R55女性あるある

R55世代(50~60代)女性の、心身や環境の変化・長年の仕事での経験・主婦目線での生活など綴るブログ

自分の家庭と仕事と親の介護で、時々しんどくなる

仕事や家族のことで手一杯の日々が続いていて、なかなかこのブログを書く時間がとれません。この時間は私にとってちょっと楽しく心の休まるひと時の場になっているので、その時間がとれないと気持ち的に結構しんどいです。

【目次】

仕事は忙しいけれど

仕事は、元々少ない人数でこなしてたのに、最も細かいところをやっていくれていたメンバーが異動で抜けてしまったため、従来の業務に加えその人の分の仕事も私が担うこととなりさらに忙しくなりました。

他のメンバーにもその業務の一部を覚えてもらうためのOJTも行っていますが、まだ慣れないためそれらの確認・やり直しなども発生し 、忙しさに拍車がかかっています。

さらに今週そのメンバーがコロナ感染。その人は子供からうつされました。

家庭内じゃどうしたって感染は防げないものですよね。この状況ではいつ何どきどこで感染するかわかりませんから明日は我身、その人を責める気など毛頭ありません。

幸い症状も軽くて心配はなさそうですが、ただ会社のルール上しばらく休まなくてはならないので、単に私の業務がさらに増え”時間が足りない”という現実問題だけは残ります。

心配なのはコロナの方

世の中はWithコロナに舵を切ったかのごとく、どこもかしこも以前に戻ったようです。行楽地の行列、イベントの緩和、満員電車、狭い会議室にがん首揃えての会議体…

「感染者が激増!」ってTVで騒いでるけど、日々の状況を見れば「そりゃ当たり前でしょ」です。でも感染者数のわりに重症者が少ないからと、以前ほどあまり問題視されていないように感じます。

実際そうかもしれませんが、高齢で重大な疾患だらけの親に接しなければならない人間としては、いくらコロナの症状が軽いからといって自分がかかるわけにいきません。

もし私が感染してたとえ私自身は軽症でも、ささいなことでもすぐ入院やら何やら大ごとになってしまう高齢の親にうつしてしまったら死に直結してしまうことでしょう。

そうでなくてもしばらく私の身動きがとれなくなりますから、親の生活に様々な支障がおきてそれはそれでまた大変なことになります。
    
育児というのはとても大変です。それでも子供はどんどん育っていき、昨日できなかったことが今日できるようになる成長を見られる幸せもあると思うのです。また、その育児をするお母さんの年代は概ね若く、R55世代よりはまだそれなりに体力がある。

介護はまったくその逆です

介護はその逆で、高齢になるほど昨日できたこともどんどんできなくなり、何もかもおぼつかなくなっていき、想定外の様々な問題がおこり、ありとあらゆる病や怪我や不具合が頻繁におこります。

そして二度と良くはなりません。日々徐々に衰え・悪くなっていくのを見ながら、切なく痛ましい気持ちと、無事であってくれ・長生きしてくれと祈る本心の陰で、自分の家庭(家事と家族)と仕事と、自分の年齢体力とで時々いっぱいいっぱいになってしまう

でもまだまだこれからなのです。今よりもっとどんどん手がかかるようになっていくのです。

ケアマネさん、ヘルパーさん、デイケアの方々、病院の先生と看護士さん…大勢の方にもお世話になって、皆さんの献身と優しさには本当に頭が下がります。心から感謝しています。

だから娘である自分がこんな程度で音をあげてちゃダメだと思うのですが、いろんなことが一気にふりかかってくると時々弱音を吐きたくなります。

正直、仕事が忙しいというのは大した問題には感じていません。単に今忙しいだけで、長年の知見から何とかなるという自負もあります。むしろ、仕事中の没頭感やそこで得られる達成感などは、生活からの現実逃避になっている側面もあるかもしれません。

今日はボヤいてしまいごめんなさい。本当は心からしんどいことはここではあまり書きたくないのです。だってここは私にとって楽しいひと時の場のはずですからね。

泊りがけの旅行などはまだ当分できそうにありませんが、それでも週末などを利用して少し美術展めぐりなどをしたいと考えています。良いところがあったらここでまたご報告しますね。