R55女性あるある

R55世代(50~60代)女性の、心身や環境の変化・長年の仕事での経験・主婦目線での生活など綴るブログ

下戸には「ノンアル飲料」自体が、ちょっと不思議な存在です

私は日頃お酒をほとんど飲みません。全く飲めないわけではありませんが、お酒自体特に好きではない上にあまり強くないのです。そこそこ飲むと"ほろ酔い気分"を跳び越して気持ち悪くなってしまい、ひどい時は戻してしまうので、グッといきたいような気分の時も「それをやったらこの後大変な思いをする」という恐怖が先にたって楽しめないのです。

【目次】

飲み会自体が嫌いなわけじゃない

だからといって飲み会の場が嫌いなわけではありません数年前までは会社でも飲みの場は多くあり、いつも参加していました。

若い頃は“酔っぱらって”ではなく”気持ち悪くなって”周りに迷惑をかけたことが何度かありましたので、そのうち「そこまでして飲む必要もないや」と、飲み会の場でも”とりビー(とりあえずビール。すでに死語)”をちょびちょび、その後はウーロン茶でも、ワイワイ十分その場を楽しんでいました。

ただ酒飲みばかりのメンバーだと完全に割り勘負けします。皆は日本酒ガンガン飲んで、気が大きくなってさらに注文が増えていき、自分はウーロン茶2杯だけなのにぼったくりバーか!」みたいな恐ろしい額になることがあるので、大勢の時は飲み放題プラン以外は参加を遠慮するようにはなりましたが。

    
ドラマでは主人公が家に帰れば必ず冷蔵庫からビールを取り出して一人で飲むシーンがあります。誰か友達や同僚などが来ると、2本出して1本を「はい」と渡します。私にはこういう生活シーンがないので、実は軽い違和感を感じながら見ています。家でお酒を飲まない”というと皆驚きますが、そんなに変なことなのでしょうか?

ノンアル飲料の存在が不思議

昨今の若者には飲まない・飲めない人が増えていて、ノンアル市場が拡大しているという話を聞きます。でも、あまり飲まない私にとっては「ノンアル飲料」というもの自体ちょっと不思議な存在なのです。

ノンアル飲料は「飲む人が我慢する状況での置き換え飲料」と言われればすんなりわかるのだけれど、「飲まない人が増えてるからノンアル市場が拡大」という理論には少し「?」なんです。

特にノンアルコールカクテル。最近は「モクテル」と呼ぶそうですが、"モック"って"真似た"という意味ですし、それってほぼ「凝ったミックスジュース」では? そこまでして”アルコール飲料のふり”しなくてもよくない?って思ってしまうんですよ。(あー、こんなこと書くと方々から怒りを買いそう。ゴメンナサイ)

だって下戸からすると、別にウーロン茶でもジンジャエールでもいいんだもの。モクテルって結局それらと同じ「ソフトドリンク」ですよね? だってソフトドリンクって「アルコールがない飲み物」という意味だし。

お酒っぽい感じでないと雰囲気出ないからでしょうか?"酒の場の雰囲気"って何でしょう?飲まないなら本人の脳の働きは変わらない。であれば、"雰囲気"はあくまで飲み物と器の"見た目の問題"ということになりそうです。映えるスイーツにテンション上がるのと同じように。

それならジンジャエールもお洒落なグラスに注いで輪切りレモンと食用花でも添えればモクテルでは?とかね。

「あーこれだから飲まない奴は話にならないんだよ」と言われそうですが、単純に不思議に思っていることです。

飲まない人間にちょっと朗報?

最近「飲まないのがクール」「健康のために飲まない」という価値観が若者中心に広がってきているという記事を読みました。この動きを「ソバーキュリアス」というらしいです。(日本人は絶対"お蕎麦"を最初に思い浮かべるぞ)

次から飲まないことを云々言われたら「最先端なんだぞ!」って言えるかも。