R55女性あるある

R55世代(50~60代)女性の、心身や環境の変化・長年の仕事での経験・主婦目線での生活など綴るブログ

ドラマ今クルーはやはり「VIVANT」が面白い。「真夏のシンデレラ」はごめん見てません。

ドラマ好きな私としては今クルーも片っ端録画して時間のある時に観ています。結構面白いドラマがいくつかありますが、中でもやはりTBS 日曜劇場「VIVANT」が面白いですね。

ビーチボーイズを思い出す

ちなみに「真夏のシンデレラ」は最初から見ていません。面白いのかもしれませんが、やはりこのジャンルは若者向けだと思うのであまり興味を持てず…。

最初にこの予告を見た時思い出したのは97年の月9ビーチボーイズです。

海辺の民宿を舞台に、主役の反町隆史竹野内豊稲盛いずみと広末涼子がからんだ物語。放映当時、ドラマが面白いというよりか「夏の海と、涼しい風を感じるような美しい人ばかりが映し出される"環境ビデオ"ならぬ"環境ドラマ"だ」とか言って癒されていました。

あれから四半世紀以上たった今も反町・竹野内両名はダンディーで素敵です(むしろ今の方がより魅力的かも)。一方、初々しくはにかんでいた女子高生の広末涼子は今ここにきて何やら渦中の人となっていますが・・・

毎回引き込まれるVIVANT

(以下ちょっとネタバレになります)

VIVANTは巷の感想通り、豪華な俳優陣、映画のような壮大な映像、スパイ映画のようなスリル、予想外の事実、謎だらけ…と毎回引き込まれます。

   

ネットを見ていると、まぁ細かいところまで観察していてすごい推理する人がいるものだと感心してしまいます。

堺雅人演じる乃木憂助のスマホ画面が一瞬映っただけなのに「そこにVIVANというアプリがあった。そのアイコンに8つのフォルダーがあるので別班は8人いるのではないか」「VIVANTではなくVIVANだったけどTは何を意味するのか?」とか、すごすぎる。

商社マンの乃木は同期で一番出世に出遅れたダメ社員。でも前回、実は世界が恐れる別班の一員だったことが明かされ「出世?そんなもんしたら任務に差し支える」と言い放ったのです。

ネットでは、これで会社の「働かないおじさん」という不名誉な代名詞が「あのオヤジ、別班だからな」って言われるようになるな、って笑ってしまいました。裏の顔をもつ実は凄い人みたいで何かちょっとカッコ良いぞ!(ただのサボリーマンでもね)

私が想像は誰でも考えつくレベル

野崎(阿部寛)の相棒ドラムは癒しキャラですが、でも彼の優秀さは只者とは思えません。実は別班(かテント?)だと睨んでいます。また

乃木が毎日参拝している神田明神の境内の祠に、帰りしなにチラと目をやっていますが、次回予告ではその祠に赤い別班饅頭が置いてありました。あれは仲間との何らかの通信では?

とかまぁ誰でも考えつく程度のことしか私には想像できませんが、とにかく明日がまた楽しみです。

この"別班饅頭"、すでに数日前にメルカリに出品されており、それも13分でSOLDされているのには驚きました。

「相続」ということばに敏感な今、映画「マルサの女」をふと思い出す

伊丹十三監督の映画「マルサの女」をご存じですか?
国税局査察部が、脱税してる隠し財産を徹底的に調査・摘発していく作品で、主人公はおかっぱ頭にそばかすの敏腕女性査察官(宮本信子)です。1987年の映画ですが私はのちのTV放映で観て印象深かった記憶があります。

その頃はまだ税金とか全くピンとこない世間知らずで単に面白がっていただけでしたが、父が亡くなり様々な手続をしている今、ふと映画のあるシーンを思い出したのです。

【目次】

死亡後の手続きは人により違う

親が亡くなると様々な手続が必要になります。

親の生まれた時から全生涯の戸籍を追わなければならないところから始まり、また、親・子・孫・きょうだいの人数や財産の種類など人によって皆違うので、他の経験者に聞いた手続きのケースがそのまま自分に当てはまるわけではありません

介護の必要な母に手続きは無理なので、私が何もわからないところからネットや本で調べながら全て行なっています。

そのため今まで無頓着だった相続・法律・税金などの知識を得ることとなり、またネットもそういう情報をサーチすると次から次へと関連情報を表示してくるので、少しずつですがわかってきます。

それで二次相続とか自分たちの万が一の際とか「何かもっと大変そうだから今のうちに準備しておかないと…」と、まぁ色々と考えさせられるものです。単に悲しみに暮れさせてはくれないのですよ。様々な期限のある手続きやら何やらで動かなければならないのです。

それで「死亡後の手続き」とか「相続」とかいうキーワードに敏感になっている今、「マルサの女」のあるシーンを突然思い出したのです。

ふと思い出した脱税者のことば

山崎努扮するラブホテルの経営者「権藤」は巨額の脱税をしていて、マルサつまり国税局査察部に目をつけられ攻防を繰り返す中で、主人公の査察官にこう言ったのです。

妻に財産を分けたかったらどうすると思う?・・離婚するんだよ。俺はそこまでやる男だよ。」

   

正確には覚えていませんでしたがこのようなことを言ったはずです。見ていた当時の私は何も思わずスルーしましたが、今になってこのことばが蘇えってきました。

「離婚?・・・なんで? そしたら財産相続できないじゃない」

何十年も前の記憶に突如興味が湧いてしまって、ついネットで調べてしまいました。

権藤氏は「離婚して奥さんにたんまり慰謝料を払い、その後また結婚する」と言っていたのです。

調べた結果、慰謝料には所得税が課されないし贈与にはあたらないので贈与税もかからないからだということがわかりました。それで再婚すれば残りの財産も相続させられる。

税金はそう甘くない

へぇそうなんだ。。。

いえ、別に何かの参考にしようってわけではないですけれどね、慰謝料かぁ。。。へぇそうなんだ。。。

でも某法律事務所のサイトによれば、その額は社会的に相当な範囲である必要があり、せいぜい100万~300万円程度、それを超えたらやはり税金がかかってしまうし、偽装離婚の疑いがあったらもちろんダメ!だそうですよ。

やっぱり税金はそう甘くないですね。

巨万の富を持つ権藤さんが言ってるのは億単位の話でしょうし、おもいっきり偽装を疑われるだろうから、"たんまり"慰謝料払って無税というのは、きっと無理な話でしょうね。

マルサの女」を今の知識でもう一度しっかり見てみたくなっっちゃいました。地上げや宗教がテーマだった「マルサの女2」もね。

近所でドラマ撮影。実際と放映とで1点だけ違う部分があった

以前もこのブログに書いたのですが、私は結構よくドラマの撮影に遭遇します。今度はうちのすぐ目と鼻の先で何かの撮影をしていたので少し驚きました。

【目次】

近所でドラマ撮影に遭遇

今まで地元で遭遇した撮影場所は駅前やちょっと見栄えする背景とか特徴的な場所とかだったので何となく理解できるのですが、

今回は普通の住宅街の何の変哲もないただの道です。なぜこんな所を撮影場所に選んだのか謎です。

ミーハーな私は「何の撮影かな?」と興味津々ゆっくり近づいて行きました。

撮影スタッフはかなり大勢います。でも人通りは多くない場所だからか交通整理のスタッフはひとりだけ。

私は静止されることもなく、カメラと監督らしき人と大きなレフ版の真横を通り過ぎ、その後も少し離れた場所で写真を撮ったりしてしばらく見物していました。

   
その時は停止している車を撮影していました。車に誰か乗っていましたが多くのスタッフと機材、それにガラスの反射などで顔は見えず、ただ服の色がわかっただけでした。

気づいたきっかけはエンブレム

ドラマ好きの私は様々なドラマを録画していて、それらを観るのを日々の楽しみにしています。

あるドラマを観ている時「ん?」と何か既視感を感じました。それは1台の自動車のエンブレムでした。

ドラマのCMスポンサーが自動車メーカーだった場合、主役などメインの役者が乗っている車はそのスポンサーメーカーの車種が使われがちです。エンブレもトヨタや日産などそのまま使われていますが、

そうでない場合、特にその車が犯人や犯罪に関係する設定の場合は、エンブレムは実在しないデザインの作り物である場合が多いように思います。

今回ドラマで何かを感じたのは、一瞬アップになった"実在しない車のエンブレム"、その形に何となく見覚えがあったのです。

「・・・あ! この前の撮影のだ!」

見物時は全く気にとめてもいなかったエンブレムが無意識にひっかかり、そこで気づくなんて不思議です。

その後徐々に「そういえば撮影してた車はこの色と形だった」「そういえば乗ってた人の服はこの色だった」と、エンブレムから周辺情報が記憶と一致していきました。

その記憶を確かめるため、録画を一時停止させ自分で撮った写真と見比べてみました。

「うんやっぱりそうだ。あー、このドラマだったのか!」「乗ってたの思い切り有名人だ!もっとしっかり覗いておけばよかった」と、ミーハー魂が悔やんでいます。

でも「あれ・・?」

ふと気づいたのは、写真とドラマとで1点だけ違う部分があったのです。

車のナンバーが違う!

それは車のナンバーでした。数字だけでなくひらがなも違いました。写真を拡大して読み取れたのは「」でしたが、ドラマは「」でした。

「わ」ナンバーはレンタカーです。撮影にレンタカー利用は普通の事でしょうが、ドラマ設定上それがレンタカーであるわけにはいきません。だから違うナンバーにする必要があります。

それで撮影時にナンバープレートを付け替えたのかな?と一瞬思いましたが、その車は車道を普通に走ったのです。

「違うか。それじゃ道交法違反だし」

何しろ「お」という普通乗用車のプレートは存在しませんからね。

ということはプレート部分だけCGとか合成とかでうまく作り替えてるのね、と初めて気づきました。

いつも俳優やストーリーに気をとられがちですが、そういう目でドラマを見ても面白いですね。

他のドラマでも「お」ナンバーが出てきたので、「あ、これ実物と違うんだよね」なーんて一人で悦に入っておりました。

渋谷再開発で長期閉館、Bunkamura 最後の展覧会へ

1月に渋谷の東急百貨店本店が閉店したことは大きくニュースでも取り上げられましたがそれに続き、隣接している「Bunkamura」も一部を除き4月10日から長期休館に入りました。

渋谷再開発プロジェクト

渋谷は大型再開発プロジェクトによってどんどん変わり続けています。

若者で賑わうこの街も、駅から徒歩数分の東急本店とBunkamuraの一角は昔から何か少し空気が違っていて、多くの大人が出入りする場所でした。

でもここも渋谷再開発で大きく変わっていくのでしょう。

私も音楽会や展覧会でよくBunkamuraを訪れたものですから少し寂しい気持ちと、2027年にどんな感じに生まれ変わるのか楽しみな両方の気持ちが入り混じります。

そこで現状で最後のBunkamura ザ・ミュージアムで開催中の展覧会「マリー・ローランサンとモード」を観に行きました。

すでに全てシャッターが閉められている東急本店の横からBunkamuraに入り、地下1Fに降りていくと、フランス本国以外の唯一の店舗として営業してきたカフェ「ドゥ マゴ パリ」が目に入ります。ここも同時に閉店になるので見納めです。

マリー・ローランサンとココ・シャネル

ザ・ミュージアムに入るとマリー・ローランサンの女性的で優しい色彩の絵画の数々が目に飛び込んできます。ただ、パステル調ぽくも背景はグレーで単に甘いだけでなくモードな感じの印象も持ちました。

同時期に活躍したココ・シャネル肖像画もありました。当時の富裕層はローランサン肖像画を描いてもらうことが一種のステイタスになっていたそうです。

ココ・シャネルも彼女に肖像画を注文したものの、従来の女性のファッションイメージの枠を壊そうとしたシャネルにとって、ローランサンの描いた絵は自分のイメージとは合わないと感じたのか受け取りを拒否

ローランサン負けず描き直さず、二人の関係は微妙に悪化、結局絵は手元に置いたままだったといいます。

ローランサンは「シャネルはとっても良い子なんだけれど所詮田舎娘よ」的なことを言い放ち、それでもファッション大好きな彼女は、パリのシャネルの店には頻繁に通ったという逸話は面白かったです。

絵画だけでなく、社交界のドレスや、シャネル本人の多くの写真やバレーの映像などファッションに関する様々な展示もあったため1920年代のパリの社交界をリアルにイメージできて、とても面白い展覧会でした。

これは唯一写真をとってOKという絵画で、本物の絵を私がスマホで撮影したものです。
  

 

ちなみにこの展覧会は京都市京セラ美術館に移動して6/11まで開催中ですよ。

Bunkamuraから駅に向かう帰り道、渋谷のごった返す雑踏でパリの街のイメージはあっという間に消え去り、「一時期よりずいぶん外国人観光客が戻ってきたな」などと現実に引き戻されながら歩いていました。

今クルーのドラマは「風間公親-教場0-」からスタート

さあ、4月の新番組が始まりますね。ドラマ大好き人間としては今クルーはどれを見ようかな。

前クルーは断トツで「ブラッシュアップライフ」推しでした。2話目を観た時にこのブログで面白いって書いたけれど、最終回までずっとその地位は揺らぎませんでした。

今クルーは、これを超えるドラマが出てくるかな?

まずは風間公親-教場0-

まずは、この月曜から始まる木村拓哉主演の「風間公親-教場0-」はもちろんすでに録画セット済み。

3日前にSPドラマ「教場Ⅱ」を2夜連続でやっていたものも観ました。

でもこれって、一昨年の放送時すでに見ていたのに再放送と知らず録画していて「あれ?なんかこれ見たような…」と、始まってからやっと気づくありさまでした。

でも細かいことを始め、途中も結構忘れていたシーンが多かったので、結局全部見てしまいましたが十分楽しめました。

当時はあまり意識しなかった生徒役の面々も、目黒蓮杉野遥亮上白石萌歌、眞栄田郷敦など、今思うと結構豪華メンバー揃いだったんですね。

昔見たドラマの俳優陣

昔見たドラマをこういった再放送や動画配信などで20~30年ぶりに観ると、その時の学生役の子たちが今は堂々たる俳優陣になっているという、ちょっと感動タイムワープ感も味わえますね。

    
以前"ごくせん"シリーズを超久しぶりに見た時も、その生徒たちが豪華だったことに改めてちょっと驚きました。

松本潤小栗旬成宮寛貴亀梨和也赤西仁速水もこみち小池徹平三浦春馬・・・みんな10代で初々しくて新鮮。そういえば田中圭も万引きした生徒というちょい役で出てたし笑。

しかし主役の仲間由紀恵はあまり変わっていないのがすごい。。。

昔、フジ月9といえばロンバケビューティフルライフ、HERO、プライド…とキムタクがいわば代名詞のようなものでしたが、早20年以上の時が流れ、

同じ月9主演でも、白髪で一切笑顔を見せない冷徹な教官役をこなすキムタクを見て感慨ひとしおです。まぁそれだけ私自身も時を重ねているわけですが。。。

まだ他のドラマのチェックをしていませんが、また忙しい日々になりそうです。

「かける」って漢字と使い方、ちょっとあり過ぎ

今週のお題「かける」

今週のお題を見て「何を"かける"かなぁ?」と思い巡らしていたら、あまりにも様々な「かける」という表現があることを改めて感じて…何だか「かける」ということば自体に興味がわいてしまいました。

そこで「かける」をあらわす漢字や意味を整理してみました。

【目次】

賭ける

賭け事、博打。『ギャンブルで大金を賭ける』。
"
人生をかける"は「賭」ではなく「懸」です。でも賭け事の掛け金として金銭の代わりに命をベットするという場合は命を"賭ける"ですが…こわっ!

懸ける

願う、託す、覚悟をもって取り組む。『人生や命を懸ける』『神懸けて誓う』『じっちゃんの名に懸けて』一生(一所)懸命の懸はこの漢字ですね。

懸賞金の懸で、勝者に与えるという意味も。『賞金・賞品を懸ける戦い』

駆ける

YOASOBIの『夜に駆ける』はこの漢字ですね。かけっこの駆ける。意味は速く走ること。馬に乗って走るという意味もあります。駆動は「動力を与えて動かすこと」だから駆は動力ということになります。車のない時代の動力は馬。

翔ける

広い天空を自由に移動する。神や霊魂が空を舞い飛ぶ。地上を駆けるに対し「翔ける」は空を飛びます(飛翔)。『ペガサスが夜空を翔ける』『天翔ける(アマガケル)』ちょっと物語チックです。

架ける

かけわたすこと。ゆずの『栄光の架橋』はこの漢字。海や川や谷などを渡れるように木や金属の板などをかけ渡すから『橋を架ける』ですね。空に大きくかけ渡されるのは『虹の架け橋』。

『電話を架ける』もこの漢字。架電と言いますね。電話機発明初期は、遠くの人と会話できるよう架け渡してくれる魔法の機械だったのでしょうね。

欠ける

欠損すること。『茶碗や歯が欠ける』。一部が無くて不完全なこと『部品やメンバーが欠ける』。

書ける・描ける

文字や文章は"書く"。『心を揺さぶる文章が書ける作家』。

絵や模様や図は”描く”。『絵が描けるAI』。『うまく眉が描けるペン』化粧は図や模様!笑

掻ける

爪などで表面をこする、好ましくないものを表面に出す。『気持ち良く背中を掻ける孫の手』『汗を掻けるサウナ』。不意をうち裏をかく『寝首を掻けるチャンス』
    

掛ける

これはものすごく色々な意味で使いますね。

●液体や粉を上方から注ぐ・うち当てる。『振り掛ける』『塩コショウや醤油を掛ける』『水を掛ける』

●上から物を置く、高所に掲げる、ぶら下げる、垂らす、取り外せる状態で固定する。『布団を掛ける』『ハンガーに上着を掛ける』『看板を掛ける』『壁に絵を掛ける』『カバンを肩に掛ける』『鍋を火に掛ける』『眼鏡を掛ける』『ネックレスを掛ける』

●費用や労力を費やす、負担させる、課する『時間を掛ける』『趣味に金を掛ける』『手間を掛ける』『税金を掛ける』

●自慢する『鼻に掛ける』

●放つ『家に火を掛ける』『射掛ける』

●斜め、交差させる『たすきを掛ける』『掛け算で2と3を掛ける』

●委ねる、頼る、希望を持つ『望みを掛ける』『願を掛ける』『期待を掛ける』

●働きや作用を仕向ける『暗示を掛ける』『謎を掛ける』『働き掛ける』『罠に掛ける』『麻酔を掛ける』

●気持ちを相手に向ける『気に掛ける』『声を掛ける』『情けを掛ける』『目を掛ける』

●増す、加える『磨きを掛ける』『回転を掛ける』『腕によりを掛ける』

●行動を起こす、とりかかる、途中『出掛ける』『手掛ける』『作業をし掛ける』

●より分ける、除外する『ふるいに掛ける』

●機械や道具などを操作・作動、仕掛け『掃除機やアイロンを掛ける』『ぞうきんを掛ける』『目覚ましを掛ける』『エンジンやブレーキを掛ける』『鍵を掛ける』『音楽を掛ける』

●影響を与える『迷惑を掛ける』『負担を掛ける』『苦労掛ける』

実際は"かける"とひらがなで書く場合も多いようですが、他にもまだまだ"掛ける"の使い方がありそうです。

漢字テストで悩んだら"掛ける"にしておけば、当たる確率は高そうですね!

マックにて。偏見まみれの私の敗北

出先で、値上げのニュース後初めてマクドナルドに入りました。なかなか広い店で、食事時間帯でもなかったためか空席もチラホラあって、私の隣の4人席も空いていました。

【目次】

ティレリティレリな曲

しばらくは隣席に誰もこず、一人静かに本を読み始めましたが、しばらくすると気になる店内音楽が。

ティレリ♪ティレリ♪ティレリ

ん?なんか聞いたことある…あ、マックフライポテトが揚がった時のアラート音だ!

なんと、あの「ティレリティレリ」が組み込まれたアップテンポの曲が店内で流れたのです。ちょっと面白かったので調べてみると、

Adoとasmiとコラボした楽曲『ティロリミックス』だそうです。下記で聞いてみてね。
(ことばにすると「ティロリ」なのね)


隣席に誰が座るか気になる

さて、コロナは下火になりつつあるとはいえ首都圏の感染者数はまだ数千人います。マスクをはずして飲食する場所ではできるだけまだあまり喋ってほしくないのが本音。

だからどんな人が座るか気になるのです。

あ、女子高生らしき2人組が近づいてきました。(いやぁーペチャクチャ喋りそう。来るな来るな)と念じていたけど、「あ。ここ」とカバンを隣の椅子に置いてしまった。

(あーあ)と思ってると、一人の子の視線がさらに奥を見つめ「あっちのが…」と言って二人はカバンを取って移動していきました。(うんうん良い子だ)

    
もう一組懸念なのが見えます。注文後カウンタの近くでできるのを待っている10代のバカップ。ずーっとベタベタしっぱなしで、特に男の方が彼女に後ろからぴったり覆いかぶさりはりついて離れない。(二人羽織か!帰って家でやれー)

あれが来たらウザ過ぎ。(来るな来るな)との念が通じたか無事通り過ぎていきました。(良し良し)

私が一番来てほしいのは"おひとり様"です。ひとりなら老若男女誰でも良い。だってしゃべらず静かだもの。全席おひとり様専用の店にしてほしいぐらいです。

その次に希望するお隣さんは"熟年夫婦"。だってこちらもあまりしゃべらないもん笑。しゃべってもボソボソっと唾もあまり飛ばない感じの短い会話ってイメージだし。

昔、旅行で添乗員さんがバスの中で「楽しそうにずっと会話している中年カップルはだいたい夫婦ではなくて不倫旅行なんですよ」とか言って乗客を笑わしていましたが、実はちょっと真実味を帯びてましたね。

私がバカでした

そんなこと思い出していると、まさに50代位の男性と、顔は見えないけどそう若くないであろう女性が隣席に座ったのです。

(熟年夫婦だ、やった!)

女性が「買ってきますね」と立ってカウンタに行った後、男性がひとり静かに待って・・・(な、何っ!?)

なんと男性がどこぞに電話をかけ始めずっと話してるのです。しばらくして女性がトレイを持って戻ってきてもまだしゃべり続けている。それも結構な大きな声で。

(ちょっと話が違う!それに席で大声で電話かけるって昔からマナー違反じゃなかったっけ!?)

度が過ぎるので男の方を見つめ無言の抗議をすると、一瞬声は小さくなるけれどまたすぐ元に戻ります。

かなり長く話してから電話を切ると、今度は真向いの女性と話し始めました。

うわぁーしゃべるしゃべるしゃべる。男の方が9割方一方的に電話以上に大きな声で。何なのこの男!?

一瞬も黙ってる時がありません。私は本に集中したいのに真横で大きな声を出されて目は活字を追ってるのに内容が入ってこないのです。

当然話している内容は嫌でも私の耳に入ります。その内容から、

(違った、熟年夫婦じゃないっ!)

添乗員さんの話がよみがえります。でも不倫カップルではなく同じ職場の人のようです。女性の方が気を遣って(るのであろう)、男の自慢を認めるような短いあいづちなんかうつから、気を良くしてますます調子に乗ってしゃべっちゃう。

(あー、こういうのが上司だったらキツイなぁ)と思いつつ、もう私の方が耐えられず本をカバンにしまって席を立ちました。

立って初めてしっかり見たのですが、なんと男性の机の上には開いたおせんべいの袋と、マックのものではない缶コーヒーが!

「買ってきますね」と買って食べていたのは女性の方だけだったのです。

常識のなさ加減にあきれかえりました。

ああ、私がバカでした。

ごめんなさい女子高生!ごめんなさいバカップル!あなたたちの方がずっとマトモでした。偏見まみれの私を許して!!

日本人の二番目に多い誕生日は12月25日。では一番多い誕生日は?

366日のうちで日本人の最も多い誕生日はどの日でしょう?
厚生労働省の人口動態統計によると、2番目に多いのは12月25日だそうです。

では1位は?

【目次】

知り合いにもこの誕生日の人がいる

日本で 最も多い誕生日は「9月25日」なのだそうです。

次が「12月25日」「5月1日」「9月26日」と続きます。

連休など長期の休みがとりやすい感じの日が多いなという印象を受けました。お産の時、やはりパートナーや家族が一緒にいられる時選ぶ表れでしょうか。

皆さんの家族や知り合いの誕生日がこの上位4つの中にある!という方はいるでしょうか?

私は2人いました、やっぱり多いのですね。

生まれ月でみると、過去ずっと9月が最多だそうです。なぜでしょう?

それは何となくわかる気がします。

ただでさえ夏の暑さや冬の寒さはしんどいのに、それこそ大変な出産後すぐにそういう時期を迎えるのはちょっと避けたい。比較的過ごしやすそうな秋や春に生みたいと思うお母さんが多いからかもしれないですね。

一番少ない誕生日

では逆に1年で一番少ない誕生日はいつでしょうか?

まぁ「2月29日」が一番少ないという想像はつくと思うのですが(実際その通りです)、その次はわかりますか?

これは考えればそうだよねと思える日です。

答えは、
    
元旦「1月1日」です。

次が「1月2日」「12月31日」そして「1月3日」だそうです。

なるほど、年末年始に出産は控えたいですものね。というか、三が日は休診のお医者さんも多いので物理的にも出産が難しいという理由も多いのでしょう。

366分の1を共有する子

学校の同じクラスで自分と同じ誕生日の子っていましたか?

ひとクラス40人とすると、その中に同じ誕生日の組がいる確率を数学的に計算すると89%、約9割の確率でいるといいます。意外と高い確率に感じます。

自分ではなくても「同じ日に生まれた誰かと誰か」は、クラスに最低一組はいた計算なのですね。

芸能人や有名人で自分と同じ誕生日の人がいると勝手に親近感を覚えて、テレビで見かけるたび思い出したりします。「俳優の××と同じ誕生日なんだよ!」なんて友達に自慢したりして(だから何なの?ですが笑)。

もし同じクラスに生年月日も同じ子がいたら、きっと大人になってもその子のことは忘れないでしょうね。

ドラマ「ブラッシュアップライフ」が面白い

TVドラマ好きの私は当然、今クルーの各局のドラマの多くもチェックしています!

しかし何だか以前よりドラマの数が増えているような…。全部はとても見きれないので、ジャンルやキャストで気になるものをとりあえず録画して、1話目で気に入ったものを見続ける方式をとっています。

まだ全て始まっていないし録画も全部は見れていないのですが、結構面白そうなものがいつくつかあります。

今日はその中で結構気に入ったドラマをご紹介。

【目次】

ブラッシュアップライフが面白い

私が気になったのは「ブラッシュアップライフ(日曜 22時30分~日テレ系)」です。

安藤サクラ主演、脚本がバカリズムタイムリープヒューマンコメディー

フツーの独身女性のフツーの日常。

第1話では家族や子供時代からの仲良し友達(夏帆木南晴夏)とのたわいものない、本当に何でもない会話や日常のシーンが描かれます。

いかにもバカリズムっぽいというか、特別感のない、でもなんかすごくリアルな感じで。ごく身近な人とは本当にこんな感じ、正直どーでも良いような半分テキトーな話をしてるよなーと思える感じが続くのです。

私はこういうの好きなのですが、最近のタイパ重視とかでドラマを倍速視聴や大事なシーンだけ見てあとは飛ばし見する人は絶対見ないドラマだなと思いつつ見ていると、

ネタバレになるので詳細はいいませんが、この何気ない会話が後に伏線回収していくのですよー!。だから倍速や飛ばし見しちゃダメですよ。

2週目の人生で徳を積む

この主人公は33歳で突然死んでしまうのですが、もう一度同じ人間の人生をやり直すことになります。

徳を積まないと来世は人間に生まれ変われないらしいので、1週目人生の失敗を2週目で挽回しようとします。

何しろ33年間の記憶も知能も持ったまま赤ちゃんから人生をやり直すのですから(ちょっとコナン君ちっく?)同じ人生でもあらゆる面で視点が変わっています。
    
2週目の幼少期として90年代などがシーンで出てきます。VHSビデオやポケベル、たまごっちなどが続々と登場するので、その時代の記憶がオーバーラップして懐かしい!

30代後半以上の人はそういう面でも楽しめると思います。

まだ2話目なので、今後彼女は人生を何週するのかわかりませんが楽しみです。

将来がわかっている人生

でも、記憶を持ったまま人生やり直すってどんな感じなのでしょう。

親や友達の将来も知っているんですよ。自分がどこでどんな失敗するかも、受験・就職や恋愛・結婚や健康などの結果もわかっている。

それらを変えるために行動を変えてちょっと違う人生にしていく

そんなことを以前考えたことがあったけど、ブラッシュアップした人生は果たして幸せだと心から思えることになるのでしょうか。

今年の漢字は「戦」。来年はもっと明るい漢字の1年であってほしい

毎年恒例の世相を一字で表す「今年の漢字」が発表されましたね。2022年の漢字は「」でした。

【目次】

戦いの日々のイメージ

私は戦争の「」の方を予想していたのですが、「戦」を投票した多くの方々と感覚は概ね同じだったかと思います。

ロシアのウクライナ侵攻北朝鮮のミサイル発射といった実戦(いくさ)、それによるエネルギー価格高騰や円安などによる物価高や増税との戦い、また今年もコロナ防衛戦、それに最近ではサッカーW杯での「負けられない戦い」もこの漢字を想像させたことと思います。

2月には北京五輪の戦いもありましたが、皆もう記憶はかなり薄れてしまっているのかもしれませんね。

今年の漢字は12月12日発表

毎年清水寺で「今年の漢字」が発表されますが、私は今まで単に「年末近くの、だいたい今頃の時期に発表する」程度にしか思っていませんでした。

    
でも毎年"12月12日に発表"するのにはちゃんと理由があって、それは今日が「漢字の日」だからなんだそうですね。

いいじ(12)いちじ(12)」の語呂合わせで、毎年「いい字」を少なくとも「一字」は覚えてほしいという願いを込めて始めたとのことです。知りませんでした。

戦いの日々は続く

私も今年は戦い続ける日々でした。夫や親のコロナ感染もありましたし(私も未遂)、自分の仕事と、親の面倒や実家の片付けと家事などに忙殺される一年でした(もちろん自宅の家事も)。

この戦いは来年も続いていくことでしょう。というよりますます困難になっていくかもしれません。

それでも自分が動けて働けることに感謝です。

来年の今頃、2023年の世相を振り返った時、「喜」「楽」「明」「愛」「輝」「嬉」「笑」「生」「光」といった喜びや希望に満ちた漢字を皆が想像できる1年になりますように!

鶴岡八幡宮境内の「鎌倉殿の13人 大河ドラマ館」に行ってきました

鎌倉殿の13人」もついに実朝暗殺まで秒読みですね。

先月のとても天気の良い日、久しぶりに鎌倉に行ってきました。お目当ては鶴岡八幡宮境内で現在開館中の「鎌倉殿の13人 大河ドラマ」です。

【目次】

鎌倉殿の13人もいよいよ大詰め

「鎌倉殿の13人」では、生田斗真演じる後鳥羽上皇の側近「源 仲章(みなもとのなかあきら)」があまりにも"嫌なヤツ"のいい味出してて、twitterで流れてきた句に大笑いしてしまいました。

みなもとの なんか腹立つ なかあきら 顔はいいのに はいいのに

今も思い出して笑ってます。

ついに来週、この写真の場所で実朝が公暁に暗殺されてしまう、事件現場である鶴岡八幡宮の石段です。

↑この階段の左下の縄で囲われている所が、公暁が隠れていた大銀杏(イチョウ)のあった場所です。

倒れた大銀杏は今も生きている

2010年春の強風でこの銀杏の木が倒れてしまったというニュースには当時驚愕しました。樹齢千年と言いますから平安時代からずっと立っていたわけですが、平成でついに耐え切れずに倒れてしまった。

でも残った根は生きていて、今新しい若木がスクスク育ってきています。

↓この写真の手前のイチョウの葉がそれです。早く大きくなーれ!

八幡宮をお参りした後は「鎌倉殿の13人 大河ドラマ」に向かいます。

この館は境内の源氏池に面した、眺めの良い場所にありました。(ちなみに隣接しているカフェもとてもお洒落です)

ドラマで実際に使った様々な小道具や衣装、出演者のパネルや相関図、鎌倉の歴史など展示と映像などがあって、ドラマを観ている人には「ああ、あの時でてきた××だ!」などとハマります。

↓これは見覚えありますか?実朝の衣装です。頼朝、義時、泰時などの衣装や兜なども飾ってありました。

撮影セットで頼朝・雅子と一緒に写真を撮ったり、今や懐かしくなっている義経(菅田将暉)等身大パネルの写真を撮ったり、ミーハー全開で見て回りました。

他にも撮影・制作のウラ側などオリジナル映像も流れていて興味深かったです。

鎌倉国宝館で義時の死因を知る

この館のチケットで鎌倉国宝館鎌倉歴史文化交流館にも無料で入れるので、やはり境内にある鎌倉国宝館も見学しました。国宝がずらっと並んでいて壮観です。

様々な資料も飾ってあり、その中に史実として北条義時脚気と暑気あたりで亡くなったという資料がありました。熱中症でしょうか? 意外な死因でした。

↑境内を出たすぐの所に、中川大志が演じた畠山次郎重忠の邸宅があったと石碑が立っています。

このあたり一帯は頼朝の開いた幕府の中心地なのですから、鎌倉殿の側近たちも皆この周辺に住んでいたわけです。だから様々な旧跡が近辺のいたるところにあります。

源頼朝北条義時の墓がある史跡法華堂跡も、鶴岡八幡宮から歩いて10分位の場所にあります。ここで鎌倉の地を見下ろしながら眠っているのですね。また大江広元の墓も近くにあります。

帰り道、小町通りでお茶をして、鶴岡八幡宮から鎌倉駅までまっすぐ続く若宮大路の途中にある鎌倉 豊島屋 本店で「鳩サブレー大河缶北条編」を記念に買って、小旅行は終了です。

近郊なので旅行って距離ではありませんし、八幡宮周辺だけでしたが久しぶりの鎌倉を満喫できました。

大河ドラマもあと4回

大河の残り4回で、実朝の死後のゴタゴタ、そして政子の大演説・承久の乱と、その後どんなドラマの展開になるか楽しみです。

史実として義時の後に執権になる長男 泰時が、慣習や道徳を元に御成敗式目を編纂しますが彼の真面目さが垣間見れるような気がします。

もしかしたらその一部は現代でも名残あるのかもしれない(時効取得など)と思うと興味深く、大河の最後の主役は泰時(坂口 健太郎)なのかもしれませんね。

ギネス世界記録、178人の「タナカヒロカズ」さん。佐藤・鈴木さんも反撃?

世の中の「タナカヒロカズ」さんが大集合してギネスに挑戦し、みごと同姓同名の人を集めたギネス世界記録を達成したという面白いニュースが目にとまりました。

【目次】

あなたの周りの「タナカヒロカズ」さん

今回3歳~80歳までのタナカヒロカズさんが一堂に集結。元プロ野球(近鉄)選手の田中宏和投手も参加したとのこと。

今までは米国の「マーサ・スチュワートさん164人がギネス記録だったそうですが、日本は漢字の違いでばらけてしまうため、過去の挑戦では記録更新ならずだったといいます。

でも、漢字ではなく読みで良いということがわかって今回再チャレンジした結果みごと178名でギネス記録更新につながったとのこと。

呼びかけに応じその会場に行ったタナカさんの中には、きっと「俺はギネス世界記録保持者なんだぞ」と周囲に自慢している人もいるんだろうな、なんて勝手に想像して笑ってしまいました。

今はこのサイトでさらに「タナカヒロカズ」さんを募っていて、まだどんどん人数が増えています。

    

日本で最も多い同姓同名

一方、日本で最も多い同姓同名は「田中 実さん」だそうです。私の学校や会社にも「田中 実さん」がいらした記憶があります。

調査結果や年によっても違うけれど、以下「佐藤 清さん」「佐藤 進さん」「鈴木 茂さん」あたりがBest5に入るようです。やはり田中、佐藤、鈴木の3大苗字は強いですね。

それにしても上位は皆名前が一文字というのはなんだか興味深いです。

このあたりの同姓同名の皆さんはきっと黙っていないことでしょう!きっとギネス記録更新にむけ集結を図るかもしれませんね。

発起人のタナカさんは「こんなばかばかしい記録」と言って笑っていますが、何か暗いニュースの多い中で、こんなチャレンジも悪くないですよね。

君の名は。瀧と三葉の再会は天文学的な確率

先日テレビでもまた「君の名は。」を放送していましたね。ご覧になった方も多いことでしょう。封切られた当初、職場でも話題になっていて私も映画館に観に行きました。

この感動的なラストシーンの実現性を、大真面目に数学的に計算し確率をはじき出した記事が面白かったのでご紹介します。

【目次】

瀧と三葉の奇跡の再会

瀧と三葉がお互いの記憶をなくして数年後、すれ違う電車の中からふと目があった二人は何かを感じ、電車を降りて"誰か"を探し始める・・そしてついに神社の階段で再開するラストシーン。

の神社の階段のモデルは、丸の内線 四ツ谷三丁目駅、JR中央線 四ツ谷駅が最寄り駅の「四谷須賀神社 男坂」。

階段の上から見下ろす風景はまさにアニメとそっくりです。(いや違った、アニメが現実の風景とそっくりなんでした・・)

ファンの間で聖地となっていて巡礼者がひっきりなしに訪れていたようですが、今はどうなんでしょう。

この記事は、現実の地理上で再会できる確率を計算してみたというものですが、驚くほどの低い確率に逆に感動してしまいました。

天文学的な出会う確率

すれ違いざま目が合った二人が乗っていたのは違う電車ですから降りた駅も違います。そこからその神社へ、同じタイミングで同じ場所にたどりつく。これがいかに天文学的な確率であるかが計算でわかります。

    
別に"その神社に行く"ということが決まっているわけでもなく、たまたまそこで出会っただけなのだから、その"たまたま"は二人それぞれの道の分岐点ごとにどれを選ぶかでどんどん確率が下がっていくわけです。

計算の詳しいことはこの記事を読んでいただくとして、結論は

2人が須賀神社で会う確率は「299溝 7520穣 8460杼7888垓分の1」

ひーっ!(コウ)とか(ジョウ)とか、初めて聞く単位ですよー。

億・兆・京・垓ぐらいまでは聞いたことがありますが、溝というのは垓のさらに3つ上の桁です。

それをふまえると、一体どれだけ強い運命の糸で結ばれていたんだって話ですね。

でもよく考えれば私たちだって、この時代のこの地球のこの日本のこの場所に生れ育って、恋人やパートナーなど特別な人とその時その場所で出会った確率って、実はもっと天文学的な数字で、まさに"運命"なのかもしれませんね。

♪ あの日あの時あの場所で君に会えなかったら、僕らはいつまでも見知らぬ二人のまま

小田和正ラブ・ストーリーは突然にの歌詞を思い出してしまいました。

ちなみにですが・・・瀧君がアルバイトしていたお洒落なカフェのモデルはその神社から歩いて15分、新宿御苑駅から徒歩5分位の「カフェ ラ・ボエム 新宿御苑」だそうです。

ブームも一巡していることですし、もし新宿界隈に行くことがあれば神社やこの店に寄って映画のシーンを思い出してみてもいいかもしれませんね。

また駅前でドラマ撮影、今度は見物を決め込む

6月に駅前でドラマのロケに遭遇し、でもなぜか交通整理スタッフに静止されなかったため、知らずにエキストラと一緒に歩く羽目になってしまった話を書きましたが、

そのひと月後にもまた同じ場所でロケをやっていました。以前と同じ番組だったのかどうかはわかりませんが、今度はさらに大がかりな撮影でした。

【目次】

平日夕方の撮影で大勢の人だかり

今度の撮影は平日でした。私が駅から出てきた時にはあたりはもう暗くなりつつあったので、最初に目にとびこんできたのはカラフルな撮影照明の色とりどりの明かりでした。

「あれ?」と思って歩き進めると、大勢の人だかり多くの撮影機材、そして撮影隊の人たちが見えてきました。

「またここで撮影してるんだ」と先月のことを思い出しつつ、帰り道でしたし「今回は少し見物していくか」と近づいて、しばらくその場で立ち止まり撮影風景を見ていました。

周りから聞こえてくる会話や、その場で検索したTwitterなどから、この撮影は何のドラマか・誰がいるのか・何色の服を着ているのが女優の誰それか・昼からずっと撮影していることなど様々なことがすぐわかりました。

Twitterはこういうリアルタイム情報にはすごい威力ですね。
    
それは先月までやっていた夏ドラマで、録画して毎週観ているものだったのでちょっとワクワクしました。好きな主演俳優のロケ風景写真もTwitterに投稿されていたので「どこどこ?」と探す単なる野次馬と化していました。

ドラマの設定は現実とは全く違う

今回は見物人は徹底的に排除されました。規制する係もひとりやふたりではなく、広範囲にわたりどこで見ようとしても「すみませーん!そこ立ち止まらないでください!」と追い払われます。見物人とのいたちごっこが繰り広げられていました。

しかしそこまでやるなら平日の夕方、通勤時間帯の駅近くなんかで撮影とかしなきゃいいのにとも思いましたが…

その時見たものが実際のドラマではどのように使われるのか、興味を持ってその後のドラマを注意深く見ていたら、約1か月後にバッチリ見覚えのある光景が何度も出てきました。

「なるほど、こういうシーンで使ったのね」とはっきりわかって面白い。現実とは全く異なる設定場所となっていて、知っている身としては「ありえないでしょ」なのですが、それもドラマの面白味です。結局私も単なるミーハーですね。

秋ドラマも出そろったことですし、さあどれが一番面白いかな。

日本の四季はどこへ?どこで季節を感じる?

思い起こすと今年は6月に「梅雨はどこ?」と言うほどいきなり真夏の様相でした。7月の東京は観測史上最長の猛暑日を記録し、かと思えば雨が続き気象庁は後付けでそれを梅雨と発表。9月も暑い、10月に入ってもまだ半袖!と思いきやいきなり真冬の寒さ!…みたいな感じで翻弄されっぱなしですね。日本の四季は一体いずこへ。

【目次】

季節を最初に感じるのはなんとダイソー

昨今、日常生活の中で日本の季節を最も早く感じるのは100円ショップのダイソーかもしれません。

ダイソーでは2~3カ月先の季節やイベントに合わせた関連商品を店の入り口付近や最も目立つ場所に展示しているので、店の近くを歩くだけでもそれらが目に飛び込んでくるのです。

現実の気温や天気はどうも季節のうつろいがわかりづらくなってきているけれど、この店の中には少し先の季節や行事がシンボリックにわかりやすく示され、「四季とはこういうものなんだよ」と教科書の役割をしてくれているみたいです。

2月には一面桜(ピンク色)の商品が並び「あぁもうすぐ春かぁ…」と、ちょっと心が動く感覚を得ます。

夏関連商品が終わる9月には、店の入り口付近は紅葉をデザインした商品やハロウィングッズで埋まりました。今はそれも徐々に縮小していて、すでに来年のカレンダーや手帳が並んでいます。そして、じきにクリスマス関連商品が棚一面に並ぶことでしょう。

    

昔はこういう感覚はスーパーで感じていました。初物や、旬の野菜や果物が出ているのを見て「秋だなぁ」とかね。今ももちろんそういう面はありますが、栽培技術や輸入の変化などにより、店頭に一年中並んでいたりして、昔ほどの"旬"を感じることが少なくなっている気がします。

あとはテレビCM。これからおでんやシチュー、風邪薬、布団などの宣伝が増えてくることでしょう。

今年の紅白司会者

そして10日にはNHKが「第73回紅白歌合戦」の司会を発表しました。これも「え、もう紅白?もうすぐ今年も終わりかぁ…」という季節を感じるサインです。

紅白の司会は3年連続で大泉洋、初の橋本環奈、NHK桑子真帆アナ。

大泉洋大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で源頼朝を演じたから、紅白でも絶対このネタ盛り込んでくるでしょうね。

"紅白"対抗というのは元々源平合戦の、平家の赤旗・源氏の白旗が由来ですから、源氏の大将 源頼朝として大泉洋が白組だったらぴったりですね。

その「鎌倉殿の13人」ですが、面白くて毎回楽しみに見ています。これまで正直ほとんど知らなかった(というより興味が持てなかった)鎌倉時代や源平、北条などもちょっと面白く感じて、歴史を再度見直してみたりしています。

ただドラマと違って現実はもっともっとシビアで凄惨な世界だったのでしょうけれど…

なんだか久しぶりに鎌倉に行きたくなりました。鶴岡八幡宮に「鎌倉殿の13人 大河ドラマ館」があるというので行ってみようかな。