R55女性あるある

R55世代(50~60代)女性の、心身や環境の変化・長年の仕事での経験・主婦目線での生活など綴るブログ

蚊に刺されにくくするための方法

地球上で最も人類を殺害している生物は? その答えは「」なのだそうです。
前回、モスキート音のことを書いたため「今年もそろそろ蚊の季節だな」と思い起こしました。

私は子供の頃は蚊に刺されやすく、夏の間中いつもどこかしらを刺され悩まされていた記憶があります。刺された部分は痒みが強く見た目も白く大きく膨らんで、子供心に"いけないこと"な気がしながらも、爪を強く十文字に立てていっときの快楽に浸っていたものです(またすぐ痒くなるのに)。

でもふと思うと、ここ10年位ほとんど刺された記憶がありません

もちろんこの2年はコロナで外出が減っているわけですが、それよりだいぶ前からあまり刺されなくなっているのです。

蚊がよく出る夕方に池や川などの水周りや草むらなどに出入りしていないことや、家でも夏は常に蚊取りマットの電源を入れていることも大きいとは思います。が、それじゃだけじゃない気がしていたところ、この記事を見て合点がいきました。

まず「猛暑日には蚊も弱り刺されにくくなる可能性がある」というのがあります。そういえば暑い夏の昼間ってあまり蚊を見かけない気がしませんか?

でも夕方になると出てくる。真夏よりむしろ秋口の方が多く、冬近くでも飛んでいるのを見かけることもあります。これって温暖化によって蚊が活発になる季節や時間帯が昔とズレてきているのかもしれません。
    
また蚊は人の体温と二酸化炭素を感じ取って近づいてくるそうなので、 体温が高い人、二酸化炭素を多く排出している人が刺されやすいということになります 。

この二酸化炭素が多いというのはをかいている人、炭酸飲料やお酒を飲んだ人などが当てはまります。あと黒い服を着ている人も刺されやすいそうです。

今の私は低体温で汗もほとんどかかないから、蚊は「刺さないんじゃなくて私の存在に気づいてないんだ!」と思うと、うれしいのか悲しいのかよくわかりません。

そしてキーとなるのは足の裏でした。

ある小学生の男の子が「一緒にいても妹ばかり蚊に刺される」のを不思議に思い、妹のためにその理由を解き明かそうと様々な実験を始めました。

自宅で何千匹の蚊を飼育したり菌を培養研究したりと半端なかったこの少年は、ついに高校生の時「蚊に刺されやすい人は足裏の常在菌の種類が多い」ことを突き止め論文発表!という快挙を以前テレビでも取り上げていました。
(その後
コロンビア大学に入学し、ザッカーマン研究所で研究を続けたそうです)

だから、もし蚊に刺されやすくて悩んでいる方は、足首から下、特に足指の間や足裏もアルコール除菌シートでよく拭くことと、靴下もなるべく新品や綺麗なものを着用するといいかもしれませんよ。

なお、風があると蚊が寄って来にくいそうなので、もし出歩くときはハンディ型扇風機を持ち歩くのも一案かもしれませんね。