睡眠の質向上のため「ヤクルト1000」を飲みたい。でも飲めない
今「ヤクルト1000」が大人気だそうですね。しばらく前からネットでも「ヤクルト1000を飲んで寝たらよく眠れた」などといった情報を見かけることが増えていて、気になって色々と情報収集していました。結構良さげで「試してみよう」と思っていたのですが、今時点でまだ手を出せていません。その理由は…
【目次】
ヤクルト1000の特徴
ヤクルト社のサイトによると「ヤクルト1000」というのは、
生きて腸内まで到達する乳酸菌 シロタ株が1本(100ml)に1000億個入った乳製品乳酸菌飲料。機能性表示食品で、一時的な精神的ストレスがかかる状況での「ストレス緩和」「睡眠の質向上」の機能があります。
つまり「ヤクルト1000」1本にはシロタ株(乳酸菌)がヤバイほど多く入っていて、それが"ストレス緩和"や"睡眠の質向上"等の効果を生む、というわけですね。
他のヤクルトと比べても、Newヤクルト:200億個、カロリーハーフ:200億個、ヤクルト400:400億個ですから、「ヤクルト1000」のシロタ株量は群を抜いていることがわかります。
2022ヒット商品番付上位間違いなし
現代日本人は、睡眠で悩んでいる人が老若男女問わずとても多いといいます。特にR55世代はこの「睡眠の質向上」というパワーワードに飛びつきたくなる人も多いことでしょう。
私もその一人ですから「ちょっと試したいな」と思っていました。高価なサプリメントなどと比べればお手頃価格でもありますしね。
研究でも実際にニセ物(プラセボ)と比べて深い睡眠が得られたとの論文も出され、この商品は絶対2022年ヒット商品番付の上位に入ってくると予言します。
私の睡眠時間はかなり短い
私は昔から夜更かしで、仕事のある平日はいつも4時間しか寝ていません。でも不思議なことに日中オフィスでの仕事中も全く眠くならないのです。他の人達が昼休みには机につっぷして寝ているのを横目で見ながら10分で昼食を済ませ、またすぐ仕事に戻る、そんな毎日をずーっと長いこと続けてきました。
ショートスリーパー気味でも元気な自分を、以前は少し自慢するようなきらいもありましたが、アラフィフになってついに体調を崩すことになります。
毎日寝不足・ワーカホリック気味・家でも主婦として忙しく、常に交感神経優位で休まる時がほとんどなかった私の自律神経は、年齢的なものと、立て続けに重なったいくつかの強いストレスをきっかけに音を上げ失調してしまったのです。
そこからどんどんボロボロになっていくのですが(その話はとばしますが)、体調が戻っている現在も、ほんのちょっとしたことで朝まで眠れなくなってしまう日がよくあります。
以前は眠れなくてもそんなに気にしていなかったのですが、そうやって体調を崩したり、近年の研究で、寝不足によって脳内にたんぱく質の一種「アミロイドβ」が増加することで認知症を引き起こすことがわかったり…で、何とかしないとまずいと思うようになっていました。
ヤクルト1000の弱点
そんな中での「ヤクルト1000」登場ですから最初は絶対飲もうと思ったのです。でもひとつ大きな問題がありました。
このヤクルト1000、糖質が結構高いのですよ。
実は前回(冬)の健康診断結果で、今まで何ともなかった糖代謝にチェックがついてしまったため、今なるべく糖質を控えるように気をつけているのです。
思い起こせば今までずっと、毎日の食生活はカロリーはそこまで多くなくても糖質が高かったと反省。それに加え、夕食時間が遅い、早食い、寝不足、運動不足、そして親も糖尿病ですから遺伝、年齢・・・
「まずい!このままじゃ糖尿病まっしぐらじゃないか!」と今更焦り始め、特に夜はできるだけ糖質(炭水化物)を控えるようにしています。
ヤクルト1000の炭水化物は1本で14.1g、糖質角砂糖3.5個分相当。それに液体ですから急激に血糖値を上げやすいと思われます。睡眠薬ではないのですから毎日飲まなければ睡眠の質改善効果も出ないでしょう?
なのに、糖尿病の一歩手前の人は血糖値スパイクを起こしやすく、ヤクルト1000も十分誘発する可能性がある。とか上記記事に書かれているんだもの。飲みたいけど飲めない・・・
でも血糖値の正常な方はぜひトライして、効果のほど教えてくださいね。