R55女性あるある

R55世代(50~60代)女性の、心身や環境の変化・長年の仕事での経験・主婦目線での生活など綴るブログ

新PCでの初投稿。IEサポート終了に思いを馳せる

新しいパソコンでの初投稿です。今まで使っていた古いPCがついに壊れ、夜中に注文して24時間もかからず届いたのでほとんどダウンタイムなく使えて感動です。しかしなんと動きが速いのでしょう!今まで起動もWebを開くのもゆっくりだったので、この一瞬で反応する感覚に驚いています。これが当たり前になってしまうと、もう以前のには戻れないでしょうね…。

PCといえば、ついに6/15マイクロソフト社がInternet Explorer」のサポートを終了し、後継ブラウザ「Edge」へ切り替わりましたね。IEは私の世代にとっては長年親しんだブラウザなので、ひとつの歴史が終わったような気分です。

【目次】

社内では複数のブラウザを使い分けていた

プライベートPCではすでにIEを使っていなかったので問題ないのですが、会社では複数のブラウザが入り乱れています。様々な社内システムやWebによって適したブラウザが異なるので結構煩雑です。

ある社内システムを使おうとすると「これはIEで開いてください」と表示が出たり、逆に「これはIEでは動きませんのでChromeをご利用ください」など色々アラートが出て、どれがどのブラウザかを覚えるまでは開き直すのが面倒なこともありました。

これは主に、そのシステムやWebページがどの位古くからあるか(作ったのか)によって違うためです。

ネスケIEの戦い

1995年マイクロソフト社が「Windows 95」を発売、日本でもこのOSを買い求める大行列の様子をテレビ中継していて、まるでお祭り騒ぎのようだったことを覚えています。これをきっかけに日本でもPCが普及し、インターネットも急速に広まって翌年には日本企業でイントラネットブームが起こりました。
    
でもこの頃はまだ「Netscape Navigator」というブラウザの方が主流で、私もこのネットスケープ 通称 "ネスケ"の方に、”ぽっと出”のIEよりも使い勝手が良く親しみを感じていたものです。

その後マイクロソフトWindowsIEを標準装備したため、Windows PCを買えば最初からIEがデスクトップにあるわけで、自然とIEを利用する人や企業が増え、社内システムもActiveXという技術が便利だとIEをベースに作られるようになっていき…そのうち日本ではIEが主流となり、いつしかネスケは消えてしまいました。

もしかしたら記憶違いかもしれませんが、その当時IEを開くとスタート画面が「Yahoo! Japanだったような気がするのですが(自分がそうしていただけかな?)、ヤフーが日本でここまでメジャーになったのもそのせいではなかったでしょうか?

そのため当時親は「インターネット=Yahoo!」だと思い込んでいて、だからその画面が出ていないと「インターネットが使えなくなった!」とか言って騒いでいたなぁ。説明しても理解を得るのが大変そうで面倒だからそのままにしていましたが。

そんなブラウザもあったね

IE対応の社内システムも、情報システム部門の人たちが長い時間をかけて他ブラウザで動くよう改修してきましたので会社では特に混乱はありませんでした。

それにEdge上でもIEとの互換機能が用意されているので当面困ることはなさそうです。ただ、もういらないからといってIEをアンインストールすると「復活できなくなってしまうから注意しろ」と会社で注意メールが回ってきました。

愛着のあった古いPCが壊れ、強制的に新しいPCになり、そのサクサク加減に1日で慣れ親しんでしまう。ネスケIEもなくなって「そんなブラウザもあったね」と思い出になっていく…諸行無常