R55女性あるある

R55世代(50~60代)女性の、心身や環境の変化・長年の仕事での経験・主婦目線での生活など綴るブログ

華麗なる一族、リカちゃんパパ ピエール。もう一度「大人の人形遊び」したい

今週のお題「何して遊んだ?」

昨日のリカちゃんとリカちゃんママの話に続き、今日はパパの話です。

リカちゃんのパパは 香山ピエール 36歳織江(リカちゃんママ)とはパリの画廊で出会い結婚したけれど22年間も日本に帰ってこなかった、という話を昨日書きました。ピエールは世界的なオーケストラ指揮者ですから、おそらく演奏旅行で世界中を回っていて日本に戻る余裕がなかったのでしょう(推測)。

でも結婚記念日には必ず奥さんにバラをプレゼントするというマメ男です。

そんなマエストロのパパと、コンクールで賞を取るほどの実力をもち経営するブティックも順調なママというパワーカップルですから、子だくさんでも日本で3~4LDKの億ションに住み、家族皆が毎日きれいな服を着て何不自由なく暮らしていられるのですね。

さてピエールがついに日本に帰国。それにあわせて郊外の一戸建てを購入して引っ越しました(エレベーター付!)。

今までずっと、家のことは全て織江に任せっきりだったピエールは帰国後一転、子供達をお風呂に入れたり家事をしたりと積極的に関わるマイホームパパになります。

そんなイクメンぶりが評価され「イクメン オブ ザ イヤー2014*」を受賞しました。その際ピエールは「今後1年間、育児休暇を取得します」と宣言したのです。
*これ厚労省後援の現実の話です。石田純一さんや、タカアンドトシなどと共に香山ピエールさんがイクメンキャラクター部門受賞→イクメン オブ ザイヤー 2014

ピエールの特筆すべきはその家系です。

ピエールの父 アルベールは、外務省勤務エリート外交官。母はエレーヌ63歳、スイス大使館勤務。このリカちゃんのおじいちゃん・おばあちゃん、二人の出会いはルーブル美術館で、今は仏の南プロヴァンス地方に住んでいます。

エレーヌは由緒正しいミラモンド家の出身。ミラモンドの祖先は王様(!)で、ピエールの実家というのはヨーロッパの名家なのでした。

紋章はハート型を作る白鳥で、その家に初めて女の子が生まれると祖母からバングル(腕輪)が贈られる風習があり、リカちゃんも生年月日と「リカ・香山・ミラモンド」と刻印されたバングルを持っているそうなのです。

・・・ちょっと待った! "初めての女の子"にバングルを贈る…って、長女リエの存在は!?  やはりまた再びどす黒い妄想が・・・(リエについては昨日の記事を読んでね)

ピエールは3人兄妹で、弟 リュックはなんと自動車のF1レーサー。優勝祝賀パーティーで、自動車会社の社長令嬢であるテレーズと知り合い結婚。テレーズは人気モデルでしたが熱烈恋愛の末引退しました。

またピエールの妹 ディアンは動物や自然が専門のフリーライターで、取材で訪れた日本の美しさに惹かれ今は信州で古民家を改造して住んでいます。

いやいや、ハンパない"華麗なる一族"だったのね!ピエール。

※ピエールのエピソードは私の創作ではなく、タカラ社(96年当時)による公式なものです

リカちゃんファミリーにこういったストーリーがあったことを知った上だと、年齢を重ねた今改めて、リカちゃんを抱きしめていた子供の頃とはまた違う「大人の人形遊び」を何だかしたくなってしまいました。

懐かしいという思いでリカちゃんを再度購入というのもアリですが、全く新しい形の、リカちゃんのママやおばあちゃんを主人公にした人形遊び。

"〇ちゃんのママ"ではなくその背景に一個人としての姓名と、酸いも甘いも経験してきた人生のストーリーがあるのだから。

その年齢に見合った品のあるファッションを取り揃え売り出されたら、中高年女性は買ってしまうかも。それも大人買いでね。現実社会ではこの年齢の働く女性のファッションはかなり軽視されているから。

会社の同僚・上司とかママ友とか、現実の社会に沿った人形や関連グッズなどもあれば、大人が日頃のストレスを人形に託して発散する新たな癒しグッズ誕生となるかもよ?