「がら空きでも隣に座る人 心理は」という記事を読みました。
そう!いるんですよねこういう人。「まわりにこんなに席が空いているのになんでわざわざ私の隣に座るの!?」って人。
今までも電車内などでそういう経験を何度かしましたが、そのたび少し警戒してしまいます。そういう人の心理ってどうなっているのだろうと常々不思議に思っていました。
【目次】
パーソナルスペースに無頓着な人
この記事によると、自分の「パーソナルスペース」に無頓着な人というのは結構いて、そうした概念の希薄な人がなんと1割程度もいるというのです。
パーソナルスペースとは、他人に近づかれると不快に感じる自分の周りの空間のこと。
こういうのってリスク回避のための人間の本能だと思っていたから、それを感じにくい人が1割もいるとは驚きました。
ガラガラの中で他人が真隣に座ってきたらどうしても、その人が何かよからぬ目的を持っているのではないか?とか勘ぐって少し緊張してしまう。荷物にも少し警戒します。
しばらくして別に他意はないようだと少し安堵するも、すると今度は「ではなぜ!?」と不思議が立ってきます。
私の隣の他に、その両隣も向かい側の座席もほとんど空いているのに他人のすぐ隣に座るのに"他意がない"というのは、私にとってはちょっと理解できない感覚で不思議に思ってしまうのです。
パーソナルスペース侵害の居心地の悪さ以外にもそもそも、隣に人がいなければ単純に体を窮屈にすぼめず(隣の人と接しないように)もう少しゆったり座れるわけですからね。できることなら少しでも広々している場所に座りたい、と思うのが自然ではないのかな…
こういう人はきっとそういったこと全て気にならず、逆に「別に気にしなきゃいいじゃん?」と思うのでしょう。でもこちらは気になってしまうし、あからさまに席を移動するのも何となく憚られて、何かいらぬ気苦労を背負わせられてる思いです。
隣の人を壁か何かと思ってる?
そういうシーン以外でも、隣の人がスマホに夢中で操作で肘を張るから隣の私に思い切りあたっていることがあります。だから私が遠慮がちに(状況によってははっきりと)腕や体をずらしても押し返しても全く意に介しません。
意に介さないというよりおそらく意識はそこになく、ゲームや漫画・動画などスマホの世界に入り込んでいる。逆にすごい集中力だなと思うほどです。
公の場で周囲に無頓着な人に悪気はないのでしょう。その人にとっては隣に座っている人は人間ではなく、単なる壁か何かでしかないのかもしれません。
でもそういう人は危険やリスクを察知する能力が低いともいえそうです。何か違和感や気配を感じられずシグナルにも気づけず、トラブルに巻き込まれたり何かあった時逃げ遅れたりする確率がおそらく高いのだろうなと、はたから見てて思うのです。