期日前投票に行ってきました。宣誓書は疑問、投票用紙は感動。
今度の日曜は参議院議員選挙ですね。私は期日前投票をしてきました。期日前投票の際には「宣誓書」という紙を渡され記述を求められますがその存在について疑問を抱きました。一方で、その存在について感動したのが「投票用紙」です。
【目次】
宣誓書の情報って必要?
「宣誓書」では氏名や生年月日など個人情報の記入と、当日行けない理由について複数項目から選ぶようになっています。理由にはいろいろな選択肢があります。仕事や旅行、レジャー、冠婚葬祭等、病気・・・
その中から選んで丸をつけながら「この情報って必要?」と疑問を感じていました。
だって、その選んだ理由いかんで何か変わるのでしょうか?過去とった理由を統計処理して次の選挙で活用しているなんて聞いたこともありません。
昔は「当日選挙に行けないれっきとした理由があれば事前投票を認める」みたいな厳密な管理の下に行っていたのかもしれません。でも現在の選択肢には旅行もレジャーもなんでもありです。それでも選ばせる目的がわからないのです。
わざわざこんな宣誓させられると「レジャーには丸をつけづらいな」などと思ってしまう人もいるのではないのでしょうか。棄権せずにきちんと期日前投票に来ているわけなのですからどんな理由だっていいじゃないですか?
もし単に昔のやり方を踏襲しているだけで特に意味がないのであれば、こんな質問、というよりこんな宣誓書自体、紙も手間も管理も増えて無駄ではないでしょうか?
何この紙!?すごく気持ちいい
さて投票用紙に書く段になって、ふと以前の選挙でも感じたことを思い出しました。
「何よこの紙!?」この投票用紙、ものすごーく、書きやすい!
鉛筆が滑らかにスルスルって、でもしっかりと書けて、なんだかとっても書き心地が良いんですよ。
それで今回ちょっと調べてみたんです。
そしたら何と、投票用紙は紙ではなかった! プラスチックフィルムの一種の合成紙なのだそうです。
合成紙メーカーのユポ・コーポレーションによる「ユポ」というもののようです。
残念ながら一般には流通していないそうなので、選挙でしかあの書き心地を体感できないのかな。。この素材でノート作ってくれたら絶対売れると思うのですが。
今度の日曜に投票に行く方、ぜひあの気持ちよさを体感してみてくださいね。
書いた投票用紙を半分に折りたたんで投票箱に入れる時も、しっかり折ったつもりだけれど、投票箱に落下する瞬間半開きになったのが見えました。これも素材が普通の紙じゃないからなのですね。
投票箱の中で自然に平らに開いた状態になるので開票の効率化に寄与しているそうです。
進んでる技術と古くて意味のないことの両方を感じられた期日前投票でした。