実験結果。ドライアイ改善に効果的な音楽とは
私はドライアイです。毎日仕事とプライベートの両方で長時間PCやスマホ画面を見続けているため、まばたきの回数が減って目を酷使しているに違いありません。
30分に1回程度、画面から目を離して遠くを見つめろとかいいますが、集中しているとそんなこと忘れて何時間も画面を見続けていることにふと気づきます。いけないいけないと思いつつ、目薬で凌いでいるのが現状です。
そんな中で、こんなびっくりする研究結果の記事を見つけました。「ドライアイ改善に効果的な音楽とは」
えー-!?そんな音楽ってあるの?
【目次】
デスクワーク時、音楽の有無での違い
実験は、音楽配信事業を行っている「USEN」と、目薬でおなじみ「ロート製薬」との共同で行われたものです。
(全然話違いますが、"ロート製薬"という文字を見ると ♪ ロート、ロートローート、というメロディーが頭の中に流れてくる方は完全にR55世代!です笑)
20~50代のオフィスワーカーに対し、涙液量・最大開瞼時間(目を開けていられる最大の時間)・自覚症状について、デスクワークを1時間、2時間続けた時の音楽の有無での違いを計測したというものです。(詳しくは下記リンクでご覧ください)
その結果、
デスクワーク中に音楽を聴かなかった場合と比較して、聴いた場合は、涙液量変化率が有意に高くなりました。
とあります。「え--っ?なんで--?!」
科学的な検証をしているようですが、この記事にはその理由、科学的な根拠が全く書かれていないのでにわかに信じがたいというか、どういう理屈でそうなるのかが知りたいものです。
ストレスホルモンが悪さする
それで他にいろいろググってみたのですが明確なことはわかりません。まあこんなところではないかなと思ったのは・・・
長時間集中してデスクワークを続けている時って、のんびりくつろいでいるわけではないので、当然自律神経の交感神経が優位になっているはずです。だから、ただ椅子に座って仕事してただけなのに「あー疲れたぁ」ってなりますよね。
つまり無意識ながらもストレスや過労が蓄積されていっている。すると体の中ではストレスホルモン(ルチゾール)が多く分泌されて、これが過剰になると様々なストレス関連疾患につながっていくのだけれど、もうひとつ
身体全体の粘液分泌力が低下し、汗や唾液、涙などが出にくくなるという症状もひきおこすらしいのです。
あ、これじゃない? だからドライマウスやドライアイも生じるのではないかと。
自律神経に優しい音楽
ということで、自律神経に優しい音楽みたいのを聴きながら仕事すれば、少しはストレスや緊張が和らいで、結果ドライアイにも有効ですよ、ってそんなところなのではないのでしょうか?(半信半疑の素人考えですが)
それにしても、涙液量変化率がそんなに変わるって音楽ってすごいですね。
確かにデスクワーク中に集中したいとき、周りがうるさくてイライラするときなど、イヤホンで音楽を聴きたい衝動にかられます。体が無意識に求めているのでしょうか。
テレワーク中は家でずっと静かな音楽をかけながらやっていましたので、そういう面でも快適だったのかもしれません。
IT企業などではそういう自由な仕事の仕方をしているイメージがあるけれど(TVドラマの影響)、私の勤務先じゃ無理そうです。でも今度、
イヤホーンで音楽聞きながら仕事して、「仕事中に一体何してるの?」と問われたら、「いえ、ドライアイなので」という、わけのわかんないヤツな回答してみましょうか。