聴者に夜であることを感覚的にわからせるため?
→いやいや、カーテン空いてる方が習慣的無意識で夜っぽく感じないし。

制作スタッフがうっかり閉め忘れた?
→いやいや、部屋内の他の小道具類を細かく作り込む気遣いがあるのにそこだけ忘れないでしょ。

照明の映り込みとか反射とか撮影の関係?
→いやいや、それならカーテン引いてあった方が問題が少ないでしょう?

理由はよくわからないけど残念。ドラマは面白くてもその本筋と関係のない違和感がドラマへの没入感を一瞬阻害してしまうから。

でも、こうも多いとむしろ興味を抱いてしまう。一体なぜでしょう??

有名なアラサー女子 清原 諾子、冬をつぶやく

これはある有名なアラサー女子の、冬についてのつぶやきです。

冬は早朝が最高。
雪が降り積もってるのは言うまでもなくステキだし、霜が降りて白くなってる感じもイイ。
雪とかなくても、超寒い早朝に急いで炭に火を起こして、それをいろんな部屋に持っていくのも、とても冬っぽい。
でも昼になって寒さも和らいで、火鉢の炭が白い灰になりっ放しになってるのは見た目が良くない!

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こう書いている彼女は、清原 諾子(ナギコ)さん (らしい)。

京都に住んでる。家は超広くて部屋数がとても多い木造。京都の冬早朝はとても寒いだろうけど、そういった風情も楽しみながら日々の生活や感じたことを綴っている。美意識が高くて結構手厳しいことも書いているけどフォロワーがとても多い人気者。

さて、誰かわかりますか?

この文章は一部で、実際は春夏秋冬の順に各々の季節の好きな時間帯やその風景を綴っている。

ちなみに、秋は夕暮れ時が、夏は夜が、そして春は夜がほのぼのと明けはじめた頃がエモくて好きだと言っている。

もうわかりますよね。この文章は、清少納言枕草子」の冒頭部の冬の部分です。(雰囲気伝えるため、異訳・誇張してます。申し訳ありません!)

ここの原文は

冬はつとめて。雪の降りたるは言ふべきにもあらず、霜のいと白きも、またさらでもいと寒きに、火など急ぎおこして、炭持て渡るも、いとつきづきし。昼になりて、ぬるくゆるびもていけば、火桶の火も、白き灰がちになりてわろし。

時の一条天皇の皇后 定子に私的な女房として仕えた清少納言、本名 清原諾子。

今で例えるなら、皇居内に住み込みで、愛子内親王殿下のお付き兼家庭教師として仕えている、30代バツイチ子持ちのバリキャリウーマン。日々書き留めていったブログ(ツイッター)を、のちに書籍化したのが大ブレイク。

とでもいったところでしょうか・・・

今年の冬は寒さが厳しく、大雪などで苦労されてる方も大勢いらっしゃると思いますが、千年前の冬に思いをはせて、じきにやってくる美しい春の曙(あけぼの)を待ちませんか。

北京オリンピック、何だかモヤモヤが多過ぎる。

北京オリンピックは何だか色々とモヤモヤすることが多過ぎる。

選手達は素晴らしい競技で我々に感動を味わせてくれるけれど、ジャッジなどその周辺であまりにも「え?」みたいなことが多過ぎて…

多かれ少なかれ、皆同じようなこと感じているのではないかな?

高梨沙羅選手ら5名のスーツ違反での失格、森重航選手のスローで見てもわからないフライング判定、ショートトラックでの複数の疑惑判定、平野歩夢選手の決勝2回目の異常に低い得点・・・五輪の掲げる「フェアプレーの精神」って本当に生きてる?とつい言いたくなってしまう。

そしてワリエワ選手のドーピング疑惑。

まだわからないことも多いけれど、スポーツのそれも世界最高峰のオリンピックで年齢って考慮されるべきことなのでしょうか?

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16歳未満の子の成長にハンデがあるのはわかる。でも15歳でも20歳の選手より実力があるから国の代表に選ばれたのでしょう?その時点で年齢が考慮されたわけではない。(もし実力より"将来性への期待"みたいなもので点が変わるなら、それこそ審査員の胸先三寸で大問題になってしまう)

でもルール違反に対しては年齢を慎重に考慮する、というのはどうも腹落ちしない。そんな考慮するくらいなら出場自体に年齢制限をつければいい。

もし「それじゃ若くても実力がある子のチャンスをつぶす」というなら、それこそ年齢関係なく全て同じルールで白黒つければいい。

誤飲でも無理強いでも(可哀想とか感情は抜きにして)、体内から違反薬物の陽性反応があったその事実だけで、他の選手なら五輪出場自体叶わなかったはず。

他の選手は皆、細心の注意を払って臨んでいる。いくら気の毒な理由であったとしてもその事実には涙を飲むしかないのがスポーツの厳しい、だからこそフェアなルール。

東京五輪スケートボードで見事金メダルを獲った「13歳、真夏の大冒険!」の西矢椛選手が事前の日本大会でドーピング検査が黒だったとする。(ごめんね、あくまで例えですよ!)

「日本酒のおちょこで回し飲みした時、祖父の心臓の錠剤薬が交ったのかも」
「そうか。まだ中学生だし陽性反応は2か月前のことだから東京五輪に出てOK」
とか言っているのと同じようなもの。

そんなつっこみどころ満載の話、納得する?金獲って世界に胸張れる?

そして、

モヤモヤ北京五輪の極めつけは『聖火が吹雪で消えた』というショッキングな報道。

【写真】火が消えたとみられる北京五輪の聖火台

中国側はこの報道に「雪による目の錯覚」と主張しているけど、↑この記事の写真見てもらえますか?

聖火はギリシャオリンピアのヘラ神殿で太陽光によって採火された炎でのみ点火しなければならないという神聖なルールなのだけれど、この報道後にはまた点灯していたとのこと。もやもや~

くだらない言葉遊びがクセになる、タモリのボキャブラ天国

今週のお題「復活してほしいもの」

90年代にフジTV系列でやっていた「タモリボキャブラ天国」というお笑いバラエティ番組。(通称 ボキャ天)

様々なことばや歌詞などをダジャレや替え歌などで言い換える視聴者投稿番組。

投稿の内容を役者によるコント仕立にして、テロップで「元のことば」と「言い換えたことば」が変化しながら表示される。(カラオケの歌詞で歌う部分が黄色く変化していくあの感じで)

今だったら、差別とか下ネタとかコンプライアンス上無理そうなものも多かったし、基本くだらなかった。でもちょっとした言葉の遊びがどうもくせになって毎週観ていたな。

例えば・・・

イトーヨーカ堂の店舗を背景に、男友達が手を挙げて挨拶してる。
「伊藤!」「よぅ、加藤!」
それだけ。あー、くだらな。だけどじわじわきて何か好きだった。

これも好きだった。山下達郎のクリスマス・イブの替え歌。

兄と妹が話してる部屋。角刈りのお兄さんが夜中に時計を見て「あ、出かけなきゃ」と言って出ていく。次のシーンでなんと、街で客引きするごっつい女装したお兄さん。

クリスマス・イブの曲に合わせテロップは
「雨は夜更け過ぎに雪へと変わるだろう」が、
「兄は夜更け過ぎにユキエと変わるだろう」

1文字変わっただけなのに!と、何か感動して今でもよく覚えている。

今のバラエティ番組でひんぱんに見かける、誰かがトークの途中で噛むと、いちいちつっこんで笑わせようとする風潮はあまり好きじゃない。

話の途中で一瞬口が回らなかっただけのことに殊更つっこんで、せっかく聞きたかった話の腰を折り流れを止めてしまう。下手するとそのつっこみで元の話自体は途中で終わってしまうことすらある。すごく消化不良。

意図せず噛んだ間違えではなく、わざと言葉を替えたり計算して間違えることで小さな笑いのドラマを創る。私には両者は似てるようで全く違う。(だからサンドイッチマンやナイツのお笑いが好き)

もし今ならどんな投稿が出てくるだろうか、現代版のボキャ天を見てみたい。

タダのものをメルカリで売ったら全部売れた!って言ったって…

以前TV番組で、タダのものをフリマアプリで売ったら、どの位になるのかというような企画をしていた。売っていたのは落ちている「松ぼっくり」。

拾った100個以上の松ぼっくりを売ったら総額2万円超え達成!すごい!的な内容だったけど、正直違和感満載だった。

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番組では、ゴルフ場の協力で場内の松ぼっくりを拾わせてもらっていたが、まずこれからしてあまり現実的じゃないよ?

ゴルフ場は松が多く、整備されており、基本人もいないから形の崩れていないきれいなものが多く手に入るそう。

でも普通、ゴルフ場でプレイもせず、何時間もかけて松ぼっくりを安全に拾える状況という前提がまず、ない。

そして30個300円、50個500円程度の値づけで出品して「全部売れたぁ!」と喜んでいたけど「そりゃぁ300円なら売れるでしょうよ!」と突っ込まずにいられなかった。

試しにメルカリで松ぼっくりで検索してみて。相場はその何倍~10何倍もする。

だって、売れた価格がそのままもらえるわけじゃない。メルカリで手数料1割引かれ、さらに送料がかかる。送料は着払い指定もできるけど、それだとなかなか売れないから、基本自分で払う人が大部分。

松ぼっくりのような壊れやすいものを何十個も送るのに、どれだけ丁寧でしっかりした梱包が必要になるか。

確実に送料の方が売上金額を上回るはず。手数料と送料で結果赤字。

だから誰もそんな値段で売らない。もしそんな破格値で出ていたら即購入されるに決まっている。それなのに、あんなに売れた売れたと騒がれるとちょっと引いてしまう。

実際にメルカリで売られている松ぼっくりは、同程度の個数なら千円前後はしていて、もしその値で売れても利益は恐らく100円かそこら程度。それでもSOLDは少ないのが現実。

相場だと売れず番組にならないから、利益に触れず売上だけを取り上げていると感じる。(番組でも最後に出演者からつっこまれて、送料引いたら利益は出ていないことを白状していた)

フリマアプリで少しでも収入の足しにしたい人間にしてみれば、番組で不当に安い価格で出品することで実相場を崩さないでほしい。

企画自体は興味深くて面白い。それだけにとても残念。だからどうせなら、

「タダのものでも売れる!だけどそう簡単には儲からないよ。だから、どうしたら少しでも利益が増やせるか実際にやってみよう。」という構成の方が現実的で、そんな番組なら見てみたいなぁ。

なんでいつもスーパー「アキダイ」なの?

ニュースや報道番組でよく景気について街の声を聞いてるけど、「スーパーで話を聞きました。」という時、なんでいつもいつもスーパー「アキダイ」なの?

取材されて答えてるのがいつもアキダイの秋葉社長という印象。番組が違っても、局が違っても、いつもスーパー アキダイ。

世の中にスーパーはこの1件しかないのか!?って感じ。

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インタビューに的確にわかりやすく答えていらっしゃる秋葉社長には何の文句もないけど、TV局側が「勝手がわかっていて説明もうまくて便利だから」とそれで済まして、他のスーパーの声を聴く努力をしていないように感じてしまう。

景況感といっても練馬区のこのスーパーに来る客層の購買感覚に依存するわけで、他に、富裕層の利用する高級スーパー、驚きの激安スーパー、大手チェーンスーパー・・・各々についている客層はだいぶ違うはず。

全体をおさえて初めて街の声、景況感になると思うのだけれど。

それじゃ取材に手間かかってしょうがないし、街の声がバラバラになってまとまらないからやらないんだろうけど、それにしたってここまでみんな同じだと正直どうもね・・・