R55女性あるある

R55世代(50~60代)女性の、心身や環境の変化・長年の仕事での経験・主婦目線での生活など綴るブログ

「元彼の遺言状」著者 新川帆立先生の、大賞を獲るための5つの攻略法

やっている月9ドラマ「元彼の遺言状」の原作は、2020年 宝島社 第19回このミステリーがすごい!」大賞の受賞作品です。この本の著者は新川帆立さん。昨日ご紹介した今私がハマっているYouTubeチャンネル「有隣堂しか知らない世界」でも、以前新人作家として出演されていました。その話があまりに面白いので皆さんにも是非見てほしいです。

【目次】

今クールで一番期待したドラマ「元彼の遺言状」

ドラマ好きの私は今クールのドラマも色々録画して見ていますが、始まる前一番期待したのはこの「元彼の遺言状」でした。主役が綾瀬はるか大泉洋のコンビによるミステリーと聞いただけで面白そうと思ったのです。ドラマはいよいよ最終回目前で、結末が楽しみです。

主人公は女性弁護士の剣持麗子(綾瀬はるか)。大手製薬会社の御曹司である学生時代の元カレ(生田斗真)が「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」という奇妙な遺言を残して亡くなったことから謎解きの物語が始まります。

この剣持麗子はとにかくキャラが強い。美人で、お金に執着し「金にならない仕事はしない」と豪語する弁護士で、自分勝手で負けず嫌い、大食い、言いたいことハッキリ言う、でも不思議な魅力がある女性。
     
著者の新川先生は、女性が見てスカッとするような女性が憧れる強いキャラにしたいと思ったそうです。

新川帆立先生の方がキャラが立ってる

私は原作を読んでいませんでしたが、YouTube有隣堂しか知らない世界」を観て、小説もさることながら、その新川先生自身の経歴や考え方などを聞いて、すっかり彼女自身に興味を抱いてしまいました。

まず経歴なのですが

アメリカ合衆国テキサス州出身。16歳で「吾輩は猫である」を読み感銘を受け作家を志望。高校時代は囲碁部で全国高校囲碁選手権大会出場。東大法学部 法科大学院卒業し司法試験に合格、弁護士に。囲碁部時代麻雀にも興味を覚え、司法修習中に日本プロ麻雀協会のテストに合格しプロ雀士としても活動。弁護士の傍ら作家修行して2020年に「このミステリーがすごい!」大賞で作家デビュー。

なんだ?このただ者ではない感。

YouTubeの中でMCブッコローが、なぜ最初作家志望したのに弁護士に?と聞くと「簡単に作家になれるわけがないし、もしなっても食べていくの大変だろうからって不安になっちゃってとりあえず弁護士になろうと思った」みたいなこと言っていてて。

・・いやいやいや! だからって、東大も司法試験もプロ雀士(なぜ?)にも普通"とりあえず"でなれないし。すご過ぎます。

大賞をとるための5つの攻略法

作家修行というのも「人に教わった方が早いと思って小説教室に通って一から始めた」「ミステリー大賞を獲るための攻略法がある。過去の選考過程が全て公開されているので、その講評を読めばなぜその作品が通ったのか・落選したのかが推測できるので、大賞を取るにはこうした方がいいなということを研究した結果、獲れた」

ということで、このYouTubeでは大賞を獲るための5つの攻略法をひとつひとつ説明してくれています。どれもなるほどで、この方は理論立てて戦略を策定し、それらを全て実践し、そしてその通り大賞受賞したわけなのですね。

下記YouTubeは2本両方見ても15分位なので興味を持たれた方はぜひご覧下さいね。

話題の新刊『元彼の遺言状』の著者が登場!有隣堂しか知らない世界29

 

【たった5つ】新人賞を獲る攻略法 新人作家の世界②有隣堂しか知らない世界30

ちなみにフジテレビの「元彼の遺言状」ドラマの公式サイトはこちらです。